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Foresight in sight

ユニシス技報

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2003年8月発刊 Vol.23 No.2 通巻78号
「ブロードバンドソリューション」

ブロードバンドの現状 多田宏司

「電話」の普及が世の中を一変させたのと同様,「ブロードバンド」は間違いなく新しいインフラストラクチャとして定着し,大きな社会変革をもたらすといわれている.近年のブロードバンドの普及,個人レベルへの浸透は,個人の知的活動の飛躍的な拡大やライフスタイルの変革を実現し,併せて企業活動における業務効率の向上,新規ビジネスへの展開を可能にした.

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モバイルとWeb サービスとの融合 鈴木武

政府のe—Japan 戦略によると,電子商取引(EC)は,今後大きく発展する重点項目である.そして,電子商取引を実現する技術の一つにWeb サービスがある. また,インターネット利用の端末として,モバイル端末が注目され,ビジネスでの利用を検討する企業が増えているが,今までは,モバイル端末のビジネス利用はまだ進んでいない.しかしながら,技術的進歩に伴いモバイル端末のビジネス利用のニーズが出てきた. 本稿は,モバイル端末とWeb サービスとの融合による新しいビジネス利用の可能性を考えていく.

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テレワーク環境構築とその留意点 鈴木芳典

テレワーク(TeleWork)とは,通信ネットワークを利用して,オフィス以外の離れた場所(tele)で働く(work)形態をいう.企業自身にとって,オフィスなどの固定費削減や業務効率化,従業員の自由な労働形態といったメリットがあり,現在テレワークは非常に注目を浴びている.企業における勤務スタイルが徐々にテレワークへとシフトしていくと予測し,顧客に対しテレワーク支援を行うスキルを蓄積するために,実証実験を実施した.本稿では,テレワークに関する世間動向を踏まえ,実証実験から得た知識・技術を基に,テレワークを実施するための環境構築と必要な留意点について述べる

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ストリーミング配信と運用管理 工藤茂樹

近年,ネットワーク・インフラのブロードバンド化が進み,ストリーミングを利用したビジネスが注目されている.動画を配信することで利益や効率の向上など,様々な効果が期待できるため,既にビジネスとして立ち上げている企業も少なくない.  しかし,動画コンテンツを配信するための工程は複雑であり,多くの工数が必要となることや,管理が煩雑になりやすいなど,配信システムの運用は課題が多いのが現状である.  本稿では,代表的なビジネス・モデルを例に取り上げ,その中に潜む課題を整理するとともに,その解決策について言及する.

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パワードコム社におけるCDN 実証実験 池田和弘

ブロードバンド環境の急速な普及に伴い,ストリーミングコンテンツなどのブロードバンド向けのコンテンツも増加している.これらコンテンツをクライアントに対し安全にかつ安定した品質で配信する仕組みを作ることが急務となっている. 株式会社パワードコムは,ブロードバンドコンテンツ配信ポータルサイトとしてPowerbroad」をサービスしている.同サイトでは安定した品質で配信するためのCDN(コンテンツ配信ネットワーク)の実証実験を行なっている.実証実験の取り組みと,今後解決していかなければならない課題について記述する.

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RFID の実用化をめぐる二つの流れ 末永俊一郎

RFID の最大の特徴は,リーダを用いて非接触でRFID の情報を読み込むことである. RFID は何も目新しい技術ではない.しかし,現在とても注目されており,各業界での利用が検討されている.これには,主に二つの原因がある.一つ目の原因は,RFID の製造コストが過去に比べ劇的に下がったことである.二つ目の原因は,今までベンダ独自の仕様により供給されてきた技術が,二つの標準化団体により枠組みから提供され始めていることである.本稿の目的は,RFID 技術の概説と,この二つの標準化団体の提供する技術の枠組みとねらいの概説である.

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無線LAN サービスクリエーション 天野良平

多店舗型飲食店や鉄道駅構内でコンシューマ向け無線LAN サービスを展開する事業者が,公衆無線LAN サービス拠点(以降ホットスポット)を順次拡大している.また,無線LAN のセキュリティ脆弱性について,指摘されていた問題をほぼ解決できる新しい技術が策定されたことから,今後無線LAN は企業内のイントラネットやモバイルユースなど,ビジネスユースに躍進することが期待される. 本稿は,現状の無線LAN サービス事業形態とは異なった新たなサービスソリューションを提供する無線LAN システムOWSE (Orbyte Wireless System Extended,以下Orbyte)について,Orbyteを適用することにより実現できる無線LAN ソリューションを考察する

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IPv4からIPv6への移行技術の検証 小宮山智之

昨今,ユビキタスという言葉を耳にする機会が増えている.そしてIPv6は,ユビキタスネットワークの重要な要素の一つとされている.このIPv6とは,現在のインターネット/イントラネットの基盤プロトコルであるIPv4の次期バージョンであり,普及が進むブロードバンド環境や実用化の準備が進むユビキタス環境の展開をにらみ,IPv4からの移行の必要性が取り沙汰されている.これを踏まえ,本稿では,IPv4からIPv6へ移行される過程において途中形成されるIPv6とIPv 4の混在ネットワークを対象として,両プロトコル共存の環境を実現させる移行技術について紹介する.また実証実験を通した移行技術の検証について触れる.

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無線アドホックネットワーク下で協調的な意思決定を実現するNoroshi アーキテクチャの提案 渡邉充隆

近年,無線通信が可能な電子機器が増えてきており,その数や種類は今後も増加の一途を辿ることが予想される.無線アドホックネットワークを利用すれば,いつでもどんな場所でも即時にネットワークを構築し,P 2 P アーキテクチャで相互に連携するようなシステムを実現することができる.しかし,膨大な数の機器を連携させようとした場合,それらを矛盾無く連携させるためには,機器間で協調的な意思決定を行えるような仕組みが必要となる.そこで本稿では,無線アドホックネットワーク環境下で協調的な連携を行うための仕組みであるNoroshi アーキテクチャを提案する.

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IP ネットワーク接続ストレージソリューション 根来元

ブロードバンドネットワークでは,大量のデータとリッチコンテンツに対する高速でかつ高品質なアクセスの要求が日々増大している.フラットファイル,Web コンテンツ,データベースといったあらゆるタイプのデータが,作成者からエンドユーザへと配信される.このためブロードバンドネットワークシステムでは,Web 層,アプリケーション層,データベース層の各層にスケーラブルで可用性にとんだIP ネットワーク接続ストレージが必要になる.IP ネットワーク接続ストレージアーキテクチャでは,ストレージアプライアンスとIP ネットワークインフラストラクチャが高度に統合され,高速ユニバーサルアクセスとマルチベンディングな相互接続を実現する.本稿では,第2 章で一般的なIP ネットワーク接続ストレージソリューションを紹介した後,大容量でバラエティにとんだデータを配信するブロードバンドネットワークに対応するために考えられたさまざまなIP ネットワーク接続ストレージ関連の新技術を紹介する.

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