対談

2016年1月掲載

スポーツに学ぶリーダー力。

ラグビー日本代表チームの大躍進をロールモデルに、
勝利に向けた個と組織の関係を見すえる。

国際大会での大躍進を契機にラグビー文化の定着に取り組む

福島
エディー・ジョーンズヘッドコーチが率いたラグビー日本代表チームは、昨年、イングランドで開催されたラグビーワールドカップ2015初戦で、強豪の南アフリカを破る大金星を上げました。
後半のロスタイムにペナルティキックで同点を狙わず、スクラムを選択して逆転トライを果たしたシーンは、いま思い出しても胸が熱くなります。
その後もサモアとアメリカを破る快進撃を続けたことは日本人として誇らしく、勇気と感動を与えてもらいました。
岡村
南アフリカ戦は私も試合会場で観戦していたのですが、逆転トライの場面はハラハラしすぎて見ていられず、思わず目を伏せてしまいました。観客の大歓声が上がったので、「あぁ、トライしたんだな」と分かり、本当に嬉しい思いでした。待ちに待った瞬間でしたね。
岡村 正氏の写真
福島
7人制ラグビーも、日本代表は男女ともに2016年のリオデジャネイロオリンピック出場を決める快挙を成し遂げました。国内の社会人リーグ戦であるトップリーグも含め、日本のラグビー界はかつてない盛り上がりを見せています。
こうしたなか、岡村様は昨年の6月から日本ラグビーフットボール協会の会長を務めておられます。現在のラグビー人気をどう受け止めていらっしゃいますか。
岡村
協会では、これまで長年にわたり、日本におけるラグビーの人気向上や地位確立に向けた活動に取り組んできました。2019年のラグビーワールドカップの日本開催もその1つです。
福島
実に10年以上も前から、招致活動や日本代表チームの強化策を進めてこられたと聞いています。
岡村
チーム強化の面では、ようやく今回のワールドカップやオリンピック予選で成果が現れてきましたが、まだまだ日本にラグビー文化を定着させるスタートを切ったばかりですので、これからが正念場です。
とくに、2019年のラグビーワールドカップ日本大会では今回以上の成績が求められますから、一層のチーム強化が必要です。そのための取り組みをけん引するとともに、国民の皆様に応援していただけるよう啓発活動を進めていくことが、われわれの使命だと考えています。

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