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「バドミントン日本リーグ2010」試合レポート 2010年10月10日-26日開催- トピックス - 実業団バドミントン部 女子チーム【日本ユニシス】
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「バドミントン日本リーグ2010」初出場で初優勝!
史上初の男女アベックVを達成!
2010年10月10日-12月26日開催
2010年12月25日(土)、26日(日)東京都墨田区・墨田区総合体育館において「日本リーグ2010 東京大会」が行われました。
激戦の過去5試合に続き、最終節の東京大会でも勝利を重ねた日本ユニシス女子チームは、最終成績7勝0敗で1部リーグ初参戦での優勝を果たしました。
・
スタッフ・選手コメント
・
12/27付ニュースリリース
『日本ユニシス実業団バドミントン部
「日本リーグ2010」で史上初の男女同時優勝を達成』
・
対戦結果
・
試合日程
・
試合レポート
・
男子チーム試合結果
日本ユニシスは25日に行われた岐阜トリッキーパンダースとの激戦を3対0で勝利し、最終戦では古豪ヨネックスを相手に高橋・松友組が先制すると、シングルスでも1部リーグ初出場となった野尻野選手が相手を一蹴し、1年前の2部リーグ優勝と同じく全勝優勝を確定。第2ダブルスでも潮田・張組が今期最終戦を白星で飾り、日本ユニシス女子チームの悲願であった1部リーグ初参戦・初優勝を見事に達成しました。
なお、男子チームも最終戦でトナミ運輸チームとの全勝対決を勝利し、2年連続4回目の日本リーグ優勝。
同一所属チームの男女優勝という史上初の快挙を成し遂げました。
最高殊勲選手賞には数々のエース対決を制した高橋・松友組が輝きました。
新人選手賞にも選ばれた松友選手は嬉しいダブル受賞となりました。
またルネサスSKY戦、三洋電機戦での貴重な白星を挙げた平山選手が殊勲選手賞を受賞しました。 10月の開幕以来、多数のご声援をいただきまことにありがとうございました。
2011年も日本ユニシス実業団バドミントンへの応援を何とぞよろしくお願いいたします。
■女子チーム試合日程
試合形式 : 2複1単(ダブルス2試合 + シングルス1試合)の団体戦
第1戦
第2戦
第3戦
第4戦
第5戦
第6戦
第7戦
10/10(日)
11/ 3(水)
11/28(日)
12/19(日)
12/23(木)
12/25(土)
12/26(日)
vs
七十七銀行
vs
NTT東日本
vs
ルネサスSKY
vs
北都銀行
vs
三洋電機
vs
岐阜トリッキーパンダース
vs
ヨネックス
[○3-0]
[○2-1]
[○2-1]
[○3-0]
[○3-0]
[○3-0]
[○3-0]
高岡市民体育館
函館市民体育館
宮崎市総合体育館
岡垣サンリーアイ
春日部市総合体育館
墨田区総合体育館
〃
【12月26日 : 第7戦 vs ヨネックス 】
・
スコア
日本ユニシス女子チームの1部リーグ初年、最終戦の相手は名門ヨネックス。今期は勝ち星に恵まれずここまで6敗、さらには前日のアクシデントで有力な内定選手を欠く苦しい布陣だ。
日本ユニシスは前日の苦戦を糧とし一段と気を引き締めて臨む。
・
第1複 高橋 礼華・松友 美佐紀
2
- 0 今別府 靖代・作山 智美
実は試合の開始前に日本ユニシスの初優勝は決定していた。最終日開始の時点における優勝の可能性は日本ユニシスと三洋電機に絞られていたが、その三洋電機がこの日の試合でNTT東日本にシングルスを落としてしまい、マッチ率で日本ユニシスを上回る可能性がゼロとなっていたのだ。
しかし全勝優勝を狙う日本ユニシスはその事実にはお構いなしに勝利へ邁進。第1ダブルスには自他ともに認めるエースに成長した高橋・松友組が立つ。
