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Foresight in sight

ニュースリリース

2015年8月18日

日本ユニシス、ユビテック
神戸市でワンウェイ方式のマルチポート型カーシェアリングサービスを開始 〜 多様な電動車両を用いた新たな都市交通サービスを実証 〜

日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)と株式会社ユビテック(本社:東京都品川区、社長:宮内 健一、以下 ユビテック)は、電気自動車(EV)/超小型モビリティといった多様な電動車両(マルチモビリティ)による、複数の貸出ポートで自由に乗り降り(ワンウェイ方式)が可能なマルチポート型カーシェアリングサービスを神戸市において行い、本日から利用者の募集を開始します。

このたび開始するマルチモビリティによるマルチポート型カーシェアリングサービスは、環境省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」(注1)の採択を受けて、人と環境に優しい都市交通体系の実現を目指す神戸市を実証フィールドとして実施します。

本実証事業は、公共交通およびカーシェアの利用促進によるCO2削減を行い、将来的な地球温暖化対策の強化を行うことを目的としています。利用者の利用機会の向上、事業者の運営費用低減を図るため、新たに開発したマルチテナント方式(複数事業者による共同利用方式)による共同利用プラットフォーム(カーシェアリングシステムサービス)の有効性やCO2削減効果の検証を行います。

EVを用いたマルチポート型カーシェアリングサービスは、海外ではパリのAutolib(オートリブ)などの先行事例があります。また、国内でも2014年3月の規制緩和によってワンウェイ方式でのサービス提供が可能となり、横浜市での実証事業など複数の取り組みが行われています。このようにマルチポート型カーシェアリングサービスは「人と環境に優しい都市交通体系」を実現する新たなサービスとして大きく期待されています。しかし一方で、車両が特定の貸出ポートに偏ってしまうことによる運用の課題が存在することも明らかになっています。

そこで、本実証事業では、貸出ポートと貸出車両の需給を予測するシステムを用いることで、車両の偏りを事前に予測、把握し、効率的な配車と回送の実現にも配慮したサービスの提供も行います。

日本ユニシスとユビテックは、大都市部(職住遊複合エリア)や地方部(観光地)など、環境に優しい交通の実現を目指す多くの地域で急増するニーズや課題に対応したカーシェアリングシステムサービスの提供によって、未来の社会を支える新たな地域交通サービスの実現を目指していきます。

本実証事業の概要は以下のとおりです。

【本実証事業の概要】
  • 実施期間:2015年8月22日(土)〜2016年1月31日(日)
    (うち貸出時間帯:8:00〜22:00)
  • 使用車両:計20台
    • 電気自動車(EV)
      三菱アイ・ミーブ 5台
    • 超小型モビリティ
      日産ニューモビリティコンセプト 10台
      トヨタ車体コムス 5台
    ただし、日産ニューモビリティコンセプトの貸出については、2015年11月からを予定しています。
  • カーシェアリング利用受付窓口:
    1. 入会受付Webサイト:https://carshare.smartoasis.jp/seamo/
    2. 現地入会受付窓口:計3か所
      • 神戸ハーバーランド umieモザイク(2015年8月22日(土)より開設)
        住所:神戸市中央区東川崎町1-6-1 受付時間:9:00〜18:00
      • 元町通り5丁目ステーション(2015年9月1日(火)より開設)
        住所:神戸市中央区元町通り5-5   受付時間:9:00〜18:00
      • 生田川雲井通りステーション(2015年9月1日(火)より開設)【KIITOカーシェア受付】
        住所:神戸市中央区元町通り1-1    受付時間:9:00〜18:00
  • カーシェアリング貸出ポート(候補地):計9か所
    • 神戸ハーバーランドumieモザイク(受付&貸出)
    • 北野会館
    • かもめりあ駐車場
    • メリケンパーク西側駐車場
    • KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)
    • 神戸駅北側駐車場
    • 元町通5丁目ステーション(受付&貸出)
    • 北野通りポート
    • 生田川雲井通ステーション(受付&貸出)
    ※貸出ポートは、最終的には20か所へ拡大する予定としています。
【神戸市のカーシェアサービスの主な特徴】
  • 自由に乗り降り可能なワンウェイ方式のマルチポート型サービスの提供
    umieモザイクで三菱アイ・ミーブを借りてKIITOで返却、KIITOでトヨタ車体コムスを借りてumieモザイクで返却するなど、利用者は、直前車両取り置き方式により、スマートフォンなどで簡単に複数の貸出ポート(最大20か所)で多様な電動車両(最大3種)を自由に乗り降りすることができます。これにより利用目的にフィットした車と場所を選択可能です。
  • 異なる複数のカーシェアリング事業者との連携サービスの提供
    マルチテナント方式(複数事業者による共同利用方式)でシステムサービスを提供することで、遠隔地を含む他事業者のカーシェアサービスを複雑な手続き無く利用できます。これにより旅行などで長距離の運転をしなくても、(目的地まで電車で行き)旅先でスムーズにカーシェアが利用できるようになります。なお、神戸市のカーシェアリング会員は、神戸市の利用カードを用いて、京都府けいはんな学研都市地区で運営予定のカーシェアリングサービス「QuickMove(クイックムーブ)」を利用することもできます。
    (別途、「QuickMove(クイックムーブ)」規約確認の手続きが必要となります。)
  • カーシェアリングの運用効率化支援(「需要予測システム」との連携)
    マルチポート型サービスにおける事業運営上の課題(車の偏在など)解決のため、「需要予測システム」との連携による運用効率化支援を行います。事業運営者は、利用実績に基づいた各貸出ポートと貸出車両の需給の予測を定期的に把握することができ、効率的な車両の配車と回送を行うことができます。これにより「利用したいポートに車が無い」、「返却したいポートに空きが無い」といった利用機会の損失を防ぎます。
【関係各社の役割】
  • 日本ユニシス株式会社
    カーシェアリングシステムサービスの開発・提供
  • 株式会社ユビテック
    カーシェアリングシステムサービス向け車載機の開発・提供
  • 三菱重工業株式会社
    カーシェアリングシステムサービスの運用効率化支援(需要予測システムの提供など)
  • 六甲産業株式会社
    カーシェアリングのオペレーション(車両管理・メンテナンスなど)
    カーシェアリングのカスタマーサービス(カーシェアリング会員の募集など)

以上

【カーシェアリングシステムサービスの画面イメージ】

【実証イメージ】

注記
注1:CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業

環境省が、将来的な地球温暖化対策の強化につながるCO2排出削減効果の優れた技術の開発・実証を民間企業、公的研究機関、大学などへ委託又は補助し、CO2排出量の大幅な削減を目指すことを目的に実施している事業となります。日本ユニシスとユビテックは、共同で本事業の採択を受けて、EV/超小型モビリティの利活用を促進し、エコドライブ・カーシェアリングを推進する「地域交通共同利用プラットフォーム」(カーシェアリングシステムサービス)の実現を目指しています。

商標、登録商標
  • smart oasisは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
  • その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
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