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「第50回全日本社会人バドミントン選手権大会」
池田雄一選手 男子シングルス三連覇達成!  
2007年9月22日-26日開催

9/22−26、鳥取県鳥取市・鳥取県民体育館等において「第50回全日本社会人バドミントン選手権大会」が開催され、日本ユニシスから出場した池田雄一選手が男子シングルスで優勝し3連覇を達成、また仲尾修一・廣部好輝組が男子ダブルスで準優勝しました。

大会レポート
「大会を終えて」出場選手からのコメント
日本ユニシス選手の最終結果
仲尾キャプテンによる大会展望/選手からの大会出場前コメント
三連覇の池田雄一
三連覇達成の池田雄一選手

[大会レポート]
9月23日
日本ユニシスから参加の8選手は全員シード権を持っており、男子シングルスの岩脇峰生・池田雄一・井上知也の3選手が3回戦から登場。
3選手とも難なく初戦を勝ち上がることができました。

9月24日
この日からは全選手が登場。
男子シングルスの4選手は、この日を勝ち上がると全日本総合の出場権を獲得できるベスト16に進出することになります。

タイムテーブルの関係から、この日唯一3試合を戦った早坂幸平選手。
3試合目の対戦相手は、日本リーグ1部・大阪トリッキーパンダースのエース古川選手。
1ゲーム目は、緊張からか本来の切れのあるショットは影を潜め、逆に古川選手に面白いようにスーパーショットを決められ、わずか10点で失ってしまいます。
しかし、インターバル時の仲尾主将の喝が効いたのか、2ゲーム目からは持ち前のエネルギッシュな攻撃パターンとなり、常に2、3点のリードを保ちながら試合を進め、最後一気に突き放して14点で奪い返します。
ファイナルゲームも大きく点差が開き、最初の難関を突破。全日本総合の出場権を獲得しました。
井上・岩脇・池田の3選手も無難に勝ち上がり、ベスト16に進出しました。

男子ダブルス陣はシードが大きく4回戦から登場し、仲尾修一・廣部好輝組、小宮山元・斎藤元伸組ともに初戦を完璧な内容で圧勝。翌日に駒を進めました。

井上知也 早坂幸平
井上知也 早坂幸平

9月25日
この日は、シングルス陣2試合、ダブルス陣3試合で勝ち上がると共にベスト4に進出。ここまで勝ち抜くことを一つの目標としていた選手がほとんどでしたが、日本ユニシス選手の中でも各種目で明暗を分けた一日となりました。

まずは男子ダブルス。しっかり夏場に練習を積み重ねてきたのは廣部、小宮山、斎藤選手。 一方、仲尾選手は8月中旬から怪我で思うような練習ができず、本格的な練習を再開したのは大会のわずか1週間前。怪我も未だ完治していないという不安の残る状態で試合に臨むことになりました。

小宮山・斎藤組
小宮山・斎藤組

小宮山・斎藤組に思わぬアクシデント

1戦目を前にした小宮山・斎藤組のウォーミングアップ中に思わぬアクシデントが発生します。
小宮山選手のプッシュが斎藤選手の目に直撃。目をつぶる間もなく直撃したため片目が完全にぼやけたまま試合に入ることになりました。
心配された通り小宮山・斎藤組は本来のプレーができず、ミスが多発。1ゲーム目を12点で失います。
2ゲーム目も序盤からリードを奪われ苦しい状態でしたが、終盤徐々に点差が縮まり、強気でラリーを続ける二人。しかし、痛恨のつなぎ球にミスが出て万事休す。逆境を覆すことができず、ベスト32で無念の敗退となりました。

一方の仲尾・廣部組は、相手のミスを誘う経験を活かしたプレーを見せる仲尾選手と、いつもは寡黙な廣部選手の気迫あふれるプレーがうまく調和し、3戦とも危なげなくストレート勝ちし、ベスト4進出を果たしました。


