掲載日:2014年8月25日

INSIGHT 日本ユニシスグループ 「ものづくり日本」の未来にICTができること。

エンジニアリングからカスタマーサービスまで幅広い領域でお客様を支援

――トヨタ自動車様と日本ユニシスとのお付き合いは、約30年前のCAD/CAM分野での開発サポートを端緒として、現在ではエンジニアリング系から販売、品質・カスタマーサービス系、情報系まで幅広い領域でシステムソリューションを提供しています。そのなかで、皆さんが日々どのような業務に取り組んでいるのかをまず紹介してください。

笠井
笠井 明の写真私が主にお付き合いしているのは、お客様のカスタマーサービス部門です。今の仕事の中心は、ユーザー応対の質の向上をねらいとした、「車の電子カルテ」をつくるプロジェクトです。これは病院のカルテのように、1台の車がユーザーに販売されてから、どんなメンテナンスを受けてきたかという情報を蓄積して、ユーザー一人ひとりの乗り方にあった整備や消耗部品交換を提案するシステムです。ユーザーが今まで以上に安心して、メンテナンスを受けられるようになるだけでなく、販売店においても充実したメンテナンスを継続的に提供することが可能になります。
遠藤
そのシステムは今、どのくらいまで開発が進んでいるんですか?
笠井
今夏から全国の販売店で順次運用が始まっています。新車だけでなく、過去に販売した車の情報もここに集約され、ユーザーが販売店で点検を受けた時、これまでのメンテナンス履歴を店頭のタブレット端末で確認できるようになります。今回蓄積した情報は、新車・中古車販売などのビジネスにも活用の幅が広がっていくと思います。
長廣
私は、主にトヨタ自動車様のビジネス系領域の担当営業を担当しています。トヨタ自動車様本社から各地の販売会社に情報を発信するポータルサイトのシステムや、ユーザー向けのコミュニケーションサイトなどに関わる仕事ですね。また、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の充電ネットワークを管理するシステムも担当しています。これに関連して、エネルギーマネジメントやカーシェアリングに関する実証実験プロジェクトにも関わっています。
遠藤
遠藤 乃武生の写真私も営業担当ですが、主に担当しているのはお客様のエンジニアリング系部門で、CADデータを管理するPDM(プロダクト・データ・マネジメント)に関連するシステムの構築、運用サービスや、エンジニアリング各部門で使用する各種仕様書やシミュレーションデータなどを共有・管理するシステムの構築支援などに携わっています。いずれも開発・設計の品質向上・リードタイムの短縮を実現していくためのお手伝いですね。
堀池
私の仕事も、まさにそこに関わるものです。最近の主な仕事は、ドライブトレーン部門の開発・設計工程で使われるCAEシステムです。従来の開発工程では、試作と実験を繰り返して少しずつ改良を加えていたものを、コンピュータのバーチャル・シミュレーションに置き換えて、開発プロセスを迅速化していくための仕組みづくりです。
チームプレーの質をさらに高めていきたい

トヨタ自動車様の担当になる前は、1人で1つのお客様を担当するようなケースが多かったため、社内外の多様なスタッフと連携してチームで進めていく今の仕事はとても新鮮で、面白さを感じています。名古屋・豊田地区には、トヨタ自動車様を担当する大勢の仲間がいて、仕事の中身はそれぞれ違っていても、すぐに話が通じ合えます。これからもチームプレーの質をさらに磨き、お客様と同じ目線に立った提案に努めていきたいと思っています。

遠藤 乃武生

(注)ドライブトレーン:トランスミッションやドライブシャフトなどの動力伝達系統。

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