掲載日:2014年11月7日

持続可能な社会を実現するために。

「公民学」連携で最先端の知識を集積し“賢い街(スマートシティ)”を実現

菰田 正信氏の写真

福島 敦子氏の写真

福島
近年、持続可能な社会を実現するための1つの方向性として、スマートシティという新しい街づくりが注目されています。三井不動産グループもいくつかプロジェクトを手がけていますが、スマートシティの戦略面での位置づけをお聞かせください。
菰田
2012年度からスタートしたグループ中長期経営計画では、主要な取り組みとして国内事業の競争力強化およびグローバル化を掲げています。国内事業の柱は「街づくり型事業」であり、スマートシティは、その中心です。
福島
三井不動産グループのスマートシティのなかでも、千葉県柏市の「柏の葉スマートシティ」は先進的な取り組みに加え、実際に人々が暮らし、働いていることから、大変注目されています。特徴を教えていただけますか。
菰田
特徴は3つあります。1つめは、恵まれた立地です。東京・秋葉原から電車で約30分という好アクセスでありながら、緑豊かな自然に囲まれています。2つめは知識の集積です。柏の葉には、東京大学や千葉大学、国立がんセンターなどの研究機関が集まっています。茨城県のつくば研究学園都市とも電車1本でつながっていることから、世界に誇れる国際研究学術都市をめざしています。
福島
柏の葉という街のロケーション、ポテンシャルが活かされているのですね。
菰田
3つめは「公民学」連携です。よく「産官学」といわれますが、柏の葉スマートシティでは、「公」は国や自治体だけでなく第3セクターなど公の機関も含みます。「民」は民間企業だけでなく、地域住民の方々も含めています。「学」は先ほど申し上げた大学など学術界です。それら「公民学」がうまく一体化して街づくりを進めています。

ページの先頭に戻る