斎藤元伸 小宮山 元
斎藤元伸 小宮山 元


2週間前に制した相手と再戦する井上選手

そしてシングルス陣。4選手とも怪我なく順調に夏を越し、長時間コートで速いスピードで動ける練習をこなしてきたため体力的には全く問題なく、それを武器に今大会に臨みました。

岩脇、池田の両選手は、ストレート勝ちで早々にベスト8を決めます。
井上選手の相手は、NTT東日本のルーキー山口公洋選手。大会から2週間ほど前に行われた関東総合で井上選手がファイナルの末に勝利を収めた相手です。

1ゲーム目、井上選手は緊張から精度を欠き、不安定な立ち上がりでリードを奪われます。しかし、中盤から点を重ねていき、18点で奪います。
2ゲーム目、山口選手の攻撃が増してくると井上選手も持ち前の粘りで応戦しますが、要所でショートサーブが浮き、それを1発で決められるというパターンが続き、リズムに乗れないまま15点で失います。
ファイナルゲームは山口選手がさらに攻撃をしかけます。井上選手も食らいつこうとしますが、残念ながら2ゲーム目と同じような展開で16点で敗退。山口選手は最終的に3位入賞となったため井上選手にとっては少し悔いに残る社会人大会になってしまいました。

選手たち 井上知也
  井上知也

社会人の組み合わせが決まってから早坂選手が言っていたこと。それは「組み合わせが厳しい。でも、雄一とあたるまで負けないことが目標」でした。
雄一選手との対戦の前にまず立ちはだかるのは、早坂選手と同じ入社3年目のNTT東日本・新開選手。二人の対戦と言えば、早坂選手が新開選手にストレート勝ちし、悲願の初優勝を遂げた昨年の全日本実業団が記憶に新しいですが、新開選手は過去に全日本総合3位という実績の持ち主。決して侮れない相手です。

早坂幸平
早坂幸平

試合は予想に反して、切れのあるショットの攻防ではなく、ラリーをして隙があれば攻めるといった綺麗なシングルスの展開に。試合時間は長く、シーソーゲームでゆったりと流れていきます。ファイナルゲームまでもつれた最後に勝機を見出したのが早坂選手。ゆったりした流れから一変、攻撃的なプレーに変わり、先に仕掛けてそのまま逃げ切り、早坂選手の目標であったベスト8に進出しました。


岩脇選手はベスト4まであとわずか・・・

ベスト4をかけた岩脇選手の対戦相手は、大学時代に全日本総合ファイナリストという実績を持つトナミ運輸の大束真也選手。岩脇選手のプレーは、攻めながら脅威のスタミナで粘るタイプ。 しかし、この日は岩脇選手がラリーに持ち込む前に、大束選手がパワーで粉砕という場面が多く見られ、1ゲーム目はあと一歩のところを19点で失います。

2ゲーム目は、岩脇選手のリズムになり、また大束選手のミスにも助けられ、16点で奪い返しました。最終ゲーム、ファイナルゲームを得意とする岩脇選手が有利かと思われましたが、岩脇選手は生命線である粘りの前に自らのミスでリズムを崩してしまいます。 逆に大束選手に一気に畳み掛けられ、プレーを修正する間もなく12点でゲームを失い、ベスト4を目前に敗退となりました。


岩脇選手にアドバイスする中條監督 岩脇峰生
岩脇選手にアドバイスする中條監督 岩脇峰生

真剣勝負の日本ユニシス対決 早坂幸平 vs 池田雄一

ベスト4を賭けたもう1試合は、早坂選手対雄一選手という日本ユニシス選手同士の対決。これまでほとんど無傷で勝ち上がってきた雄一選手に対し、早坂選手はここ2戦、実力者との対戦をフルゲームの末勝ち上がっており心身共に疲れているようでした。
第1ゲーム、そんな早坂選手の立ち上がりを雄一選手が見逃さず連打。わずか9点で1ゲーム目を勝ち取ります。
しかし、2ゲーム目はしっかり切り換えてきた早坂選手。互角なラリーが続き、取っては取られのシーソーゲームで試合が進みます。しかし、19−18と早坂選手がリードした場面で雄一選手の微妙なショットが2本連続ネットイン。そのまま雄一選手が勝利を収め、3連覇に向けて残りあと2つと駒を進めました。
早坂選手は最低限の目標は達成し、価値あるベスト8で試合を終えました。


