JP/EN

 

Foresight in sight

ニュースリリース

2005年11月9日

日本ユニシス
紀陽銀行が、次期基幹系システムとして「次世代オープン勘定系システム
『BankVision®』」の採用に基本合意

 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井勝人、以下 日本ユニシス)は、株式会社紀陽銀行(本店:和歌山県和歌山市、頭取:片山博臣 氏、以下 紀陽銀行)と、同行における次期基幹系システムについて日本ユニシスが提供する「次世代オープン勘定系システム『BankVision』(注1)」の採用を前提に検討着手することで合意し、本日、双方の間で「基本合意書」を締結しました。

 日本ユニシスは、長年にわたり紀陽銀行のシステム構築を手がけ、現在の基幹系システムの稼働など、同行のITパートナーとしての役割を担ってきました。また、紀陽銀行は、地方銀行において経営戦略上、今後必要となる新しいバンキングシステムの共同研究、企画、およびその実現に向けた対応策の策定と実証モデルの開発を行うため、日本ユニシスが自社勘定系ユーザの7行と設立したS-BITS®コンソーシアム(注2)にも積極的に参画してきました。

 今回、紀陽銀行は、日本ユニシスからのオープンシステム(注3)での次期基幹系システムの提案に応じ、S-BITSコンソーシアム参加の地方銀行7行の中で、第一号ユーザの百五銀行に続き、2行目の銀行として『BankVision』の採用合意に至りました。
 これにより、日本ユニシスにおける地方銀行の『BankVision』採用ユーザ数は、5行(百五銀行、紀陽銀行、筑邦銀行、佐賀銀行、十八銀行)になります。

 今後、日本ユニシスと紀陽銀行では、日本ユニシスが提供している共同運用センターを利用するアウトソーシング形態での運用を視野に入れ、移行方法、スケジュールなどの詳細について両社で協議を行っていきます。

 日本ユニシスでは、紀陽銀行が『BankVision』の採用合意に至った主な要因を以下のように分析しています。

『BankVision』は、Windows®環境における新技術を全面的に採用した最新オープン系システムであり、将来にわたって技術的先進性を確保するために伸張性の高いオープン技術を全面的に採用している事から、銀行ビジネスモデルの変革に対して柔軟に対応できること。
『BankVision』が、メインフレームで稼働する現行システム「TRITON®(注4)」と同等以上の可用性/安定性/安全性を確保していること。
『BankVision』の採用により、銀行業務の24時間・365日稼働の対応や、新商品/新サービスへの迅速な開発、提供が可能になること。

 日本ユニシスでは、これまで培った地方銀行基幹系システム構築の実績をベースに、今後さらなる販売体制を強化・推進を図り、地方銀行からの新たな受注拡大を目指していきます。



注1: 次世代オープン勘定系システム「BankVision」
既存勘定系システム資産と専門業務ノウハウ、最新ITスキルを最大限に活用し、オープンプラットフォームで勘定系処理機能を提供します。次期オープン基幹系システム「BankVision」の特徴は、主に以下の通りです。
  • オープン金融業務処理基盤「MIDMOST®」採用によるポータビリティ(移植性)を備えたシステム構造により、コストと安全性のベストバランスの継続的な維持が可能。
  • テーブルウェア化/コンポーネント化(部品化)の採用により、顧客層に応じたきめ細かい新商品/新サービスの提供や銀行経営戦略/収益構造変革へのスピーディな対応が可能。
  • 銀行システムの広範な範囲を、堅牢性の高いアーキテクチャを有するミッションクリティカル・サーバ「Unisys Enterprise Server ES7000」、およびグローバルスタンダードなオープンプラットフォーム「Microsoft® Windows Server™ 2003 Datacenter Edition」および「Microsoft SQL Server™」にて提供し、バンキングシステム全体としての親和性と効率化を大幅に向上。
  • 営業店事務を支援するチェック/省力化機能により、堅確化と合理化のさらなる促進を実現。
  • 店舗形態や取引パターンに柔軟に対応する営業店連携取引機能により、柔軟かつスピーディな店舗戦略立案/営業体制の構築が可能。
注2: S-BITS(Succeeding Banking Information Technology for Success consortium、エスビッツ)コンソーシアム
2000年11月15日に設立。参加行は秋田銀行、北越銀行、山梨中央銀行、百五銀行、紀陽銀行、大分銀行、鹿児島銀行の7行。
注3: オープンシステム
様々なメーカのソフトウェアやハードウェアを組み合わせて構築されたコンピュータシステム。各社がオペレーティング・システムやアプリケーションソフトの外部仕様を公開することで実現されている。価格や性能を比べてもっとも良い製品を組み合わせることができるというメリットがある。
注4: TRITON(トライトン)
メインフレーム上で稼働する基幹系システムとして、日本ユニシス、紀陽銀行、百五銀行との3者で共同開発し、1993年5月両行にて同時本番稼働した。その後、日本ユニシスのメインフレームユーザの多くに採用されてきた。

以上


注釈/リンク

[Back]