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Foresight in sight

ニュースリリース

1996年8月5日

日本ユニシス
国内初のオブジェクト指向採用による大規模営業店システム本格稼働へ 〜 山一情報システムの新営業店システム「ECHO-ACE(エコーエース)」稼働開始 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=石栗一民 東京都江東区豊洲1-1-1)が、山一情報システム株式会社(社長=新村鋭男氏 東京都江東区塩浜2-20-1)より、システム開発を受注し、かねてより開発を行ってまいりました 新営業店システム「ECHO—ACE」が、本日8月5日の中央証券株式会社(社長=青柳与曽基氏 東京都中央区日本橋人形町3-8-1)での稼働を皮切りに、本格稼働を開始致します。

山一情報システムでは、今後、新システムを順次全国23証券会社、236店舗へ展開する予定です。

新システムは、金融機関の営業店システムにオブジェクト指向を全面的に採用したものであり、OS(オペレーティング・システム)にWindows NTを採用した本格的なクライアント・サーバー・システムによる営業店システムとして、国内最大規模の約2,000台のシステムとなります。

今回のシステム開発にあたり山一情報システムでは、今後の機能拡張や変更の柔軟性を考慮し、日本ユニシスの「FBA(Financial Business Architecture)Navigator(ナビゲータ)」を採用しました。「FBA Navigator」は、海外では既に60以上の金融機関に導入実績のあるソフトウェアです。

「FBA Navigator」は、変化の激しい金融情勢の中で、今後の金融機関が取り組まなければならない課題に対し、柔軟かつ迅速に対応可能なシステム環境を提供するために、日本ユニシスが平成7年5月に国内で発表したシステムであり、オブジェクト指向技術とWindows NTをベースに生まれた、オンライン・アプリケーションの開発環境を提供します。

「FBA Navigator」の主な特長は以下の通りです。

  1. 全面的なオブジェクト指向での分析、設計、プログラミングにより、システム開発、保守における生産性、品質の向上を実現
  2. 営業店業務のための600個以上のクラス・ライブラリ(ソフトウェア部品群)、クラス・ライブラリからアプリケーションを開発するための開発ツールの提供により、オブジェクト指向による開発にともなう問題点(開発要員の養成、クラス・ライブラリの整備)を解決
  3. Windows NTをベースとすることで、営業店システムとしての信頼性とオープン・システムの柔軟性、拡張性を実現

ベンダー各社でもオブジェクト指向による具体的なソリューションの提供まで実現している例は非常に少なく、特に大規模でシステムの安定性や信頼性が重要視される金融機関の営業店システムに採用されたケースは、今回が初めてのものとなります。

山一情報システムでは、「FBA Navigator」により、今後の機能拡張や変更の際の開発、さらに保守に際しての生産性を、従来の基幹系システムと比較し、飛躍的に向上させることが出来るものと見ています。

また、新システムには、TP(トランザクション処理)モニターとしてTUXEDOのNT版(日本ユニシス製品名=TransIT OPEN/OLTP)を採用する等、積極的に新技術とオープン化対応製品の採用を行うことにより、将来のシステム展開に備えると共に、プラットフォームの特殊性をなくすことによって、システム・サイクルの長期化も図っております。

山一情報システムでは、今回の新システムへの移行によって、プラットフォームのオープン化が実現したことで、今後はさらに営業店におけるシステムのコミュニケーション能力の増強(インターネット、電子メール、情報ベンダー・サービス等)や新アプリケーションの利便性の向上(バスケット注文、顧客情報、経営管理情報システム等)などの機能を持ったより高度なサービスを可能とする次期のシステムへの展開を目指しております。



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