掲載日:2009年10月6日

CSR(企業の社会的責任)活動レポート 第13回

社員一人ひとりが心身ともに健康な状態で仕事に取り組めるよう配慮することは、企業にとっての重要な責任の1つです。一方で、社員自身も、さまざまな疾患から自分の身を守れるよう、日頃から心がけておく必要があります。特に、今秋以降さらに流行拡大が懸念される新型インフルエンザに対しては、入念な感染予防と事前準備を心がけましょう。

企業が生産性を高め業績向上をめざすためには、社員一人ひとりが心身ともに健康であること――これがすべての基本となります。

現在、国が年間で負担する医療費は32兆円、2025年には65兆円にのぼるといわれており、社会全体の医療費を抑えることが重要な課題となっています。

つまり、企業が社員の健康の維持・増進に取り組むことで「企業の生産性を高める」だけでなく、「日本の社会が負担するコストも減らせる」という時代になっているのです。

もちろん企業側の努力だけではなく、社員自身にもできることがあります。それはインフルエンザや風邪などのさまざまな疾患から身を守るため、予防や回復に努めるということです。

特に、4月以降発生し現在も流行中の新型インフルエンザは、今秋以降さらに流行拡大することが懸念されています。感染すると一週間程度の職場離脱もあり、組織業務の継続を考えると、会社での組織感染には大いに注意が必要です。

自分や家族が感染した場合、感染を拡げないための適切な対応をとるとともに、日頃から健康管理を心がけ、事前準備を整えておくことも必要です。

新型インフルエンザに対する個人の準備と心がけ

(1)蔓延時、家族が罹患した時のために、2週間程度の食料や日用品の備蓄、常備薬、衛生用品、マスクなどを事前購入しておく。

(2)親、兄弟、親戚の連絡先を確認するほか、近所の寝たきりの方や一人住まいの老人などの情報を自治会などで収集しておく。

(3)10月下旬から始まる季節性インフルエンザワクチンを家族で接種する(注)

(4)咳をともなう38度以上の熱がある時は職場や学校に行かない、咳をするときはマスクをするかティッシュなどで口を押さえる(咳エチケットの励行)。

(5)基礎疾患がある方、妊婦、幼児、老人などのハイリスク者は感染すると重症化しやすく、早めの受診が必要。

(6)こまめな手洗い・うがいが感染防止に効果的であることをしっかり認識し、日頃から習慣づける。

(注) アレルギー体質などで接種できない人もいます。

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