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「バドミントン世界選手権2013」 男子ダブルス 早川賢一・遠藤大由組、 混合ダブルス早川賢一・松友美佐紀組 ベスト8

  • 2013.08.05 - 2013.08.11
  • トピックス


8月5日〜11日、中国・広州において「バドミントン世界選手権2013」が開催され、日本ユニシスから上田拓馬、高橋沙也加、早川賢一、遠藤大由、高橋礼華、松友美佐紀の6選手が出場しました。

選手コメント
試合結果

男子ダブルスの早川賢一・遠藤大由組(世界4位)は第4シードで2回戦から登場し、イングランドのLANGRIDGE/MILLS組(25位)、3回戦でマレーシアのABDUL LATIF/MOHD TAZARI組(24位)をそれぞれストレートで破り、準々決勝でロンドン五輪優勝のCAI/FU組(中国、8位)と対戦します。
メダル獲得を目標に、ドローの発表以来この相手に的を絞ってきた戦いは、立ち上がりリードされるも中盤で9−10と追い上げますが再び突き放されて第1ゲームを失います。しかし、第2ゲームは序盤から競り合いとなり、共にリードを奪いあう接戦が18オールまで続きます。ここで連続ポイントを許し相手のマッチポイントを迎えますが、奪い返しジュース。一気に逆転を狙いますが、チャンス球がネットにかかり、再びマッチポイントに追い込まれると20−22で振り切られ、惜しくもベスト8で終わりました。

早川選手と松友選手が組んだ混合ダブルス(23位)は1回戦でチェコペアを、2回戦では13シードのデンマークペア(14位)をストレートで退けます。3回戦では韓国のJUNG/KIM組にファイナルゲームに持ち込まますが、最後は圧倒してベスト8入りを果たします。
準々決勝は元世界1位、インドネシアのAhmad/Ntasir組(3位)と対戦。史上初の混合ダブルスメダル獲得の期待に、日本チーム全員の声援を受けての戦いは、第1ゲームを失ったものの、第2ゲームからリズムをつかみ1ゲームオールに持ち込みます。
ファイナルゲームはベテラン相手に徐々にリードを奪われ14−20とマッチポイントを握られますが、ここで慎重に なった相手に対し5連続ポイントで1点差まで追い上げる猛反撃。会場を沸かせますが反撃もここまで。惜しくも敗れメダルには一歩届きませんでした。
天河体育館(中国・広州市)
天河体育館(中国・広州市)

男子ダブルス 早川賢一・遠藤大由組
男子ダブルス 早川賢一・遠藤大由組


混合ダブルス 早川賢一・松友美佐紀組
混合ダブルス 早川賢一・松友美佐紀組

女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組(3位)も2回戦からの登場となり、タイのLAM/THOUNGTHONGKAM(25位)と対戦。ベテランのTHOUNGTHONGKAMの巧みな前衛プレーに苦しみ中盤でリードを許すと終盤の追い上げでジュースに持ち込んだものの振り切られ第1ゲームを失います。第2ゲームも相手に主導権を握られ、なんとか17オールまで追い上げますが、またも連続ポイントを奪われ敗退となりました。

世界選手権初出場の男子シングルス上田拓馬選手(16位)は、初戦のシンガポール選手に第1ゲームを奪われるスタートでしたが、逆転で白星を挙げると、2回戦ではデンマークの若手ホープAxelsen(22位)から第1ゲームをジュースの末奪い、第2ゲームは圧倒して3回戦へ。ここで第3シード中国のDU(3位)相手に第1ゲーム9−16から連続ポイントで追い上げ一度は19−18と逆転。このゲームは再逆転され失うものの第2ゲームは13本で奪い返し、1ゲームオール。ファイナルゲームは力尽き、中盤から連続ポイントを許してしまい健闘むなしく敗れました。

同じく初出場の高橋沙也加選手(23位)の女子シングルスは、1回戦でマレーシアのTEE(42位)に17本、17本で競り勝つと、2回戦では同じ日本の三谷美菜津選手(10位、NTT東日本)と対戦。大会前に右足首を痛め出場が危ぶまれた高橋選手でしたが、持ち前の強気の攻めを崩さず、第1ゲームを16オールから5連続ポイントで奪うと、第2ゲームもつかんだ流れを離さず、9本で圧倒して勝利。続く3回戦では韓国のBae(15位)相手に中盤大きくリードを奪いながら逆転され第1ゲームを落とすと、第2ゲームも17オールと粘りましたが最後は連続ポイントで振り切られ、ベスト8への壁は敗れませんでした。


【選手コメント】

[上田 拓馬]
「初の世界選手権、結果はベスト16で最低限の目標は達成しました。しかし、この結果には満足していません。
今回得た経験を生かして、9月のヨネックスオープンジャパン、次回の世界選手権でのメダルを目標に頑張っていきたいと思います」

[高橋 沙也加]
「今回は世界選手権の直前に怪我をしてしまい、良いコンディションでプレーすることができませんでした。
大会では、また新たな課題も見つかったので、その課題を克服して次に生かしたいと思います。
これから全日本社会人やジャパンオープンと試合が続くので、優勝を目標に頑張りたいと思います。
これからも応援どうぞよろしくお願いします」

[早川 賢一]
「今回の世界選手権はメダルを狙っていたので、そこまでいけなかったのは残念です。
しかし、世界選手権前から心がけしていたことは試合で出せたとは思います。
次はスーパーシリーズ優勝を目標に頑張っていきたいです。
これからも応援よろしくお願いします」

[遠藤 大由]
「今回の世界選手権ではメダルを取ることが出来なくて悔しく思っています。
今後は大事な試合で勝てるようになっていきたいです。
沢山の応援ありがとうございました。これからもよろしくお願いします」

[高橋 礼華]
「今回は一回戦敗退という不甲斐ない結果で終わってしまい、とても悔しい気持ちでいっぱいです。
しかし、今大会で学んだことはたくさんあると思うので、これからも、もっともっと成長していけるように頑張りたいと思います。
沢山のご声援ありがとうございました」

[松友 美佐紀]
「世界選手権では、ベスト4以上という目標を達成できず、また皆さんの期待に応えることができず、大変悔しい形で終わってしまいました。
この敗戦をこれからの私たちに必ず生かしていきたいと思います。
世界選手権は終わってしまいましたが、まだまだ成し遂げていきたい目標が沢山ありますので、ひとつひとつ成長するよう、頑張っていきます。
今後ともご声援よろしくお願いいたします!」


【試合結果】

男子ダブルス 早川 賢一
遠藤 大由
ベスト8
混合ダブルス 早川 賢一
松友 美佐紀
ベスト8
男子シングルス 上田 拓馬 ベスト16
女子シングルス 高橋 沙也加 ベスト16
女子ダブルス 高橋 礼華
松友 美佐紀
ベスト32



* 関連リンク
BWF World Championships 2013