対談

2016年1月掲載

スポーツに学ぶリーダー力。

ラグビー日本代表チームの大躍進をロールモデルに、
勝利に向けた個と組織の関係を見すえる。

ITを効果的に活用しさらなるチーム強化を図る

福島
今後、日本代表チームのさらなる強化に向けて必要なことは何だと思われますか。
岡村
幾つかありますが、その1つがIT活用です。
福島
たしかに、スポーツにおけるIT活用が進化していますね。具体的にはITがどのように役立つのでしょうか。
岡村
一例としては、選手の体力・筋力強化のための練習内容や栄養摂取です。それらの統計を分析し、より効率的な方法や目標を提示することができます。
もちろん、試合でも自チームと相手チームのデータを収集して解析します。監督以下、スタッフが数台のパソコンをもち込み、相手の動きを収集して予測しながら戦術を決めるなど、次の試合に備えます。世界トップレベルの強豪は、専門のアナリストを多数抱えています。そういう点で日本はまだ追いついていません。
福島
これからIT活用を進めていくことで、もっと日本代表チームが強くなる可能性があるのですね。楽しみです。
選手の強化といえば、ラグビー以外のスポーツも含め、企業とのかかわりについてもお聞きしたいと思います。日本ユニシスも実業団バドミントン部を長年育て、オリンピックの代表選手を輩出するなど今では日本有数の強豪チームになりました。企業スポーツの意義については、いかがお考えですか。

目標と戦略を掲げて推進する
リーダーの重要性を実感しました。
企業経営にも通じるのではないでしょうか。

福島 敦子氏の写真

岡村
まず、長年にわたり継続なさってきた点が素晴らしいと思います。
企業スポーツはスポーツ振興や地域貢献といった大切な役割があります。また、従業員の求心力維持・向上にもつながります。しかし、そうした効果が現れるまでには時間がかかるのです。ですから、スポーツ支援をCSRの1つと位置づけた企業は、よほどのことがない限り続けていくべきではないでしょうか。
福島
経営環境が厳しい時も含め、中途半端な気持ちで取り組むべきではないということですね。
岡村
はい。企業のイメージ向上やブランディングのためだけでなく、社会により広く貢献するための活動だということを強く意識することが必要です。

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