


システム優位性がネットトレードの快進撃を支える
WebLogic Serverなど最新ITで取引量急増にも余裕の対応
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目指すはネット上の総合証券 |
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Eエコノミーの本格化を背景にネット証券の数は60社に迫る勢いである。99年10月1日の売買手数料の完全自由化を契機に、「勝ち組」を目指した競争が激化している。
そうした中で、約17万口座を擁するイー・トレード/イー・トレード証券では、米国のオンライン・トレード最大手のE*TRADE社、ソフトバンク・ファイナンス・グループのノウハウ、さらに同社独自の差別化戦略によって、トップグループにつけ、着実に業績を上げている。同社の特秩Eは、多彩な商品ラインナップ、高品質な投資情報の提供、コールセンターやiモードなど取引チャネルの拡充などに加え、システムの使い勝手の良さ、手厚い顧客サポートなどにある。
システム開発部長 木村 紀義氏は、業績伸張の理由について、次のように語っている。
「当社は、ネットでの総合証券を目指している。これまで、株式だけでなく、新規公開株、未公開株ファンド、投資信託、信用取引など多彩な商品のネット販売に力を注ぐことで、収益を確保できる体制を築き上げた。またネットだけでなく、コールセンター(最大150人体制)による取引も行っている。2001年に手数料の引き下げを行い、9月からは手数料定額制も導入し
た。また、新たにカバード・ワラントの取り扱いも行っている。ニューヨーク証券取引所/ナスダック市場の株式販売、米国E*TRADE社の約390万口座の顧客に対する日本株の販売を計画しており、これによって事業基盤はさらに充実する」。
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ホームページ画面
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| 取引量急拡大に対応できるシステムを |
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ネット証券取引では、顧客はPC、あるいはiモード携帯電話からインターネットを経由して株式や投資信託の売買注文/取り消し、注文状況照会などの取引を行う。同社ではこの他コールセンター経由で顧客情報登録、口座開設、注文状況更新、注文状況照会などが行える。
こうしたネット証券取引は社会・経済的な事象、ユーザ数や、取扱商品の増加などによって、爆発的にアクセス数が伸び、急激な負荷をシステムに与えることがある。こうしたインパクトに対しても一定レベルのサービスの維持は至上課題である。すなわち、情報システムは、アクセス数の急増に対応できる弾力的な拡張性、タイトな状況での応答性などを確保し、一定レベルのサービスを提供し続けられる可用性、耐障害性を確保しなければならない。
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オンライン・トレーディング・システム構成図
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三階層アーキテクチャで高パフォーマンスを実現 |
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こうしたシステム要件に対して、同社がとった対応がシステムの三階層構造の採用である。
システムは、プレゼンテーション層(Webサーバ)、アプリケーション層(APサーバ)、データベース層(DBサーバ)の三層構造とし、各機能ごとにサーバの機能と容量の拡張を行える柔軟な構成を採っている。
すなわち、Webサーバはコンテンツ表示機能のみに特化させた。APサーバは、ビジネス・ロジックを司るサーバとして、顧客確認、注文系サービス、各種照会サービス、時価情報取得などを処理する。また、顧客口座の管理や株式の売買注文を執行するバックオフィス・システムとの接続や株式の時価情報、市況情報をリアルタイムに提供するTIBCO社(ロイターの子会社)の情報配信システムとも接続する。DBサーバは、顧客情報や銘柄情報を格納し集中管理している。
木村氏いわく、「当社のシステムは、Webサーバ8台、APサーバ2台、DBサーバ1台と極めて小規模構成で多量のトランザクションを処理している。」
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TuxedoとWeblogic Serverの連携で拡張性・安定性を実現 |
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iモードを中心とした、モバイル端末向けのシステム構築において、この三階層システムの中核となるものがTuxedo-WebLogic Server-Oracleの組み合わせである。APサーバにTuxedoを、WebサーバにWebLogic Serverを実装し、大量のアクセスに耐え得る処理能力の実現、安全性確保のためのセキュリティ、バックオフィス・システムとの連携機能などを実現している。また、Webサーバの負荷分散装置とトランザクション処理モニタTuxedoとを組み合わせ、複数台のサーバにトランザクションを振り分けてパフォーマンスを確保し、大量の注文処理を高速に実行できる。
Webサーバとバックオフィス・サーバOpenTP1との連携には、Tuxedo-OpenTPI Gatewayで対応しているが、同社では、このGateway開発における高品質、短納期などの実績を評価し、日本ユニシスを日本での今回のオンライン・トレード・システム立ち上げの開発パートナーに選定した。
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Weblogic Serverがシステム短期構築に貢献 |
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ネット証券取引は、Webを介しての24時間365日、いつでも、どこからでもオンライン・トレードが行えるが、そのためのアプリケーションの開発・実行環境を提供するのがWebアプリケーション・サーバWebLogic
Serverである。WebLogic ServerはWebアプリケーション・サーバの分野で高い実績をもち、データベース接続、トランザクション処理、分散システム連携、資源管理、セッション管理、セキュリティ管理などを
確実に実行して優れた効率性を発揮する。これによってコード量の削減、品質確保、開発期間の短縮、保守性の向上、拡張の容易性などの利点を享受できる。また、重要課題であるセキュリティ面では、同社はブ
ラウザとサーバ間通信に128ビットSSLを使用し、業界最高レベルのセキュリティを確保している。
木村氏は、「WebLogic Serverは、安定稼働、パフォーマンスと拡張性など高い実績を持ち、Tuxedoとの親和性も高い。実績のあるWebLogic Serverの採用で、システムの高い安定感を確保し、リソ―ス的にも
少なくてすむ。WebLogic Serverは、次世代のシステム構築時にも有力な選択肢と考えている」と語っている。
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所在地=東京都千代田区神田神保町3-12-3 |
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代表者=井土 太良社長 |
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営業収益=45億2,200万円(2000年3月連結) |
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従業員数=154人(同上) |
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所在地=東京都千代田区神田神保町3-12-3 |
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代表者=井土 太良社長 |
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資本金=100億100万円(2000年11月) |
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