百五リース株式会社 様
オートリース事業の本格展開に向け日本ユニシスが新たに開発した
次世代リース業基幹システムを導入。
掲載日:2015年10月20日
百五リース株式会社 様
オートリース事業の本格展開に向け日本ユニシスが新たに開発した
次世代リース業基幹システムを導入。
こうして2013年7月、Lease Visionを基盤にした基幹システムの再構築プロジェクトがスタート。開発計画では、新基幹システムの機能のうち、オートリース業務にかかわる機能の開発を先行させました。その理由は、すでにオートリース事業の展開が始まっていたためです。
前述のように百五リース様では、中期経営計画に基づいてオートリース事業に向けた組織体制を整え、2013年4月から提案活動を開始していました。そのため当初は旧システムの一部活用やPCでの手作業でオートリース業務に最低限必要になる機能を用意し、早期にその機能を新システムに移行して事業を本格展開させることを優先する。並行してほかの部分の開発を進め、最終的にオートリース業務にかかわる全機能を新システム上に統合する――というのが計画の全体像でした。
プロジェクトにおいて同社側のチームリーダーを務めた総務部長の林功氏は、当時を振り返って語ります。
「まずはオートリース部分の要件定義から始めたのですが、当社にとって新事業だったこともあって、オートリース業務に精通した日本ユニシスさんにはいろいろとサポートしてもらいました。要件定義の前提として『どのようなサービスを提供するのか』『そのためにどのような機能が必要か』といった当社側のニーズを、うまく吸い上げてもらえたと思います」
プロジェクトでは、表出した課題をすべて記録し、課題を1つひとつクリアしながら、より実務に即した機能やインタフェースを整備していきました。
「日本ユニシスさんは、東京にいる開発部門も一体となってフィールドテストを実施したり、Lease Vision本体の開発状況まで詳しく報告したりしてくれるなど、ユーザーの視点に立って対応してくれました」(林部長)