高橋礼華
松友美佐紀
相手はヨネックスの柱である今別府選手と三洋電機から移籍してきた作山選手のペア。第1ゲーム前半は8-10と競り合いとなるが、ラリー力に勝るユニシスペアが相手のつなぎ球やジャッジでのミスを誘っていく。ヨネックスペアも健闘するが、高橋・松友組は終盤に2回の3連続ポイントを挙げてこのゲームを21-16で先取。
高橋礼華(右)・松友美佐紀組
第2ゲームもユニシスペアが相手を前後左右に動かし、ミスショットや甘い返球を引き出してじわじわとリードを広げていく。最後は高橋選手、松友選手の連続攻撃がきれいに決まり14本で勝利。ペアとして今期7戦7勝の堂々たる成績を確定させ、シングルスの野尻野選手に舞台を譲った。
7戦全勝の堂々たる成績を挙げた高橋・松友組
・
単 野尻野 匡世
2
- 0 柏原 未久
その野尻野選手は1部リーグ初登場。1年前の2部リーグ優勝に続き、チームの優勝を決めることができるか。
相手の柏原選手には11月に行われた東京都実業団リーグで土を付けられている。序盤の展開が注目されたが、全日本総合選手権から好調を維持する野尻野選手はスマッシュ、カット、クリアと威力のあるオーバーヘッドショットを軸にリードをキープしていく。
野尻野匡世
小柄な柏原選手もトリッキーなロブや粘り強いレシーブなどで食い下がるが、ネットプレーにスピードと正確性が光る野尻野選手が11-10から2本を連取。さらにスマッシュ、カット、カウンターレシーブと続けて5連続得点を挙げて大勢を決する。
結局このゲームは12本で奪い、第2ゲームも相手のミスが続き4-0。ここから柏原選手の抵抗に遭い10-9となるが、野尻野選手は充実したストロークを武器に長いラリーから勝機を確実につかんでいく。
順調に得点を重ねる野尻野選手
インターバルを挟んで計8本を連続で奪い、1点を返されるもののアタックロブからの攻撃を2本続けてとうとうマッチポイントが訪れる。
視線の集中する中、ショートサービスに対する柏原選手のリターンがネットにかかると、ガッツポーズとともに笑顔でベンチに振り向いた野尻野選手の眼前には飛び出した選手達の姿が。
江淵選手、打田選手に続いて他の選手も野尻野選手に抱きつき、1部初参戦での初優勝を全勝で飾った喜びを華やかに溢れさせた。
初優勝を決め祝福される野尻野選手
・
第2複 潮田 玲子・張 之博
2
- 0 阿萬 絵理香・田村 千秋
こうなれば後味よく3-0で締め括りたいところ。第2ダブルスのコートには潮田・張組が上がり、若い阿萬・田村組と対戦する。
勝利を誓ってハイタッチする潮田玲子・張之博組
キャリアの差から潮田・張組の圧勝と思われたが、一矢を報いヨネックスに1点をもたらそうとする阿萬・田村組が善戦。田村選手のコースを突いた攻撃などで、わずかながらリードを奪う場面もつくる。ユニシスペアが6-7から攻めを続けて5連続得点を挙げてなお、粘り強いレシーブを得点に結び付けて食い下がっていく。
だが14-12での54本に及ぶ長いラリーを制した潮田・張組が本領を発揮。張選手の力強いスマッシュ、サービスでもテクニックを見せれば、潮田選手も飛びつきながらのドライブを決め瞬く間に18-13とセーフティリードを奪う。
順調に得点を重ね、2度目のゲームポイントを張選手がサービスプッシュからの速攻で決め21-16。
潮田玲子(右)・張之博組
諦めないヨネックスペアに第2ゲーム11-12、15オールと競り合うも、潮田選手が技ありのクロスカットでエースを奪ったのを皮切りにユニシスペアが終盤のスパートを開始する。
百戦錬磨の二人がこの勝負所を逃すはずもなく、潮田選手のサービスで一気に19点まで加点すると、阿萬選手のプッシュがネットにかかり日本ユニシスにマッチポイント。
続くラリーも張選手が高めのスマッシュで相手を崩し、ネット前に返ったレシーブを潮田選手が押し込んでゲームセット。
