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「スイスオープン2015」女子ダブルス栗原文音・篠谷菜留組 準優勝!

  • 2015.03.10 - 2015.03.15
  • 試合結果


2015年3月10日〜15日、スイス・バーゼル市にて「スイスオープン2015(GPG)」が開催され、日本ユニシスから出場した女子ダブルス栗原文音・篠谷菜留組が準優勝しました。

栗原文音・篠谷菜留組コメント
試合結果

女子ダブルスの栗原文音・篠谷菜留組(世界30位)は1回戦で地元ペアに圧勝。2回戦では、前週の全英オープンで高橋・松友組に勝ち最終的に第3位に入った難敵TANG/ZHONG組(中国)と対戦。序盤の競り合いから、8連続ポイントで一気に抜け出し第1ゲームを取ると、第2ゲームも流れを離さずに積極的なプレーで11本に抑えて勝利。3回戦で2013年の欧州ジュニア王者、ブルガリアのSTOEVA姉妹組(19位)にも終始リードを保ってストレート勝ちしベスト4入り。
準決勝では第1シードの前田・垣岩組(5位)と対戦。序盤からテンポ良い攻撃でリードを広げ第1ゲームを先取。第2ゲームも大きくリードしますが次第に差を詰められ終盤で逆転を許して奪われます。しかし、ファイナルゲームは再び積極的なプレーで序盤から連続ポイントを上げ、終始リードを保って12本で勝利し決勝進出を果たします。
決勝戦の相手は、新コンビ結成後いきなり前週の全英オープンで優勝した中国のBAO/TANG組。グランプリ・ゴールドレベルでは初の決勝進出となった栗原・篠谷組は、第1ゲームで相手の攻撃力に受けに回ってしまい、ミスも出てわずか6本で失います。しかし第2ゲームに入るとよく動いてレシーブし、栗原の強打などでポイントをあげ、相手の追い上げも抑えて17本で奪取。第3ゲームは一進一退の展開となりますが、インターバル明けに相手の攻撃を抑えきれずにリードを許し、最後まで粘りを見せますが17本で逃げ切られ惜しくも準優勝に終わりました。

栗原文音・篠谷菜留組
栗原文音・篠谷菜留組
女子シングルスの高橋沙也加選手(15位)は第3シードで出場。1回戦ではドイツ選手に粘られファイナルゲームに持ち込まれたものの振り切って勝利。2回戦でブルガリアのベテランを、3回戦でタイのJINDAPON(22位)をそれぞれストレートで降してベスト4入り。準決勝では中国のSUN(18位)と接戦を展開。第1ゲームは終盤に逆転を許して奪われ、第2ゲームは取り返したものの、第3ゲームは序盤から相手の勢いに押されてリードされ12本で敗退し、決勝進出はなりませんでした。

男子シングルスでは、坂井一将選手(48位)が前週に引き続き好調を持続。2回戦で中国のTIAN(13位)を相手に終始先手を取って18本、13本でストレート勝ちする殊勲の勝ち星。3回戦もインドのPAWARとの接戦をファイナルゲームの末に振り切って勝利。続く4回戦ではインドのJAYARAMから第1ゲームを奪い、第2ゲームも終始リードしてマッチポイントを迎えたものの逆転で失うと、ファイナルゲームは終盤で振り切られてベスト8に終わりました。

一方の上田拓馬選手(28位)も1、2回戦を順調に勝ち上がり、3回戦のインドネシアのTEDJONO(40位)にも着実なラリーを展開し、粘る相手を振り切って16本、19本で勝利。しかし、4回戦の第1シードSrikanth(インド、5位)には終始ペースをつかまれ、流れを奪い返すことができずに敗れ、坂井選手と共にベスト8に終わりました。

男子ダブルスの数野健太・山田和司組(27位)、井上拓斗・金子祐樹組(48位)は共に1回戦を順当勝ち。2回戦で、数野・山田組は中華台北ペアにファイナルゲームでジュースに持ち込まれる接戦をしのぎ切って勝利。井上・金子組も英国ペアに第1ゲームを奪われながら、第2ゲームからはリズムを取り戻して連取して勝ちぬきます。
3回戦は井上・金子組がマレーシアの実力者GOH/TAN組に挑んで接戦を展開し、第1ゲームはジュースに持ち込みながら奪われ、第2ゲームも終盤まで粘りながら18オールから突き放されて敗れました。数野・山田組もドイツペア(24位)と1ゲームずつを分け合ってファイナルに進みますが、ここでは終始相手にペースをつかまれ、終盤1点差まで追い上げながら振り切られて敗退。両ペアともベスト8で大会を終えました。

【栗原文音・篠谷菜留組コメント】

[栗原 文音]
「スイスオープンでは優勝はできませんでしたが、世界トップの選手とたくさん対戦でき、その中で準優勝できたのは自信にもなる大会でした。
二人の課題も明確になったので、その課題をクリアし、結果を出せるように頑張ります」

[篠谷 菜留]
「今回のスイスオープンの結果は、自分自身にとってとても自信になる結果でした。 自分たちの課題の部分もしっかり分かって、次の大会につながるような試合ができたと思います。
今年からスーパーシリーズの試合に出させてもらえるので、そこで結果を出せるように準備をしていきたいと思います。
これからもどうぞ応援よろしくお願いいたします」

決勝戦で戦ったBAO/TANG組と栗原文音・篠谷菜留組
決勝戦で戦ったBAO/TANG組と栗原文音・篠谷菜留組

【試合結果】

女子ダブルス 栗原 文音
篠谷 菜留
準優勝
女子シングルス 高橋 沙也加 第3位
男子シングルス 上田 拓馬 ベスト8
坂井 一将 ベスト8
男子ダブルス 数野 健太
山田 和司
ベスト8
井上 拓斗
金子 祐樹
ベスト8


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