メニューへ移動  本文へ移動 日本ユニシス株式会社

平成19年5月7日

百五銀行、日本ユニシス、マイクロソフト
世界初、Windows Server®、SQL Server™を基盤とした
フルバンキングシステムが百五銀行で稼働開始
〜百五銀行は地域トップ地銀として、お客様に最先端サービスと商品を提供〜




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 株式会社百五銀行(本店:三重県津市、頭取:前田 肇、以下 百五銀行)は、日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)と共同開発した勘定系システム『BankVision®(バンクビジョン)(注1)』を使用し、昨日から業務を開始しました。『BankVision』は、マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役 社長:ダレン ヒューストン、以下マイクロソフト)が提供するWindows Server、およびSQL Serverを基盤に開発した「次世代オープン勘定系システム」です。

 百五銀行は、今回新しく稼働した勘定系システムを使用し、より付加価値の高い、お客様に最適の新サービスをタイムリーに提供することが可能になり、中部地区のトップ地銀としての地位を強固なものにしていきます。

 『BankVision』は百五銀行の業務ノウハウと、S-BITSコンソーシアム(注2)で研究した機能要件をベースに、日本ユニシスが長年、銀行勘定系システム構築で培ってきた技術やノウハウを融合し、マイクロソフトのWindows Server とSQL Serverを基盤とした世界初のフルバンキングシステム(注3)です。
 また『BankVision』は、日本ユニシスが他社に先駆け、オブジェクト開発手法とサービス指向アーキテクチャ(SOA)の考え方を採用して構築したコンポーネントベースの最先端銀行勘定系システムです。従来、汎用機でしか実現できなかった、瞬時の切替処理を始めとする堅牢な障害対策と「24時間365日ノンストップ稼働」をオープン機で実現しています。

 百五銀行は、2003年12月、日本ユニシスの次世代勘定系システムのモデル行として共同開発を進めていくことを発表しました。先進のオブジェクト開発手法とミッションクリティカル(注4)向けサポートモデルを採用し、Windows ServerおよびSQL Serverを全面活用した日本ユニシスの提案が「日本で最も進んだ顧客サービスの実践」、「最先端のサービスと商品の提供」、「お客様の期待を超えるご満足の提供」という百五銀行が目指すコーポレートステートメント「FRONTIER BANKING」の実現に最適であると評価したためです。

 一方、日本ユニシスとマイクロソフトは、2000年にWindows Serverを基盤とするミッションクリティカル・システムの実現に向けた包括提携を結びました。その後、さまざまな企業のミッションクリティカル・システムにWindows ServerおよびSQL Serverを活用し、構築を手がけてきました。さらに、2003年12月、従来の協力関係を一層強化し、世界最高水準の安定性と堅牢性を必要とするWindows ServerおよびSQL Server を基盤とした銀行向けフルバンキングシステムの実現を目的に共同プロジェクトを開始しました。
 本プロジェクトにおいては、マイクロソフトのコンサルティングサービス部門、ならびに米国本社製品研究開発部門との大規模かつ広範囲な共同作業を実施し、高度な可用性と処理能力、強固なセキュリティなど、ミッションクリティカル・システムに必要とされる要件の実現に向けて実機を使って検証作業を行ってきました。
 その共同プロジェクトの最初のシステムとなったのが、今回の百五銀行における『BankVision』の稼働です。

 『BankVision』の開発は順調に推移し、綿密なテストを経て、昨日2007年5月6日に百五銀行でATMサービスを開始、5月7日には全店、全業務へのサービスを開始しました。

 今後、百五銀行は『BankVision』のメリットを最大限に活かし、ATM取引時間帯の拡大、休日窓口営業の実施など、地域のお客様に提供するサービスや商品を充実し、金融制度の変更やビジネスモデルの変革に柔軟に対応していきます。

 日本ユニシスは、今回の『BankVision』稼働の実績を、すでに同システムの採用を決めている、紀陽銀行、筑邦銀行、佐賀銀行、十八銀行、鹿児島銀行と共有し、各銀行ニーズを取り入れながら、将来に亘り機能拡充を図っていきます。

 マイクロソフトは、お客様の経営課題を解決する最適な基盤として、地方銀行の勘定系システムのようなミッションクリティカル環境におけるWindows Serverおよび SQL Serverを中心としたマイクロソフトのアプリケーションプラットフォームを、日本ユニシスとのパートナーシップに基づき、拡販していきます。

以上

注1:次世代オープン勘定系システム『BankVision』
既存勘定系システム資産と専門業務ノウハウ、最新ITスキルを最大限に活用し、オープンプラットフォームで勘定系処理機能を提供する。『BankVision』の主な特徴は以下の通り。
  • オブジェクト開発技法のコンポーネント化を実装し、銀行業務に最適なオブジェクトを導出したこと、これらをSOAの考え方に基づきサービス単位でコンポーネント化(部品化)することにより、変化に対し柔軟性の高いシステムを実現。
  • テーブルウェア化の採用により、顧客層に応じたきめ細かい新商品/新サービスの提供や銀行経営戦略/収益構造変革へのスピーディな対応が可能。
  • オープン金融業務処理基盤「MIDMOST®」採用によるポータビリティ(移植性)を備えたシステム構造により、コストと安全性のベストバランスの継続的な維持が可能。
  • 銀行システムの広範な範囲を、堅牢性の高いアーキテクチャを有するミッションクリティカル・サーバ「Unisys Enterprise Server ES7000」、およびグローバルスタンダードなオープンプラットフォーム「Microsoft® Windows Server™ 2003 Datacenter Edition」および「Microsoft® SQL Server™ 2005 Enterprise Edition」にて提供し、バンキングシステム全体としての親和性と効率化を大幅に向上。
  • 営業店事務を支援するチェック/省力化機能により、堅確化と合理化のさらなる促進を実現。
  • 店舗形態や取引パターンに柔軟に対応する営業店連携取引機能により、柔軟かつスピーディな店舗戦略立案/営業体制の構築が可能。
注2:S-BITS(Succeeding Banking Information Technology for Success consortium、エスビッツ)コンソーシアム
地方銀行において経営戦略上、今後必要となる新しいバンキングシステムの共同研究、企画、およびその実現に向けた対応策の策定と実証モデルの開発を行うため、日本ユニシスの勘定系ユーザ行が設立したコンソーシアム。2000年11月15日に設立。現在の参加行は秋田銀行、山梨中央銀行、百五銀行、紀陽銀行、筑邦銀行、佐賀銀行、十八銀行、大分銀行、鹿児島銀行の9行。

注3:フルバンキングシステム
国内/外国勘定系に加え、対外系、チャネル・ハブ、資金証券系、融資支援系など、日本ユニシスのUNIFINEコンセプトにもとづく全商品を総称してフルバンキングシステムと呼んでいる。

注4:ミッションクリティカル
24時間365日、止まらないことを要求される基幹業務、あるいは、そのような業務遂行のために使用されるコンピュータシステムのこと。企業の基幹システムに誤りや中断、セキュリティ上の問題が発生すると、業務の中断だけでなく巨額の損失の発生や信用の失墜を招く危険性がある。このため、このような業務に使用されるシステムには、極めて高い信頼性や耐障害性、障害発生時に被害を最小に食い止める様々な機能、万全のサポート体制などが必要となる。このような性質をミッションクリティカルと呼ぶ。


注釈/リンク

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