抱き合おうとした潮田選手と張選手を、再びベンチから飛び出した選手達の波がのみ込み、勢い余ってそのまま倒れ込み折り重なっていく。
ゲームセットの瞬間
本格発足からわずか3年、最速での1部リーグ優勝。その喜びに沸く選手達は手を高く掲げて歓喜の円錐を形づくった後、初めての胴上げへ。
太田部長に続き、中條総監督と清水監督の大きな体がなんとか持ち上がり、この日本リーグを最後にチームを去る王栄選手、張之博の両選手兼コーチが続く。さらに潮田選手、平山主将が宙を舞い、最後は大きな声援を送り続けてくれた応援席に向かい、全員で手を振って感謝の意を表した。
初優勝をサポーターに報告する日本ユニシス女子チーム
【12月25日 : 第6戦 vs 岐阜トリッキーパンダース 】
・
スコア
前節に三洋電機を破り、唯一の全勝チームとして最終節に乗り込んできた日本ユニシス女子チーム。
1部リーグ初出場での初優勝に向け、残る2戦も気を緩めることはできない。第6戦の相手は岐阜トリッキーパンダース。今年の日本ユニシスと同じく、昨年1部リーグ初出場でAクラス入りを果たした実力のあるチームだ。
・
第1複 高橋 礼華・松友 美佐紀
2
- 1 脇田 侑・江藤 理恵
トップダブルスには2日前と同じく高橋・松友組が立ち、今年3つの国際大会で優勝を飾っている脇田・江藤組と対戦。
高橋・松友組の好調ぶりからすれば優勢に試合を進めるものと予想されたが、始まってみれば脇田・江藤組が常にリードする展開。初めての対戦で戸惑いがあるのか、正確にセンターを狙ってくるトリパンペアの攻撃に苦しめられる。
だが終盤からは落ち着きを取り戻した高橋・松友組は相手の動きをよく見て配球。このゲームは15本で落とすも第2ゲームは相手に攻めの形を作らせず21-12。
高橋礼華・松友美佐紀組
ファイナルゲーム前半は双方勝利への執念を見せ長いラリーが続くが、レシーブから攻めに転じる力に長けた高橋・松友組が先に11点に到達。引き寄せた流れをつかんで離さないユニシスペアは14-9からの6連続得点でマッチポイントを握り、最後は脇田選手のショートサービスがネット。苦しみながらも第1ダブルスをものにした。
2-1で勝利する高橋・松友組
・
単 打田 しづか
2
- 0 梅津 知恵
油断のならない戦いはシングルスでも続く。打田選手と梅津選手との顔合わせは、2009年の全日本実業団選手権では梅津選手がファイナルで勝利。2010年ランキングサーキットでは逆に打田選手がフルゲームの末に勝利を挙げている。
独特の間からオーバーヘッドショットを繰り出す梅津選手に対し、打田選手も鋭いカットやスマッシュで応酬。序盤は梅津選手のリードで試合が進むが、フォア前への短い打球とバック奥深くへのクリアをうまく使い、打田選手も盛り返す。終盤まで続く拮抗した展開から抜け出したのは打田選手。16-17から3連続得点で2点をリードすると、相手の反撃を断ち切って21-19。
打田しづか
だが梅津選手も気落ちせず、第2ゲームも同様の競り合いとなる。13-14からは2点と差のつかない接戦が繰り広げられるが、先に20点を奪ったのは梅津選手。だが打田選手も攻めのプレーを2本続けてすぐさま追い越す。迎えたマッチポイント、打田選手のロングサービスは照明に重なったか、梅津選手のラケットは空を切り試合終了。意外な終わり方とはなったが、日本ユニシスの6連勝が確定した。
勝利を確定させ潮田・張組へバトンをつなぐ
・
第2複 潮田 玲子・張 之博
2
- 1 山田 青子・田崎 亜由美
第2ダブルスは潮田・張組。対するは世界選手権3位に輝いたこともある山田選手が内定選手の田崎選手と組んだペアだ。
かつて高速スマッシュで鳴らした山田選手の攻撃力に苦しむ第1ゲームは、張選手がサービスフォルトを取られるなどの不運もありトリパンペアが抜け出す。
