INSIGHT 日本ユニシスグループの視点から

2017年5月掲載

最前線で活躍するエンジニアをエバンジェリストとして育成し、
先進技術の魅力や可能性を社内外に訴求。

INSIGHTイメージイラスト

技術や知識に加えコミュニケーション能力や情報発信力を兼ね備えた
若手〜中堅を選出

――選定基準について教えてください。

葛谷
エバンジェリストに求める資質は大きく3つあります。1つはその先端領域に精通し、必要な技術力や知識を備えていることです。2つめは、技術の特徴やメリットを相手の目線に立って分かりやすく伝えるコミュニケーション能力です。そして3つめが情報発信力です。
須貝
エバンジェリストは、技術だけでなく、お客さまがそれをどう活用し、エンドユーザーや世の中にどのような価値を生み出せるかまで伝えなければなりませんから。
葛谷
すなわち、業界のトレンドや最新の活用事例などを把握・分析し、社内外のセミナー、イベントやSNS、マスメディアなどさまざまな形態で情報を発信していく能力が求められるのです。
須貝
こうした基準のもと、今回は、AI、IoT、アジャイル、ビッグデータ、ICTプラットフォーム、Webマーケティング、UI/UX(ユーザインタフェース/ユーザエクスペリエンス)の7つのカテゴリに携わる人材の中から、適任者を各新技術主管の上長に推薦してもらい、2016年10月に18名の「エバンジェリスト補」を選出しました。
須貝 達也の写真

――どのような活動に取り組んでいるのですか。

葛谷
当社では、現在、2種類のエバンジェリスト活動を展開しています。1つは「Foresight in sight エバンジェリスト」と呼ばれる活動です。これは、将来の技術トレンドや社会課題などをテーマにした座談会や調査研究などを通じて、コーポレートステートメントである‘Foresight in sight’を社内外に積極的に発信していく取り組みです。
須貝
もう1つが、私たちの部門が推進している「テクニカルエバンジェリスト」です。こちらは、より具体的なビジネスを想定した取り組みであり、各領域における技術動向や最新の活用事例などを発信していきます。また、営業部門などからの問い合わせや相談に対応するのはもちろん、お客さまへのプレゼンテーションを担当することもあります。
葛谷
エバンジェリスト補は、現在、各部門の上長とともに策定した行動計画に基づいて、具体的な活動を進めています。従って活動内容はそれぞれ異なりますが、イントラネットやSNSによる日常的な情報発信に加え、年4回程度は社内外のオフィシャルな場で発表してもらう予定です。
須貝
このように若手〜中堅のエンジニアがエバンジェリストとなって活動することで、当社の技術力を社内外に広めるだけでなく、現場のエンジニアのモチベーション向上にもつながっていくものと期待しています。
葛谷
エンジニアというのは、とかく裏方のような存在であり、先進的なプロジェクトに携わっていても、個々のエンジニアにスポットライトが当たることはあまりありません。
しかし、エバンジェリストの活動が活発化することで技術への関心が高まれば、自ずとエンジニアへの注目も高まるでしょうし、「スキルアップして自分もエバンジェリストになりたい」と考える若手エンジニアも増えるはずです。

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