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Foresight in sight

ユニシス技報

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2003年2月発刊 Vol.22 No.4 通巻76号
「Eテクノロジ」

Eテクノロジによる現実と仮想の架橋 羽田昭裕

インターネットによって引き出されたコンピュータの可能性を実現する技術をEテクノロジと呼ぶ.その典型であるコンピュータによって媒介されたコミュニケーションを実現するためには,分散テクノロジを拡張する必要がある.その鍵となるのは,拡張現実感,ゾーニングからの脱却,社会的現実感である.「内なる情報化」「外との情報化」「外なる情報化」という三つの領域でのEテクノロジの適用について述べ,今後の方向性に触れる.

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ユビキタスの動向とユニシスの取り組み 峯岸康史

ユビキタスとは,あらゆるところにコンピュータが埋め込まれ,いつでも,どこでも,誰でもそのサービスが利用できるような環境を目指した概念である.大学をはじめとした研究機関では,人間がコンピュータの存在を全く意識せずにそのサービスが提供されるような研究開発を行っている.しかし,この実用化までには少し時間が掛かりそうである.一方,ユビキタスの応用分野と考えられる,ホットスポット,情報家電,テレマティクス,携帯電話,ブロードバンドなどの各分野においては,既にサービスが提供され,私たちの生活と密接に関係しているものもある.こうした状況の中で,今後,多くの企業がユビキタスを取り巻くビジネスを展開することが予想され,日本ユニシスにおいても,これらの企業に提案ができるように準備しておく必要がある.本稿ではユビキタスにおける動向および,日本ユニシスのユビキタスへの取り組みとして,2002年度進めているユビキタス実証実験を述べる

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サッカー映像の自動ゲーム分析方法の提案と評価 中川靖士

インターネットのブロードバンド化により映像配信が盛んに行われるようになりつつある.しかし,限られた人手や予算の中で映像内容を理解し編集や解説を加えることが難しいため,視聴者が理解しにくい内容となっている.本稿は,解説者が手作業で行っているサッカー映像のゲーム分析を自動化する.映像に対して2値化,円形度,ハフ変換,アフィン変換,オプティカルフローを用いて画像解析を行い,選手,ボール,ラインを認識し,視点移動,カメラワーク認識,プレー認識を行う.その結果を時間,場所,チーム,プレーについて数値化したスコアブックで管理する.さらにスコアブックからボールキープ時間やボールの移動軌跡に展開する.実際の映像に対して実験を行い,手作業との比較において本手法の有効性を確認した.

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ストリーミング配信での著作権保護(DRM)と配信ネットワーク(CDN) 甲斐真興

ブロードバンド環境が急激に普及している.その環境を利用して,新たなコンテンツ流通市場の形成が図られている.その実現の為には,コンテンツの保護環境と安定した配信環境の構築が必要である. 現在どちらも実現する技術は発展途上であるが,現状では,それぞれ著作権管理(DRM)とコンテンツ配信ネットワーク(CDN)によって実現するのが最善である. DRMは各ストリーミング方式毎に提供されているものをゲートウェイで纏める方式を,CDNについては,リクエスト・ナビゲーションの方式について紹介する.リクエスト・ナビゲーションに関しては,順にその方式,クライアントの特定方法,サーバの特定方法,サーバの選択方法について記述する.

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企業経営を支える次世代学習基盤アーキテクチャ 宮脇 亨

知的資本が経営戦略の重要な鍵とされるなか,知識の獲得や知識交換・知識創造を支援する情報システムへの取り組みが盛んになってきている.Eラーニングは,インターネット技術を活かしたネットワークベースの学習基盤であることから,このような情報システムとしての期待が大きい.Eラーニングは,その生い立ちから教育工学や知識システムとしての色合いが強いが,インターネットやEビジネスのIT技術など,広く利用されている技術を学習・教育という観点から多く取り入れている.  Eラーニングを企業の人材育成を支援するだけではなく,知識管理や情報管理,知識創造を支援する企業基盤として発展させ,企業経営を支える知的資本を生み出すためには,さまざまな企業情報システムと連携できる柔軟なアーキテクチャが必要となる.

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企業ポータル導入における方策と留意点 滝本照久,三浦 淳

昨今,企業内の情報共有を実現する仕組みとして企業ポータルが注目されている.企業ポータルは検索機能やパーソナライゼーション機能などによって利用者の情報活用を支援する.一方,様々な情報を管理する仕組みとしてコンテンツ管理の重要性も増している.そこで,企業ポータルとコンテンツ管理の統合的な仕組みが期待されている. 本稿では,企業ポータルとコンテンツ管理を統合したソリューションについて概説し,企業ポータル導入にあたっての留意事項を述べる.

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戦略的電子購買の仕組みと課題 惣田 隆

電子購買を利用することにより,調達コストの削減および業務プロセスの改善に期待する企業が増えてきた.最近では実際に30%以上の削減に成功した企業もある. 調達コストの削減や処理効率の向上の有効な手段として,逆オークション等を利用した電子商談,電子カタログを利用した比較購買,電子商談と電子カタログを組み合わせた継続購買があり,更に購買履歴を分析することで戦略的な購買を行うことができる.そのため電子購買に期待する企業は非常に多くなってきた.しかし実際に運用してみると乗り越えなければならない課題もある. 本稿では戦略的な電子購買の仕組みと課題,そして電子購買を実現するためのパターンを記述する.

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ネットワーク・アイデンティティとリバティ・アライアンスにおけるWebサービスの動向 下道高志

2002年7月15日Liberty Alliance Projectの第一フェーズの仕様が公開された.インターネットの進化と共に,ユーザの使用形態および要求が高度化・複雑化しているEコマースでの認証・サービスの標準化をめざす第一歩となる. 順次策定されるこの仕様によって,Webサービスの世界は,現在のポータルを中心とした個人毎のコマース(Personalized Commerce)から,連携コマース(Federated Commerce)の時代の到来が期待される.また,これから本格化するであろうWebサービスの仕組みそのものにも大きな影響を与えると思われる.単にBtoCのサービスだけではなく,その裏にあるBtoB,さらには企業内情報システムへの本格的な応用が期待される. 本稿では,このLiberty Alliance ProjectのベースとなるコンセプトであるNetwork Identityを,BtoC,BtoBそして企業システムへの応用といった面で考察する.

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