2度のゲームポイントは逃れたユニシスペアだが、潮田選手のクロスドライブがネットにかかり19-21。
潮田玲子・張之博組
第2ゲームも競り合い、11オールから何とか抜け出しかけた潮田・張組だったが、16-13の場面で張選手のサービスに幾度目かとなるフォルトの判定。全身で納得できない悔しさを表す張選手、一方の潮田選手も審判に判定の確認と質問による説明を求める。ジャッジは覆らなかったものの、言葉の通じない自分に代わって必死にアピールするその親身な姿勢を意気に感じた張選手は、集中力を保った力強いプレーを継続。
潮田選手も気持ちをシャトルにぶつけ、17点目から5連続ポイントで一気にゲームを奪取。
潮田玲子
ファイナルゲームも開始直後から5本を連取し、そのリードを終始守りきったユニシスペアが14本で勝利。三洋電機戦と同じく、激戦を戦い抜いた潮田・張選手は互いに抱擁して喜びを表した。
6戦全勝でいよいよ明日の最終戦へ
【試合レポート】
【12月23日 : 第5戦 vs 三洋電機 】
・
スコア
日本ユニシス女子チームの悲願である日本リーグ1部初参戦での初優勝。その前に立ちはだかる最大の難関・三洋電機戦が埼玉県春日部市にて行われた。
8連覇中の王者三洋電機はここまで5勝0敗。同じく日本ユニシスも苦戦を乗り越えて全勝をキープしこの日を迎えた。勝った方が唯一の無敗チームとなり優勝に大きく近づく大一番、若い高橋・松友組と09年の全日本王者である松尾・内藤組の試合で幕が開く。
・
第1複 高橋 礼華・松友 美佐紀
2
- 1 松尾 静香・内藤 真実
立ち上がりの4連続ポイントを皮切りにリードする高橋・松友組。並ぼうとする三洋ペアの追撃を抑え、接戦ながらもわずかに先行する展開を続ける。集中するこの日のユニシスペアはミスが少なく、安定したレシーブを軸に長いラリーを辛抱強くつないでいく。
13-12から3連続、さらに17-14からは4連続得点で一気に21点に到達し第1ゲームは日本ユニシスへ。
高橋礼華・松友美佐紀組
しかし第2ゲームは三洋ペアが奮起。この第1複を落とすと苦しい展開となるとあって、松尾・内藤組がスタートダッシュに成功。2-8、4-11とされた高橋・松友組も1点差まで迫るが、逆に8本を連取されてこのゲームは12本で三洋電機に渡る。
だがこうした競り合った場面での勝負強さを取り戻している高橋・松友組は、ファイナルゲーム前半で勝負を決める。攻守における高橋選手の正確かつ力強い配球、松友選手の前での決定力で1-3から12-4と一気に差を広げると、高いラリー力で相手にミスをさせるなどして終盤にかけてもどんどん得点を重ねていく。
15-8から一息にマッチポイントまで達し、1度目の機会で高橋選手のクロススマッシュに松尾選手のレシーブが流れてサイドアウト。実績で上回る三洋ペア有利という下馬評を覆し、弱冠20歳と18歳の若きエースが貴重な先制ポイントを挙げた。
貴重な先制ポイントを挙げた高橋・松友組
・
単 平山 優
2
- 0 今別府 香里
リードでバトンを受け取ったのはキャプテン平山選手。先の全日本総合で準優勝・日本代表に返り咲いた今別府選手を相手に快調な滑り出しを見せる。
ロングレシーブやクリアで今別府選手を後ろにあおって攻撃を封じると、好機にはボディ、ライン際とスマッシュを打ち分け10-3と大きくリード。相手の追撃にも慌てることなく、速攻を逆手に取ってカウンターで決めるなどして第1ゲームを21-13で先取。
平山優
第2ゲームは中盤まで競り合いが続くが、ミスを犯してもポーカーフェイスを崩さず自分を律する平山選手が13-14からついに流れをつかむ。
攻め急ぐ今別府選手のミスを誘って土壇場での6連続得点を挙げて19-14。1点を返されるもののスマッシュ&ネットでマッチポイントを手にすると、2度目のチャンスで平山選手のストレートカットを今別府選手が返しきれずゲームセット。
