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韓国オープン2005 

  • 2005.01.25 - 2005.01.30
  • 試合結果


2005年1月25日(火)〜30日(日)に「韓国オープン」が韓国仁川市で開催され、日本ユニシスの山田選手、坂本選手、池田選手が出場しました。

■男子シングルス

26日(水)から始まった男子シングルスに第14シードで出場した山田選手(世界28位)は、 1回戦のマレーシアPEI(74位)にややてこずったものの2-0で勝利。続くタイの VIBOONSIN(162位)にも順当勝ちして3回戦に進みました。ベスト8を賭けた相手は 第3シード香港のNG(11位)。2004年10月のドイツオープンのリベンジを目指す対戦は 第1ゲームをNGが先取。しかし山田も意地を見せ第2ゲームを取り返しファイナルに もつれ込み、これも86分かかる熱戦となりましたが残念ながら1-2で敗れました。
山田選手のベスト16は、獲得したポイントで言えば2年前の世界選手権ベスト16に 次ぐ高ポイントとなりました。

■男子ダブルス

27日(木)午後から始まった男子ダブルスに出場した坂本・池田組は、1回戦で予選から 上がって来た韓国JUNG/KIM組に順当勝ちして夜の2回戦に進出。この日最後の21:15 に開始予定でしたがさすがにハイレベルの大会は熱戦が続き、試合が始まったのは 22:40。相手は第8シード地元のLEE/HAN組。LEEは16歳ながら世界ジュニアで 準優勝している韓国期待の選手。HANも他のパートナーと組んでシンガポールオープン ベスト8などの実力者です。第1ゲームは15-9で韓国ペアに先取されますが、第2 ゲームを15-10で取り返し、ファイナルへ。これも接戦となりましたが最後は 15-13で坂本・池田組が勝利しました。終了時間は日付が変わった0:20という熱戦でした。
そして、韓国オープン4日目の28日(金)男子ダブルス準々決勝に進出。しかし世界の壁は厚く、第2シードのデンマークERIKSEN/LUNDGAAD HANSEN組(世界2位)の前に2-0(7-15、3-15)で敗れました。
しかし、グレード6(*)というハイレベルの大会で日本男子ダブルスがベスト8に進んだのは快挙でした。

最終的には準々決勝で坂本・池田組と対戦したERIKSEN/LUNDGAAD HANSEN組が優勝しデンマーク勢が 男子単・複を制しました。女子単・複と混合は地元韓国の優勝です。
今回の日本チームは5種目全てでベスト8に入るという好成績でした。
3月の全英オープン、4月の日本オープンにも期待が高まります。

(*)グレード6:
国際大会におけるグレードを表す。一番高い七つ星(セブンスター)は、オリンピックと世界選手権大会。
その下は賞金総額の多い順にグレードがついている。韓国オープンは六つ星(シックススター)ジャパンオープン(は五つ星)・・・一つ星その次がAグレードBグレードの大会の順となる。星がついてる試合は賞金もランキングポイントも多い。
七つ星の大会で優勝するのとAグレードで優勝するのとでは賞金もランキングポイントも大きく違うことになる。
シングル出場山田
山田2
ダブルス坂本・池田組
坂本・池田2

【 男子シングルス 】
1回戦 山田 英孝 2 15-8
15-11
0 PEI Wei Chung
(マレーシア)
2回戦 山田 英孝 2 15-4
15-1
0 VIBOONSIN Sittichai
(タイ)
3回戦 山田 英孝
*ベスト16*
1 9-15
15-11
1-15
2 NG Wei
(香港)



[山田選手コメント]

今回の韓国・オープンは、オリンピック、世界選手権に次ぐ、六つ星のグレード の高い大会であり、2005年最初の大会ということで今年一年を占う意味でも 重要な大会でした。

ナショナルチームが新体制となってから初の海外遠征ということで、調整やそ の他で戸惑うことも多かったのですが、ダブルスではベスト8とユニシスチーム としては、いいスタートが切れたと思います。
ベスト16という結果は決して満足のいく結果ではないので、今年一年常に上を目指して 努力していきたいと思います。



【 男子ダブルス 】
1回戦 坂本 修一
池田信太郎
2 15-7
15-5
0 JUNG Hoon Min
KIM Dong Hun
(韓国)
2回戦 坂本 修一
池田信太郎
2 9-15
15-10
15-13
1 LEE Yong Dae
HAN Sang Hoon
(韓国)
準々決勝 坂本 修一
池田信太郎
*ベスト8*
0 7-15
3-15
2 ERIKSEN Jens
LUNDGAARD HANSEN Martin
(デンマーク)



[坂本選手のコメント]

六つ星という大きな大会で、ベスト8に入ることが出来、大変嬉しく思います。
今回の試合は、韓国の若手の選手が相手だっただけに、チャンスだと思っていました。
今後、海外の試合がまたすぐにあるので、体調を整えて頑張りたいと思います。



[池田選手のコメント]

今回のベスト8という結果には満足しています。
準々決勝のERIKSEN/LUNDGAAD HANSEN組にはスピード、パワー、技術、 すべてにおいて相手のほうがうえで良いゲーム展開にもっていけず課題が残る試合でした。
3月にはヨーロッパ遠征があるので今回の反省を活かし良い結果が残せるように頑張ります。