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Foresight in sight

ニュースリリース

2015年1月28日

大日本印刷と日本ユニシス
多様なキャッシュレス決済を実現する「国際ブランドプリペイド」の
決済プラットフォームサービスを提供 〜 国内初、発行・決済システム構築からカード製造、業務受託、マーケティングまでのワンストップサービス 〜

大日本印刷株式会社(以下:DNP)と日本ユニシス株式会社(以下:日本ユニシス)は、グローバル規模で市場が急成長している「国際ブランドプリペイド」の分野で協業を開始します。

第一弾として、国際ブランドプリペイドのカード発行・決済管理のプラットフォームを共同開発し、カード発行会社に対してクラウドサービスにより提供します。カード製造、申込書入力などの業務受託、カード利用履歴を活用したマーケティング支援などと組み合わせて、4月から販売します。カード製造・発行からカード決済管理、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、マーケティングまでワンストップでサービス提供するのは国内初となります。

【サービス開始の背景】

国際ブランドプリペイドは、Visa、MasterCard、JCBなどの国際ブランドの全世界のカード加盟店で利用できる前払い(プリペイド)方式の電子決済サービスです。原則として申込時の入会審査が不要で、年齢制限もないため、手軽に申し込みできます。また、入金(チャージ)した金額を超える利用はできないため、支出が管理しやすいという特徴もあり、幅広い年齢層の生活者や海外からの旅行者などの間で急速に普及すると予想されています。特に日本では、諸外国より現金による小額決済が多いため*1、カード発行会社は新しい決済手段となる国際ブランドプリペイド需要に期待して、提携企業の開拓に注力しています。

このたび、国際ブランドプリペイドサービスの国内トップクラスの提供実績*2があるDNPとDNPグループでカード決算分野に特化したシステム開発実績を持つ株式会社インテリジェント・ウェイブ、および金融業界や航空業界などで培ってきたミッションクリティカルなシステム開発・運用ノウハウを持つ日本ユニシスは、カード発行会社の国際ブランドプリペイドへの期待に応えるべく、クラウド基盤を活用した国際ブランドプリペイドの汎用型決済プラットフォームを共同で開発し、DNPと日本ユニシスが共同でカード発行会社へサービス提供することに至りました。

■国際ブランドプリペイドの利用イメージ

利用イメージ
 

【決済プラットフォームの概要】

国際ブランドプリペイドのサービス導入・運用に必要なカード番号管理、会員管理、売上・残高管理などの基本機能と、店舗接続、チャージ方式、ポイント連携などのカード発行会社および提携企業の独自機能をカスタマイズし組み合わせてクラウドサービスで提供します。

提供する決済プラットフォームの特徴は、以下のとおりです。

  • クラウドサービスで提供することで独自開発によるシステム導入に比べて初期コストを抑え、短期間でサービス開始が可能となります。
  • あらかじめパッケージ化された共通機能とカード発行会社ごとの個別要件をカスタマイズし組み合わせて提供します。
  • 国際ブランドは、Visa、MasterCard、JCBに対応します。
  • 本サービスはPCI-DSS*3に準拠し、高セキュリティ環境で運用します。


両社は本サービスを、カード製造や申込書入力などの業務受託のほか、カード決済と連携した店舗への送客サービスなどのマーケティング支援と組み合わせて提供し、カード発行会社や、提携サービスを提供する流通・小売などの企業の、顧客向けサービスの充実につなげていきます。

【今後の取り組み】

DNPと日本ユニシスは、カード発行会社や提携企業の顧客向けサービスを向上させる施策に重点をおくことで、生活者と企業の双方にメリットのあるサービスを目指し、日本国内の官民が一体となって展開されるキャッシュレス決済の促進*4に貢献していきます。今後は、デビットなどの他の決済サービスやCLO*5 との連携により、さらにサービスの充実を図っていきます。DNPと日本ユニシスは、小売・流通・金融機関などに本サービスを提供し、2018年までの4年間累計で300億円の売上を目指します。

2012年8月に業務提携したDNPと日本ユニシスは、企業・業界横断でマーケティングが行われるという企業変化を対象にした共同戦略「マーケティングプラットフォーム」を推進中です。この重点領域として「次世代ペイメント」、「デジタル広告」、「デジタルコンテンツ」、「デジタルコマース」にフォーカスしており、今回開始するサービスは「次世代ペイメント領域」の取り組みを進めるものです。今後も、企業のマーケティングを進化させるさまざまなサービスを順次展開していきます。

以上
注記
注1:日本における現金による小額決済
2012年度の小売・サービスの民間支出のうち3,000円以下の決済は、約92%以上が現金決済
出典:「NEW PAYMENT REPORT 2014」 日本カードビジネス研究会

注2:DNPの実績
DNPは2013年から国際ブランドプリペイドのカード製造およびプロセッシングシステムのASPサービス、申込書の入力業務などのBPOサービスなどを提供し、これまでに1,000万枚を超える国際ブランドプリペイドのカード発行および運用実績があります。
注3:PCI-DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)
国際ブランドが設立した団体が策定しているカード番号を取り扱う事業者に対するセキュリティ基準。
注4:日本国内の官民が一体となって展開されるキャッシュレス決済の促進
2014年6月24日に閣議決定された「日本再興戦略」改訂をもとに、12月26日に経済産業省から「キャッシュレス化に向けた方策」が公表されています。
http://www.meti.go.jp/press/2014/12/20141226003/20141226003.html
注5:CLO(Card Linked Offer)
カード利用履歴に応じて加盟店の特典を提案するサービス。

商標、登録商標
  • 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
関連リンク

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