天王山の戦いに勝利をもたらした平山優
思わず屈みこんで両手で顔を覆った後、飛び上がって喜びを爆発させると、ベンチでは嬉しさのあまり涙を見せる選手も。前日には体調が優れず出場も危ぶまれた平山選手だったが、大一番の命運を委ねた清水監督の期待に見事な勝利で応えてみせた。
勝利に沸く日本ユニシスベンチ
・
第2複 潮田 玲子・張 之博
2
- 0 三木 佑里子・米元 小春
第2複は潮田・張組。潮田選手にとっては自らが連覇の一翼を担ってきた古巣との対戦だ。
勝敗のかかった場面での登場も十分に可能性があった中、先行2マッチの勝利に多少なりとも肩の荷は軽くなったことだろう。
相手は若い三木・米元組。前へのスピードを活かした米元選手の攻めや、懐に食い込んでくる三木選手のスマッシュに苦しみ序盤は競り合うが、次第にユニシスペアの配球の巧さが得点になって表れ逆転。三木選手の下からのショットの調子が良くないと見るやシャトルを集めてミスを誘うなどし、第1ゲームは14本で先制する。
潮田玲子・張之博組
勢いを保って第2ゲームも先行する潮田・張組。しかし膝の故障に苦しむ張選手と、カバーしようとする潮田選手の体力にじわじわとダメージが積み重なっていく。
相手のミスにも助けられてリードはキープしていたものの、終盤でついに18オール、20オールと並ばれてしまう。だがこれで全く臆しないあたりがさすがの百戦錬磨というべきか、潮田選手のプッシュでつくったチャンスを張選手が体重の乗ったスマッシュで決めマッチポイント。続くラリーで三木選手のカットがネットにかかると、潮田選手と張選手はしっかりとお互いを抱きしめ勝利を噛みしめた。
勝利を噛みしめる潮田・張組
三洋電機チームが0-3で敗れることは実に16年ぶり。8連覇中の王者に土を付け、初出場初優勝がいよいよ現実味を帯びてきた日本ユニシス女子チーム。最終節東京大会2連戦に優勝をかけて臨む。
初出場初優勝をかけて東京大会2連戦へ
【12月19日 : 第4戦 vs 北都銀行 】
・
スコア
前節では優勝候補のルネサスSKYに逆転勝ちを収めた日本ユニシス女子チームは、北都銀行チームとの第4戦に挑む。
シングルス、2本のダブルスともに実力のある相手だが、日本ユニシスも直前に選出された2011年日本代表選手をフルに駆使して無傷の4連勝を狙う。
・
第1複 潮田 玲子・金森 裕子
2
- 1 小森 美希・三好 奈緒
第1ダブルスは地元福岡出身の潮田選手と1部リーグ初登場の金森選手。対する北都銀行は小森選手とやはり地元出身の三好選手が登場。今期リーグではファイナルゲームをものにしてすでに3勝を挙げている勝負強さの光るペアだ。
試合開始直後から歯車のかみ合わないユニシスペアに対し、速いシャトルを活かして積極的に攻撃する北都ペアが2-9、10-17と大きくリード。ここから潮田選手がミックスダブルスで培った前衛の巧さを発揮するなどして差を詰めるが、16-18からの3本を相手に攻めきられ失ってしまう。
潮田玲子・金森裕子組
緊張のほぐれてきた2ゲーム目はユニシスペアが先行するも、レシーブなどのシャトルコントロールに苦しみ15オール。だが北都ペアのミスに助けられて再びリードを奪うと、金森選手も前で鋭い攻撃を決めてゲームポイント。3回目のチャンスを潮田選手がサービスプッシュからの速攻でものにする。ファイナルゲームも集中を持続する潮田・金森組は流れを渡すことなく大量リード。そのまま21-9で勝利を手にし、コート上で互いに抱擁を交わして歓喜した。
潮田玲子
・
単 栗原 文音
2
- 1 楠瀬 由佳
続いてはシングルス。北九州出身の栗原選手が金森選手と同じく1部リーグデビュー。
競り合いで始まった第1ゲームは11-12からの6本連取で栗原選手がリード。ゲームポイントを握ってからのミスでもたつきジュースに持ち込まれるものの、最後は苦しい体勢からの攻撃で22-20と攻め取る。
