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バドミントン日本リーグ2009 入替戦に勝利し1部昇格!

  • 2010.01.31
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2010年1月31日開催 1月31日(日)、東京都立川市柴崎市民体育館においてバドミントン日本リーグ2009 1部入替戦が行われました。
2部優勝チームとして臨んだ日本ユニシス女子チームは、1部最下位チームの三菱電機に2-0のストレートで勝利し、見事日本リーグ1部への昇格を勝ち取りました。

2月1日付ニュースリリース
「日本ユニシス実業団バドミントン部女子チーム 「バドミントン日本リーグ2009」1部リーグ昇格

スタッフ・選手コメント
試合結果
女子チーム
昨年11月に行われた「日本リーグ2009」2部リーグで全勝優勝を果たした日本ユニシスの相手は1部リーグ最下位の三菱電機。0勝7敗と勝ち星には恵まれなかったものの、全7試合中6試合が1-2の惜敗という侮れないチームです。
日本ユニシスのオーダーはトップダブルスに高橋礼華・松友美佐紀(聖ウルスラ学院英智高・2010年度入社内定者)を起用。シングルスには平山優選手、第2ダブルスは王栄・栗原文音という布陣で入替戦に挑みます。

女子チーム

エースとしてトップダブルスを任された高橋・松友組。19歳と17歳という若さながらインドオープン優勝・韓国オープンベスト8と充分な実績を誇る二人ですが、一発勝負の入替戦というプレッシャーが襲いかかります。
試合開始直後は順調に得点を重ねてリードするものの、中盤以降は相手の粘り強い攻撃にポイントを許し16-20の劣勢。ここから5連続ポイントで逆転する意地を見せますが、結局延長の末に第1ゲームを奪われると2ゲームも7オールと緊迫した戦いとなります。

高橋礼華(右)・松友美佐紀

しかし息を整えて集中力を取り戻した二人はここから5点を連取。高橋選手のコートを広く使ったクレバーな配球に松友選手の読みのよい球捌きがかみ合い、このゲームを17本で制します。必死の攻めを見せる三菱電機ペアの前にファイナルゲームも序盤は競り合いますが、相手のミスに乗じて6-8から一気に11-8。
チェンジエンド後もさらに3点を加えて流れをしっかりとつかみます。疲れの見えてきた三菱電機ペアとは対照的に、活き活きとしたプレーで点差を広げていく高橋・松友組。最後は相手の打球がネットにかかり21-12。
苦しみはしたものの、よい形でシングルスにバトンをつなぎます。

高橋礼華(右)・松友美佐紀

1部昇格に王手をかけた日本ユニシスのシングルスはキャプテン平山選手。対する三菱電機は、やはりチームのキャプテン・日本リーグ2009でも3勝を挙げている木村早紀選手です。
岩脇スパーリングコーチとの入念なアップを済ませ、引き締まった表情で試合に臨む平山選手。相手を大きく動かしてミスを誘い、14-12からは連続7得点を挙げて一気に第1ゲームを奪います。

平山優

しかし第2ゲームに入ると平山選手のコントロールに微妙な狂いが生じ始め、なかなかペースをつかむことができません。自分から積極的に打っていき1点を争う展開に持ち込みますが、木村選手のネットプレーにも手こずりこのゲームは19-21で三菱電機へ。第1ダブルスに続きファイナルゲームにもつれ込みます。
そのファイナルゲーム、自らの手で1部昇格を決めたい平山選手ですが、焦ることなく決定的な場面まで辛抱強くラリーを続ける我慢のプレー。プレッシャーをモチベーションに昇華させて気持ちのこもったプレーを見せると、ベンチの大きな声援が平山選手を後押しします。

女子チーム

木村選手は堪らず先にミスを犯してしまい、平山選手が3-3から驚異の11連続得点で14-3、さらに18-10と大差をつけて大勢を決します。木村選手の最後の粘りを振り切り迎えたマッチポイント、木村選手のクリアがエンドラインを割ると初めて表情を崩した平山選手。静かにガッツポーズをつくり、日本ユニシス女子チーム悲願の日本リーグ1部昇格を勝ち取りました。

日本バドミントン協会 今井事務局長より日本リーグ1部昇格証明書を受け取る平山キャプテン

皆様には多くのご声援をいただき、まことにありがとうございました。
今後日本ユニシス女子チームは、男子チームとともに国内団体戦の2大タイトルである「バドミントン日本リーグ」、「全日本実業団バドミントン選手権大会」の制覇、男女揃ってのオリンピック出場・メダル獲得を視野に入れて戦ってまいります。今後とも応援をどうぞよろしくお願いします。

全員集合

【スタッフ・選手コメント】
[清水 文武ヘッドコーチ]
男子と同じ日本リーグ一部の舞台で戦うことができるようになり、率直に言ってほっとした気持ちです。 負けられないという思いはありましたが、相手も一部でいい戦いをしてきたチームですし、簡単にいくとは思っていませんでした。
しかし今まで積み重ねてきたこと、そして選手の力を信じ、選手はそれに応えて力を発揮してくれました。 2年間でここまできたのは、応援し支えてくださった皆様のおかげです。
今年の末の男女アベック優勝を目指し、これからも頑張って参りますので、応援をよろしくお願いいたします。

[岩脇 峰生コーチ]
たくさんの声援を送ってくださった皆様に感謝したいです!
選手は負けられないプレッシャーの中、よく戦ってくれました。
チームは2部リーグや入替戦を通じて、ようやく「一丸となる」ことを理解してきたのではないかと感じました。今年の実業団と日本リーグでは日本中を驚かせるかもしれませんね!
まだまだ夢の途中なので、個人もチームもレベルアップできるよう努力して行きますので、応援よろしくお願いします。

[平山 優キャプテン]
今回、入替戦で勝利し1部昇格を決めることができ、とても嬉しいです。
入替戦前は各自合宿や遠征などがあり、メンバー全員が揃って練習できたのは約一週間でした。
しかし皆が1部昇格という目標を常に持っていたので、とてもチームワークが良くいい雰囲気の中で戦うことができました。
試合では、絶対に勝ちたいという思いからとても緊張感のある中での戦いとなりましたが、2-0で勝利でき、いい形で終えることができました。
次は1部で戦えるということで今からとてもワクワクしています。
チームの目標は優勝です。決して簡単なことではないと思いますが、目標に向かってチーム皆で頑張って行きます。 これからも応援よろしくお願いします。

【試合結果】
日本ユニシス
2-0 三菱電機
第1複 高橋 礼華
松友 美佐紀
2 22-24
21-17
21-12
1 藤澤 美佑紀
中村 紋子
平山 優 2 21-12
19-21
21-16
1 木村 早紀
第2複 王 栄
栗原 文音
- - - 小椋 しのぶ
西川 真奈美




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