PROFESSIONAL GOLFERS:プロフェッショナルの肖像

2016年1月掲載

イ・ボミ プロ

亡き父との約束だった賞金女王。
ゴルフを通じて日韓の架け橋になりたい。

「いつも前向きに」という、笑顔の裏にある芯の強さ。

――日本を選んだ理由を教えてください。

韓国では、賞金女王になった選手は海外に出てステップアップをめざします。私も2010年に賞金女王になってから米国か日本でプレーすることを考えるようになりましたが、結局、その年の12月に日本の予選会に挑戦しました。

日本は韓国との時差もないし、移動距離も短く、食べ物も美味しいし、練習環境もすごくいいので迷わず日本を選びました。大正解でしたね。

――韓国では“スマイルキャンディー”と呼ばれているそうですね。日本でもイ・ボミ選手の笑顔はすごく人気がありますよ。

笑顔は無意識ですが、常に「いつも前向きに」ということを心がけていて、そういう気持ちが笑顔として表に出ているのかなと思います。

ミスをしたら反省し、原因を考え、練習する。そして、最後は前向きになって、自信をもつようにしています。ボギーを打っても、イヤな気持ちのまま次のホールに行きたくないんです。

――日本語もすごく上達しましたね。座右の銘とかはありますか。

日本語は難しくてよく分からないのですが、やっぱり「いつも前向きに」かな(笑)。韓国語で「クンジョンチョグロ」と言うのですが、昔からそういう気持ちでずっとやってきました。

日本に来た時も同じ。勝たないと名前も顔も覚えてもらえない。優勝しないとダメ。とにかく1つ勝とうという思いでした。昨年は7勝できたけど、2位が7回もありました。おそらく優勝したいという気持ちが足りなかったのだと思います。気持ちが弱いと勝てません。

――来日当初など日本で苦労したことはありますか。

コースが韓国と違ったことですね。芝の違い、グリーンの違い。韓国はワングリーンで大きいけど、日本は小さいところが多い。グリーンに確実に乗せるショートゲームの大切さを覚えました。

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