早坂幸平 池田雄一
早坂幸平 池田雄一


9月26日
大会最終日まで勝ち残ったのはシングルス・ダブルス各1組。
これまで全てストレートで順調に勝ち上がってきたのは仲尾・廣部組。仲尾選手は過去、優勝や3位を連続3回など社会人大会の上位常連ですが、廣部選手にとっては2年連続ベスト16止まりとあまり相性がいいとは言えない大会です。
さらに廣部選手は個人戦の全国大会で初の準決勝進出となるため、ここからは未知の領域です。

仲尾修一・廣部好輝組
仲尾修一・廣部好輝組

準決勝の相手は、シード選手に勝って駒を進めてきたNTT東日本の木田・山口(公)組。第1ゲーム、廣部選手はフレームショットでミスなど本来のプレーが影を潜めます。しかし、大舞台で経験豊富の仲尾選手がカバーして11−10のリードで折り返すと、インターバルで中條監督から熱い激をもらう廣部選手。すると、本来の動きを取り戻し、徐々にリズムに乗っていきます。
終盤、完全に勢いに乗った廣部選手はコートを縦横無尽に動いて攻撃をしかけ、このゲームを16点で奪います。
2ゲーム目は、仲尾選手のサーブ絡みが冴え、あっという間にリードを広げ、わずか11点で奪い、見事決勝に進出となりました。

初のファイナリスト 廣部選手(仲尾・廣部組)

仲尾・廣部組の決勝の相手は、トナミ運輸の米・平田組。昨年の全日本総合3位ペアです。米・平田組の作戦は大きな展開をしないノーロブ、仲尾・廣部組の作戦は前衛の上手な平田選手に前で捕まらないようする作戦。 試合は一進一退の攻防で16−16まで進みますが、お互い17点目となったラリーで廣部選手のサーブがサービスとなり、続くラリーでは、少し甘めのロビングに仲尾選手の得意なドロップショットが痛恨のミスとなってしまい、これが響き19点で1ゲーム目を失います。

2ゲーム目は序盤から仲尾・廣部組は精彩を欠き、ミスの連続で苦しい展開。中盤からは互角になりますが、序盤の失点が響き残念ながら15点で大会を終えました。
しかし、優勝は逃したものの廣部選手にとっては、栄えある全国大会初の入賞。銀メダル獲得となりました。

廣部好輝 仲尾修一
廣部好輝 仲尾修一

三連覇の偉業を達成!池田雄一選手

残すは池田雄一選手の準決勝、決勝です。
雄一選手は日本ユニシスに入社直後の今年3月、膝の靭帯を痛める怪我に見舞われます。
4月に入り、リハビリ中に臨んだランキングサーキット大会では初戦敗退。7月の全日本実業団では第2シングルスを任されますが、トナミ運輸の舛田選手に痛恨の逆転負けと、なかなか波に乗れない半年が続いていました。
今大会は三連覇という偉業がかかっていること、そして何よりも自信を取り戻すために負けられない気持ちでいたと思います。

準決勝の相手は、昨年の全日本総合3位、また日本リーグでは日本ユニシスのエース・中西洋介選手に2年連続勝利中の竹村選手との対戦でした。
1ゲーム目、雄一選手は攻撃を先に仕掛け、竹村選手はそれを上手くかわしていくといった展開で試合が進んでいきますが、常に1、2点リードを保っていた雄一選手がそのまま逃げ切り、1ゲーム目を奪います。
2ゲーム目は、竹村選手が頭脳的なプレーで雄一選手を掻き回そうとしますが、雄一選手は動じることなく、自身のプレーを貫き通して16本でこのゲームを奪い、見事決勝に進出します。

