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feature vol.18

坂本修一・池田新太郎組インタビュー

バドミントン世界選手権2007 ■8月13日 - 19日 マレーシア・クアラルンブール
- - : 世界選手権、日本男子史上初の銅メダル獲得。おめでとうございます。
坂本 : どうもありがとうございます。
池田 : ありがとうございます。
- - : 大会前、二人とも目標はベスト8と言っていましたが、その目標を大きく上回る歴史に残る大快挙。 この結果をどのように受け止められていますか?
坂本 : 結果には満足しています。でもここからが大切になってくるので、継続的に結果を残したいです。
池田 : 本当に苦しい場面も力を合わせて乗り切れたので良かったです。
- - : 池田選手は今回はとにかく結果にこだわりたい。と繰り返し言われていましたね。
池田 : 今大会で成績が残せなければオリンピックは難しいと思っていたので良かったです。
- - : 結果を残せたことで、オリンピックレースにも大きなプラスになりました。(8/23付世界ランキングは、大会直前の15位から10位にランクアップし、初のベスト10入り)
坂本 : そうですね。でもまだまだレースは長いですから。これからです。
池田信太郎・坂本修一
池田信太郎・坂本修一
対戦イメージのできていた世界ランキング7位・インドネシアペアとの3回戦
- - : 1・2回戦を順当に勝ち、ベスト8入りをかけた世界ランキング7位・インドネシアのHADIYANTO Luluk/ CHANDRA Alvent Yulianto組との3回戦。
インドネシアペアには過去の対戦成績2戦2敗ですが、今回はどのように挑まれましたか?
池田 : とにかく気持ちで負けないようにしました。相手も簡単なミスもあったので運もあったと思います。
坂本 : 逆に1・2回戦の方が緊張しましたね。16シードをもらっていたのと、どちらの相手もこれまでの対戦で負けたことはなかったのですが、競った試合だったので。インドネシアとの試合は、ノンプレッシャーで思い切ってできました。
- - : 1ゲーム目は相手にリードを許すことなくゲームをものにし、2ゲーム目は粘った末に落としました。3ゲーム目、どのような気持ちで試合に入りましたか?また朴監督からはどのようなアドバイスが?
坂本 : とりあえず勝ちたい気持ちと、出だしだけを考えて試合をしました。監督からは、クロスドライブは気をつけてという指示と、レシーブ頑張ってという指示をもらいました。
池田 : スピードだけは落とさないように、強い気持ちをもって戦おうと言われましたね。
- - : そして、アジア大会銀メダリストでもあるペアを見事破りました。
坂本 : 彼らの試合はビデオで沢山見ていたので、対戦のイメージができていたことも良かったのかなと思います。
池田 : この勝利が次の試合への自信につながりましたね。
格上相手にもノンプレッシャーで戦い ベスト4進出
格上相手にもノンプレッシャーで戦い ベスト4進出
世界ランキング2位のKOO/TAN組にリベンジ
勝利を後押ししたJISS(国立スポーツ科学センター)のビデオ分析
- - : 続く世界ランキング2位・マレーシアのKOO Kien Keat/TAN Boon Heong組との準々決勝戦。YONEX OPEN JAPAN 2006では決勝進出を、1月のマレーシアスーパーシリーズでは4強入りを阻止された相手ですが、KOO/TAN組の印象は?また、今回どのような対策を取られましたか?
坂本 : 強くて速いイメージがありました。
池田 : 試合前にJISS(国立スポーツ科学センター)から来ていただいたビデオ分析班の分析が充実していたので、それがプラスに働いたと思います。
- - : 1ゲーム目は早くに決着がつきましたね。
池田 : 相手が緊張していたので。ラッキーですね!
- - : 2ゲーム目もリードしていたものの、逆転されました。 そしてなんといってもファイナルゲームの死闘があります。
坂本 : 2ゲーム目は中盤から相手が作戦を変えてきたのですが、それに対応出来なかったことが2ゲーム目の敗因だと思っています。ファイナルはいっぱいいっぱいで、常に相手にリードされていたのですが、ついていくことを考えて試合をしました。
池田 : 苦しかったけど勝利できたので良かったです。
KOO/TAN組との準決勝
KOO/TAN組との準決勝には1万人を越える マレーシアサポーターがつめかけた
- - : 勝利の瞬間はどのようなお気持ちでしたか?
坂本 : 信じられない気持ちでした。
池田 : メダルじゃ~ん!って感じかな。
- - : 特に池田選手は試合後、号泣だったようですが?!
