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「スディルマンカップ(第12回世界国別対抗バドミントン選手権)」
日本チーム惜しくも5位
2011年5月22日-29日開催

2011年5月22日〜5月29日、中国・青島市にて「スディルマンカップ」(第12回世界国別対抗バドミントン選手権)が開催され、日本ユニシスから池田信太郎選手、潮田玲子選手、早川堅一選手、遠藤大由選手、山田和司選手が参加しました。
日本チームは、一次リーグを見事突破し、決勝トーナメントでは初のメダル獲得まであと1歩と迫りましたが、惜しくも5位という結果となりました。

池田信太郎・潮田玲子組 インタビュー
試合レポート
試合結果

香港に勝利し7位確定の日本チーム

【試合レポート】

一次リーグが中国、ドイツと同じグループになった日本の初戦はドイツ。
優勝候補中国との対戦を控えているため、決勝トーナメントに進むためには絶対に勝たなければならない戦いです。

その先頭の試合は池田信太郎・潮田玲子組の混合ダブルスとなりMichael Fuchs・Birgit Michels組と対戦。
3月の全英オープンでベスト4に入り現在世界9位と16位のイケシオから見れば格上の相手です。

第1ゲームはじわじわと差を広げられ17-21で奪われます。第2ゲームも先行しながら中盤で逆転され19-20とマッチポイントに追い込まれますが、ここから一気に逆転してゲームを奪い望みをつなぎます。

ファイナルゲームも中盤でリードを奪いますが、またも逆転を許し15-17。しかし再び意地を見せ5連続ポイントで逆にマッチポイントを掴むと相手の反撃を抑え見事な逆転勝ち。
これで勢いに乗った日本チームは女子シングルスを落としたものの4-1で貴重な勝ち点を奪いました。

次の中国戦はメンバー全員を入れ替えて臨み0-5で完敗したものの1勝1敗の2位で決勝トーナメント進出を果たします。

今回で12回目となったこの大会で初のベスト4入りを賭けた日本の相手は過去優勝1回、準優勝6回の強国インドネシア。
夜19時過ぎに始まった第1試合の男子ダブルスではユニシスチームのメンバーであるアルベン・ユリアントがAhsanと組んだペアが平田・橋本組(トナミ運輸)をストレートで破りインドネシアが先行。その後女子シングルス、男子シングルスを日本が取り王手を掛けるものの、女子ダブルスが敗れて2-2となり勝負は池田・潮田組が登場する最後の混合ダブルスに持ち込まれます。

相手は世界11位と格上のFran Kurniawan/Pia ebadiah Bernadeth組。試合は第1ゲームからリードが何度も入れ替わる激しい接戦となりますが19-19から突き放され先行を許します。
第2ゲームは立ち上がりに連続ポイントでリードを奪いますが、中盤で追いつかれ再び競り合いとなってマッチポイントまで追い込まれながら必死の踏ん張りで25-23と振り切り振り出しに戻します。

ここまでで既に試合時間は1時間を経過。ファイナルゲームの立ち上がりは競り合ったものの、追い込まれての接戦で体力を消耗したのか次第にリードを奪われ、中盤からは連続ポイントを許し9-20と開かれて相手のマッチポイント。それでも最後まであきらめず5連続でポイントを返しますが反撃もここまで。82分に及ぶ熱闘が終わりを告げたとき、時計は日付を越えて0時19分を指していました。
メダルまであと一歩と迫り、次への期待も感じさせながらも今回は第5位に終わりました。
池田信太郎・潮田玲子組
世界ランキング9位のインドネシアペアと対戦


池田信太郎・潮田玲子組
池田信太郎・潮田玲子組


【池田信太郎・潮田玲子組インタビュー】

--:スディルマンカップは男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目で戦う国別の団体戦。
初戦のドイツ戦では、トップバッターでしたね。

池田:「勝ってチームに貢献したい、という気持ちでコートに入ったので、 きわどい試合展開でしたが、日本チームに勢いをつけることができて嬉しかったです」

潮田:「朴ヘッドコーチが“混合ダブルスも一つのポイント(勝算)として考えている”と言って送り出してくれたので、勝利で期待に応えることができてホっとしました」

--: 1部初参戦となった2009年は、日本チームは8チーム中7位でした。今大会は、決勝トーナメントに進出し、インドネシア戦では、混合ダブルスでの勝利がメダルに直結するという緊張の中での登場でした。

池田:「厳しい戦いになると思っていましたので、覚悟はしていました。1ゲーム目を19-21で落とし、2ゲーム目は日本チームの声援のおかげで25-23でなんとか勝てましたが、 ファイナルで失速してしまい、日本にメダルをもたらすことができず悔しいです」

