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ICタグ/RFIDソリューション

標準化

RFIDの標準化には、無線通信の仕様に関する標準化と、コード体系の標準化の大きく2つがあります。

無線通信仕様標準化

RFIDの無線通信仕様に関する標準化はISO/IECの合同専門員会JTC1(Joint Technical Committee)のSC31分科委員会(Sub Committee)、WG4作業グループ(Working Group)で審議されています。現在、国際的に利用されている周波数帯は下記の5つで、ISO/IEC 18000シリーズとして国際規格が決まっています。

規格番号 周波数帯
ISO/IEC 18000-2 135KHz未満
ISO/IEC 18000-3 13.56MHz
ISO/IEC 18000-4 2.45GHz
ISO/IEC 18000-6 860〜960MHz(UHF帯)
ISO/IEC 18000-7 433MHz

EPCglobalのClass1 Generation2(Gen2)は、ISO/IEC18000-6 Type Cとして規格化されました。国際規格が決まると、グローバル環境で製品の開発、製造、供給体制ができるため、ユーザは安価にICタグやリーダライタを購入することが可能になります。ICタグの普及にとって、標準化は重要な役割を果たしています。

尚、SC31/WG4では、無線通信仕様以外にも、アプリケーション要求要件(ISO/IEC TR18001)、データプロトコル(ISO/IEC 15961、15962)、タグ固有ID(ISO/IEC 15693)、パフォーマンス試験方法(ISO/IEC TR18046)等についても規格が審議されています。

コード体系の標準化

コード体系の標準化については、国際的なコード体系標準化機関であるGS1傘下の「EPCglobal」、TRONの生みの親である東京大学の坂村教授が主宰する「T-engineフォーラム」内に設置された「ユビキタスIDセンター」があります。

EPCglobal

Wal-martなどの小売業、P&Gなどの製造業が一緒になって次世代バーコードであるRFIDの標準化作業を行ってきました。消費財やヘルスケア商品など個品に貼付するRFIDのコード体系はSGTIN-96(Serialized GTIN)で定義され、その他、物流で使用するパレットやカゴ車などのRTI(Returnable Transport Items)のためのGRAIコード等の標準化も行っています。また、RFIDの通信プロトコルの標準化作業も行っており、EPC Class1 Generation2(通称Gen2)タグは、ISO/IEC 18000-6 Type Cで規格化されました。

ユビキタスIDセンター

日本発のコード体系標準化機関として国内はもちろん、アジア等の海外でも積極的に活動を行っています。特にユビキタス社会における「安心・安全」のための食品トレーサビリティにおけるコード体系標準化作業、自立歩行支援のための標準化作業などに力を入れています。RFIDだけではなく、2次元コードと融合した利用形態が特長です。

マルチコード相互運用プラットフォームの開発

日本ユニシスでは、平成18年度の経済産業省の電子タグ実証実験で、EPCglobalコード、ユビキタスIDセンターコード(uCode)、そして独自コードの何れにも対応可能なRFIDマルチコード相互運用プラットフォームを開発し、平成18年11月に東京丸ノ内で開催された慶應義塾大学のORF(Open Research Forum)、12月に東京国際フォーラムで開催されたTRONSHOWで実証実験を行い、その有用性が検証されました。

これにより、ユーザは業界における独自コードをはじめ、複数の標準コードが存在しても、意識することなくRFIDを利用することができるというメリットを享受でき、また標準化の動向に左右されることなく、RFIDシステムを導入することが可能となります。


  • *Infomation Wharf(インフォメーション・ワーフ)、PalleTracer(パレトレーサー)は、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
  • *VisiLogiSolutionsは、日本ユニシス株式会社の商標です。
  • *その他記載の会社名、製品名およびシステム名は、各社の商標もしくは登録商標です。

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