池田 : そうでしたっけ・・・・。
- - : 1万人を越えるマレーシアサポーターの応援を前に、見事KOO/TAN組にリベンジを果たせましたね。
坂本 : 確かに応援はすごかったのですが、特に嫌な気持ちはありませんでした。リベンジを果たせて嬉しいです。
池田 : 応援される方が有利だとは一概には言えないと今回感じました。彼らは凄くプレッシャーがあったと思うし。また対戦したいですね。
- - : 日本でもライブスコアを通して応援していた人たちは「25」の数字が現れた瞬間(25-23で勝利)、 歓喜に沸いたようです。
坂本 : 日本で応援してくださった人たちにも感謝したいです。ありがとうございました。
池田 : 一緒に喜んでくれて嬉しく思います。
ファイナルゲームの死闘を制し 日本男子史上初のメダル確定
ファイナルゲームの死闘を制し 日本男子史上初のメダル確定
- - : そして、決勝進出をかけた準決勝戦、残念ながら韓国に完敗でした。  
坂本 : 試合前からイメージしていた考えと実際試合をした中で食い違いがあって、こんなはずじゃないのに、という思いがあったと思います。試合中に作戦を変える判断力がなかったこと、メダルを取ったという安心感があったのも敗因の一つだと思います。
池田 : 次回対戦した時に借りを返したいですね。
- - : 準決勝の結果、銅メダルが確定しました。表彰式でメダルを授与された時はいかがでしたか?
坂本 : 銅メダルを獲得したという実感がわきました。
池田 : 本当に幸せな瞬間でした。
- - : ところで、いつも遠征先の食事ではいろいろと苦労されているようですが?
池田 : 今回はホテルの近くの日本食レストラン「旬」でほとんど食事をしました。
渡辺裕之さん似の山田オーナーをはじめ、従業員の皆さんによくしていただきました。本当にありがとうございました。
マレーシア滞在中に通った日本食レストラン「旬」の皆さんと
クアラルンプール滞在中に通った 日本食レストラン 「旬」の皆さんと
自信となった銅メダル
これからも一戦一戦ベストを尽くす
- - : 大会を通しての一番の収穫、そして反省点があれば教えてください。
坂本 : メダルを取ったという自信が収穫です。 反省点は、メダルを取って浮足立っていたことです。安心してしまった気持ちが心のどこかにあったと思うので、今後はどんな状況になっても、勝ちたい気持ちをより強く持って戦いたいと思います。
池田 : 同じく収穫はメダルと自信です。反省は連続失点が目立った試合だったので、それが反省点ですね。また、今大会トータルで5試合戦ったのですが、準々決勝・準決勝と2日連続で1時間を越える試合が続き、フィジカルが日に日に落ちて行くのが自分でも分かりました。今後は、トーナメントを勝ち抜くフィジカル作りを、もっとしていかなくてはと思いました。
- - : 実は今回、代表合宿直前の練習中に二人が接触し、池田選手が手を負傷(骨挫傷と診断)するというハプニングがあり心配されましたが。
池田 : 大会に間に合って本当によかったです。大事な練習時間を削ってまで病院まで送ってくれた小宮山に感謝したいです。(笑)
- - : ところで、成田での帰国記者会見はどうでしたか?
坂本 : 報道陣の多さにびっくりしました。
池田 : 初めて空港で記者会見をしたので、緊張しましたね。
- - : 休む間もなく次はUSオープン(8/27-9/1)ですね。そして9月のYONEX OPEN JAPAN 2007(9/11-9/16)と続きます。
坂本 : 体はきついですが頑張ります。
池田 : またすぐ試合ですが、世界選手権3位に恥じない試合をしたいです。
- - : では、今後の抱負をあらためて。
坂本 : 世界選手権だけかと言われないように、継続的に結果を残したいです。
池田 : とにかく一戦一戦ベストを尽くすこと。できたら日本の皆さんにも今回のような試合を見せられたらいいなと思っています。
- - : さらなる活躍を期待しています。
最後に、大会期間中応援してくださった皆さんにメッセージを。
坂本 : たくさんの応援ありがとうございました。 これからも頑張りますのでよろしくお願いします。
池田 : 本当に応援ありがとうございます。掲示板の書き込みにもとても嬉しく思っています。 なかなか返信できずにごめんなさい。 これからもまだ試合が続くので応援してくださいね!
成田空港での銅メダル獲得記者会見
成田空港での 銅メダル獲得記者会見
(2007年8月27日掲載)
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