2005年11月30日〜12日4日、兵庫県宝塚市において、第59回全日本総合バドミントン選手権大会が開催され、日本ユニシスの仲尾・坂本組が、男子ダブルスで優勝しました。 全日本総合での優勝は日本ユニシスバドミントン部創部以来の快挙です。男子ダブルス優勝のほか、福井・池田組が3位に、男子シングルスでは中西選手が3位に入賞するなど、日本ユニシス選手の活躍が目立つ大会となりました。
【日本ユニシス選手の試合結果】
男子シングルス |
中西洋介 3位 石川澄 ベスト16 早坂幸平 ベスト32 |
男子ダブルス |
仲尾修一/坂本修一 優勝 福井剛士/池田信太郎 3位 早坂幸平/廣部好輝 5位 中村憲尚/小林広季(くまもと八代YKK APクラブ) ベスト32 |
混合ダブルス |
廣部好輝/大熊倫子(ヨネックス)5位 中村憲尚/富永翔子(越谷南高校) ベスト32 |
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■12月1日 〜本戦初日
男子シングルス予選を突破した早坂選手は、竹村純選手(JR北海道)に2-0で残念ながら、2回戦進出ならず。 石川選手、中西選手はベスト16へ進出。2回戦、石川選手は、佐々木翔選手(北都銀行)と対戦し、1ゲーム目 15-8で先取しましたが、2、3ゲームは奪われ、結果は16強。 中西選手はベスト8に進出しました。 ダブルス1回戦は早坂・廣部組、福井・池田組、仲尾・坂本組は順調に勝ち進み、ベスト8に進出。 中村選手は、小林広季(くまもと八代YKK APクラブ)選手と組み予選からのスタート。健闘するも、1-2で2回戦進出はなりませんでした。
■12月2日 〜本戦2日目
本戦2日目では各種目のベスト4が出揃います。 早坂・廣部組は廣部選手の後輩に当たる天野真一・中山大聡組(中央大学)と対戦。廣部選手がドライブを打ちながら前へ前へと進み、上がってきた球を早坂選手がスマッシュ! また、レシーブを打ち抜かなくてはと力の入る中大ペアがバックアウトのミスを犯す場面も多く見られます。 よく声を出して自分達自身を鼓舞しながら戦う二人。 最後も目まぐるしく攻守の替わるラリーの末、廣部選手が前衛で落とした球に相手がダイブするも届かずゲームセット。 嬉しいベスト8入りを決めました。 ベスト4入りを賭けての相手は全日本3連覇の王者、トナミ運輸の舛田圭太・大束忠司組。 1ゲーム序盤はいきなり5-1とリードし、もしやと思わせる場面もありましたが そこから先は貫禄を見せ付けられた形となり、ストレートで敗れました。 それでも1ゲーム目は7-10と食い下がるなど、見せ場を作りました。 まだ入社して半年余り。今後の更なる成長に期待しましょう。
福井・池田組はトナミ運輸の第3ダブルスである木下伸介・安村康介組とベスト8入りを争い、2-0で勝ち進み、次の対戦相手は、全日本社会人のファイナリスト松本徹・川口馨士組(NTT東日本)。 1ゲーム目から福井選手、池田選手ともに声を出して強気の姿勢を保ちます。 ドライブ系の低いレシーブなどの速いラリーから相手のミスを誘いポイントを重ねて15-8で先取。 2ゲーム目は7-15で奪われますが、ファイナルゲームは再び福井・池田組。 2ゲーム目を取られたことに気落ちせずに再び声を出し、初のベスト4に向けて高まる緊張を制御します。 ネットインで3点目、池田選手のドロップがノータッチとなり4点目を取るなど、競り合いながらもリードを許さない展開。 また、強打を松本選手に集中する作戦が奏功し、最後は東日本ペアの打球がネットにかかり15-10。 緊迫した試合に終止符を打ちました。 |
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