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feature vol.3

福井剛士・池田信太郎「全日本社会人ダブルス優勝までの道のり。」
池田選手プロフィールへ
2004年9月17日~21日、広島市広島県総合体育館、中区スポーツセンターにおいて、第47回全日本社会人選手権大会が開催されました。アテネオリンピック終了後初の国内戦であるこの大会の男子ダブルス決勝で、日本ユニシスの福井・池田組が、アテネ代表の舛田圭太・大束忠司(トナミ運輸)を抑えて初優勝しました。両選手とも、全国大会のタイトルは競技人生で初めてです。今回は初全国タイトルまでの道のりを通してお二人の素顔に迫ってみました。
--:全日本社会人選手権大会でのダブルス優勝おめでとうございます。
福井・池田:ありがとうございます。

--:お二人とも初タイトルということですが、今大会の勝因は何だと思われますか?
福井:そうですね、パートナーとのコミュニケーションが勝因かと。
池田:自分たちの試合のスタイルを最後まで持続できた、ということも大きな勝因になったと思います。


--:全日本社会人大会は、とにかく試合数が多いですよね。1試合平均30分と考えても、1日3、4試合で約2時間はハードに動き回り、優勝まで3日間はそれが続きますよね。優勝したときはどんな気分でしたか?
福井:最高にうれしかったですよ。
池田:決勝戦の2ゲーム目では点数が離れてたので、「よかった。うれしい。」っていう余裕がありましたね。初タイトルでしたし、今まできつい練習をやってきてよかったな、と。

--:決勝戦の1ゲーム目が終わったとき、「これはいける」という予感はありましたか?
福井:ああ、ありましたね。1ゲーム目が風下側のコートサイドで、ゲームを先取したんですよ。 チェンジエンドで風上側に入って、スマッシュがのびて攻撃力がアップするから、攻めきれるかな、と。

--:コートサイドが風上か風下かということも、ゲームの流れに影響するものなのですね。
池田:そうですね。今回広い体育館だったんですが、試合会場が広いと、空調で風が強く舞うことが多いんですよ。1ゲーム目で風下側のコートをとったのは、今回の作戦の1つかも(笑)。

--:作戦だったのですね。
池田:ええ、あと対戦相手と戦っているうちに、相手の癖とかみえてくるんですよ。それがわかってくると、都度作戦を変えたりしますね。

--:なるほど。優勝は大会前から狙っていたのですか?
福井:はい!
池田:狙っていません。(同時に)

--:あれ・・?(笑)
池田:一勝一勝、勝ち続ければいいと思っていたんですよ。絶対優勝するぞ、というより、まずはベスト4を狙っていました。
福井:ぼくは優勝を狙っていましたよ。
池田:優勝を?最初から?
福井:最初から!ドロー(組み合わせ)を見たとき、ベスト4には最低入らなきゃダメだな、と。優勝のチャンスはあると思っていました。

--:そうすると、ドローは非常に重要なのですね。
福井:そうです。ランキングが下のほうだったから、シードがなかったんです。今年(2004年)は24位からスタートしました。2004年日本ランキングサーキットで3位、今大会で1位と、ぼんぼんとあがりましたから。
池田:ぼくらの上に24ペアいたってことですからね。
福井:シードがないので、自分たちがどこに入るかわからないじゃないですか、ドローを見るまでは。

--:24ペア・・・やはり相当たいへんなことだったのですね。
ところで、お二人はとても息が合っていますよね。ペアを組まれて、どのくらい経つのですか。
福井:1年ちょっとくらいかな。ちょうど去年の社会人大会くらいが組んだ最初だから。

--:勝因の1つでもある「自分たちの試合のスタイル」について教えてください。
福井:早い展開で攻撃することですね。早く羽根に触り、早く攻めるというのが、劉永コーチのプレースタイルなんです。中国のプレースタイルの特長がそうなのかもしれませんね。そのプレースタイルがシンプルで、一番自分たちに合っていますね。

--:なるほど。あらためて、初めての全国タイトルを獲って、今の心境はいかがですか?
福井:実感はないですね。
池田:獲った時はうれしかったですけど、もう次、って感じです。次の全日本総合選手権でタイトルを獲りたいです。社会人に続けて、総合でタイトルを獲る。

--:では次の目標は全日本総合選手権での優勝ですか。
福井:そうですね。あとは、団体戦で優勝したいですね、日本リーグで。

--:ところで、お二人、雰囲気似てますよね。よく言われませんか。
池田:言われますね。僕が髪型かえると、剛士さんが僕を写メールで撮るんですよ。それを美容室に持っていって、「これと同じにしてください」って頼んでいるらしいですよ(笑)。
福井:気持ち悪いなー、やめてくれる(笑)。
池田:ダブルスで後ろから見るとどっちがどっちかわかんなくなっちゃうらしいし。

--:それも作戦のひとつでしょうか(笑)。
お二人はペアを組んで1年ということですが、ペアを組む前からご存知だったのですか?
福井:3つ年が違うんですよね。初めて会ったのは、こいつが高2か高3で。僕は大学生で、こいつの練習相手をやってやったんですよ、弱かったですけど(笑)。
池田:(笑)
福井:こいつを僕の在籍していた近畿大学に勧誘しにいったのがきっかけですね。
池田:そうですね、僕が大学1年の時、剛士さんは4年だったんですよ。近畿の方じゃまあまあ強かったみたいですけど(笑)。
福井:(笑)
池田:学生の時の剛士さんは「遊んでそうだな」ってイメージで。社会人になってからでも「剛士さんが社会人しているなら僕にもやれる」って自信につながりました(笑)。
福井:だから、こいつは僕のまねばかりしてるんですよ、髪型から・・・(笑)。
池田:してないって(笑)。

--:コートの中だけでなく、外でもぴったり息があっていそうですね。
ちなみに、休日はどのように過ごされているのですか。
池田:遊んでますね、でも疲れた時はずっと寝たりしてますよ。
土曜も午前中練習あったりしますし。日曜に講習会や試合があったりするし。
福井:ぼくは家族サービスが多いですね。どこかに連れて行ったり。もうすぐ二人目が生まれる予定なんですよ。

--:そうですか、それはおめでとうございます。プライベートもいっそう充実されますね。
さて、今後の豊富などファンの方へメッセージがありましたらお願いします。
池田:やっと自分たちもランキングにもでてきたし、実力もついてきたので今後とも応援よろしくお願いいたします!
福井:応援してくださるファンの方はもちろん、仕事の同じ部署の人たちにも感謝していますってことを伝えたいです。今大会での優勝も一緒に喜んでくれたし、うれしいですよね。これからも見守っていただけるとうれしいです。
(2004年11月5日掲載)

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