池田雄一
池田雄一

決勝の相手は、岩脇選手に勝った今回勢いのある大束選手。
1ゲーム目は、勢いそのままに大束選手の力強いショットが雄一選手のショットを封じ、18点で押し切られてしまいます。

2ゲーム目からは雄一選手のスピードが増し、プレーもラリー展開に変わると、この作戦が功を奏しわずか10点で奪い返します。
そして優勝のかかったファイナルゲーム。雄一選手は2ゲーム目と同じく、ラリーをしながらも要所は切れのあるクロススマッシュで相手を翻弄してリードを奪います。 大束選手も必死に食らいついてきますが、さらに速さを増したプレーで攻撃する雄一選手。最後まで冷静な試合運びで勝利。見事3連覇を達成しました。

今大会、対戦相手が変わるごとに試合運びを巧みに変え、自信を持ったプレーを魅せた雄一選手。
この勢いを保ち、日本リーグでの活躍と全日本総合での上位入賞を期待したいと思います。

大会を終えて
大会を終えて

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【出場選手コメント】

[仲尾 修一]
今回は怪我で練習ができていなかったため自信はあまりなかったのですが、シード選手の棄権、実力者の早い段階での敗退もあり、運良く2位になれたという感じです。
怪我を完治させれば今回よりいいパフォーマンスが発揮できると思うので、11月の総合では自分自身に期待して調整していきたいと思います。
また、10月20日からは日本リーグが開催されます。日本ユニシスは2連覇中ですが、実業団では負けているので挑戦者の気持ちです。今年もチーム一丸となって優勝を狙いにいくので応援よろしくお願いします。

[早坂 幸平]
最低限の目標はクリアできてよかったです。
あとは総合で結果を残したいです。
くじ運をつけたい。笑

[廣部 好輝]
今回の社会人は第2シードで2位という結果で自分よりランキングが下の相手に負けなかったのはよかったのですが、優勝を目標にしていただけに少し残念です。
内容的にはサーブ場面でのミスが多かったと思うので今後の日本リーグや全日本総合までに意識して練習に取り組みたいと思います。

[小宮山 元]
次の試合に向けて頑張ります。

[岩脇 峰生]
今大会の収穫は、ベスト8で全日本総合の本戦出場権を獲得したことです。
しかし、相手のペースに合わせて試合をしてしまい、大事なところで単純なミスをしてしまったのが反省点です。
全日本総合でもベスト8入りを目指して頑張りたいと思います。

[斎藤 元伸]
社会人大会での収穫は悔しさです。
どんな状態でも勝てるよう冷静に考えることを学びました。
とにかく頑張りたいと思います。

[池田 雄一]
今回は三連覇できて安心しています。応援してくださった人たちに感謝したいです。
日本ユニシスに移籍してからなかなか結果を残せずにいたのですが、この優勝で自信がつき全日本総合に向けて弾みがついたと思います。
また、実業団大会では大事な場面で負けてしまい、とても悔しい思いをしました。日本リーグも接戦になると思いますが、実業団の悔しさを忘れずに向かっていこうと思います!

[井上 知也]
今回の社会人大会での反省点は、試合の中でプレーの変化ができなかったことと、弱気になり連続ミスをしてしまったことです。
収穫は新しい課題が見つかったことです。
総合では、今回の課題を活かして一つでも多く勝ち上がりたいと思います。

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【日本ユニシス選手の最終結果】

男子シングルス 池田雄一 優勝
岩脇峰生 ベスト8
早坂幸平 ベスト8
井上知也 ベスト16
男子ダブルス 仲尾修一/廣部好輝 準優勝
小宮山 元/斉藤元伸 ベスト32

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