潮田:「19-19まで行きながら落とした第1ゲームが勝負の分かれ目だった気がします」

池田:「自分の戦いを振り返ってみると、どこかで力が入ってしまったのかもと言う場面もありました。 普段であれば追わなくても良い羽まで追って体力を消耗させてしまったり。もう少しバランスを考えた試合コントロールをすれば必ず勝てる、と分かったことが敗戦の中での収穫だと思います」

潮田:「私も、あれだけ緊張した場面でも冷静にプレーできる、と手ごたえを感じられたことが、大きな収穫です。あそこまで緊張するシチュエーションはなかなかありません。オリンピックや世界選手権の緊張感とまさに同じ状況でしたから」

池田:「会場の雰囲気もオリンピックや世界選手権に似たものがありましたね 」

--:お二人はスディルマンの出場回数も多いですよね。

池田: 「僕は4度目になるのですが、1番最初に出場したのが2005年で、やはりミックスだったんです。当時は即席ペアで出場していましたから、強豪国との対戦はまったく勝負にならなかった記憶があります」

潮田:「私は一番最初に選出されたのは19歳の時で、5度目の出場になりますが、昔は2部でも下位の方にいたこともありました。2007年に2部で優勝し1部入り果たし、今回はメダルまであと一歩というところまで来て、本当に日本が強くなっているなって感じます」

--: スディルマンカップも終わり、いよいよ本格的なオリンピックレースがスタートします。レースに向けて意気込みをお聞かせください。

池田信太郎・潮田玲子組



池田信太郎・潮田玲子組



池田信太郎



2007年のスディルマンカップで2部優勝・16年ぶりの1部昇格を決めた日本チーム
2007年のスディルマンカップで2部優勝・16年ぶりの1部昇格を決めた日本チーム

池田:「大事な戦いがいよいよ始まります。スディルマンカップでの経験を活かし、レースでは格上のペアにも全力で向かっていきポイントを取ってきたいと思います。応援どうぞよろしくお願いします」

潮田:「少し前までは、トップランカーとの戦いは、ちょっと不安要素がありながら試合に挑むという形でしたが、 今年に入って、簡単に負けることもなくなり、スディルマンでも戦える自信がつきました。 レースでは、“いい勝負が出来た”ではなく、きっちり勝ってポイントを重ねていかなければならない。そういう意味では、戦える準備ができた、やるぞ。と言う気持ちでいますので、皆さんにも見守っていただけると嬉しいです」


【準々決勝】
日本 2-3 インドネシア
男子ダブルス 平田 典靖
橋本 博且
0 17-21
16-21
2 CHANDRA Alvent Yulianto
AHSAN Mohammad
女子シングルス 廣瀬 栄理子 2 21-19
17-21
21-14
1 FIRDASARI Adriyanti
男子シングルス 田児 賢一 2 21-15
21-9
0 SANTOSO Simon
女子ダブルス 松尾 静香
内藤 真実
0 17-21
16-21
2 POLII Greysia
JAUHARI Melilanai
混合ダブルス 池田 信太郎
潮田 玲子
1 19-21
25-23
14-21
2 TENG Fran Kurniawan
BERNADET Pia Zebadiah

【一次リーグ第2戦】
日本 0-5 中国
男子ダブルス 佐藤 翔治
川前 直樹
0 15-21
14-21
2 CAI Yun
FU Haifeng
女子シングルス 佐藤 冴香 0 12-21
11-21
2 WANG Xin
男子シングルス 佐々木 翔 0 20-22
19-21
2 LIN Dan
女子ダブルス 松尾 静香
内藤 真実
0 15-21
10-21
2 YU Yang
WANG Xiaoli
混合ダブルス 橋本 博且
藤井 瑞希
0 14-21
10-21
2 XU Chen
MA Jin


【一次リーグ第1戦】
日本 4-1 ドイツ
混合ダブルス 池田 信太郎
潮田 玲子
2 17-21
22-20
21-18
1 FUCHS Michael
MICHELS Birgit
男子シングルス 田児 賢一 2 21-11
21-18
0 ZWIEBLER Marc
男子ダブルス 平田 典靖
橋本 博且
2 21-16
16-21
21-15
1 KINDERVATER Ingo
SCHOETTLER Johannes
女子シングルス 廣瀬 栄理子 1 15-21
21-18
19-21
2 SCHENK Juliane
女子ダブルス 末綱 聡子
前田 美順
2 21-16
21-11
0 MARINELLO Sandra
MICHELS Birgit




* 関連リンク
・第12回世界国別対抗バドミントン選手権(スディルマンカップ)
・2011 Double Star BWF Sudirman Cup

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