だが第2ゲームはフィニッシュに至る過程でミスを犯してしまい乗り切れず、好機に乗じて攻め立てる楠瀬選手のジャンプスマッシュにも手を焼き16-21で失う。
栗原文音
ファイナルゲームも第1ゲームと同じく一進一退となるが、16オールから華麗なネットプレーを続けた栗原選手がマッチポイント。勝負あったかに見えたが、なんとここからミスが連続し4失点で逆にマッチポイントを奪われる。次のラリーは楠瀬選手が栗原選手のフォア側へクロススマッシュ。これを倒れ込みながら栗原選手がレシーブを返すと、ガッツポーズをしていた楠瀬選手は無人のクロスへ運ぼうとするがネットにかけてしまう。
九死に一生を得た栗原選手は、最後は浅く上がったロブを楠瀬選手のバックサイドにスマッシュで決めてベンチに両手でガッツポーズ。24-22と薄氷の勝利ながらもデビュー戦を白星で飾り団体戦の4連勝を確定させた。
薄氷の勝利を手にする栗原文音
・
第2複 高橋 礼華・松友 美佐紀
2
- 0 馬上 愛実・下崎 彩
第2ダブルスは前節の勝利の立役者である高橋・松友組が4戦連続で登場し、馬上・下崎組と対戦する。
地元の海老津ジュニア出身の下崎選手とあって場内の大半は北都銀行の応援に回るが、動じないユニシスペアが11-4と先行。大きな声援がプレッシャーとなっているのか、北都ペアにはイージーなミスも見られる。たたみかける高橋・松友組はドライブレシーブや飛びついてのスマッシュで積極的な攻めを展開し21-15。
高橋礼華(右)・松友美佐紀組
第2ゲームも序盤の5連続得点でリードするが、11点のインターバルを挟むと急激に失速し北都ペアの追撃を許す。追いつかれ、さらに12-13、15-16とわずかにリードも許す悪い流れとなってしまう。
だが終盤17オールからは相手の位置をしっかりと見極めた配球でミスを誘い、また高橋選手が後ろからつくったチャンスを松友選手が前で決めるパターンを披露して4本を連取。
最終的にはきっちりと2-0のストレート勝ちを果たしつつも、残る3試合に向けて表情を引き締めた。
2-0で勝利する高橋・松友組
【11月28日 : 第3戦 vs ルネサスSKY 】
・
スコア
日本ユニシス女子チームが第3戦で挑むのは昨年3位のルネサスSKY。最新世界ランキングで2位につける末綱・前田組、同4位の藤井・垣岩組という2枚の強力なダブルスを誇る優勝候補だ。
前節に三洋電機に土を付けられたとあって優勝戦線に踏みとどまりたいルネサスSKYに対し、日本ユニシスも初出場での初優勝にはぜひとも勝ちたい一戦。
6月の全日本実業団選手権決勝で敗れた雪辱なるか。
・
第1複 潮田 玲子・張 之博 1 -
2
末綱 聡子・前田 美順
第1ダブルスは潮田・張組がルネサスの絶対的エース末綱・前田組に立ち向かう。
ルネサスペアの攻撃力に撃ち抜かれる場面も多く、序盤からリードを奪われるものの食らい付いていくユニシスペア。次第に安定してきたレシーブで長いラリーに持ち込み、それをことごとく制していく。
潮田玲子・張之博組
16-19と劣勢に置かれても気持ちを切らさず、長く激しいラリーを展開する潮田・張組。ベンチとともに沸き上がる会場の声援を受け、続く5点を連取して一気に21点まで到達すると、潮田選手はベンチの仲間たちに力強くガッツポーズ。張選手もコートに触れんばかりに体を曲げて全身で喜びを表した。
末綱・前田組から第1ゲームを奪う潮田・張組
しかし第1ゲーム中盤以降の素晴らしいパフォーマンスは、諸刃の剣のようにユニシスペアの体力を奪っていた。第2ゲームと第3ゲームは流れをつかむことができず5本、6本で敗退。第1ダブルスの勝利はルネサスSKYに渡り、日本ユニシスは追い詰められた格好となった。
だが末綱・前田組からゲームをもぎ取った事実は、ルネサスSKYに勝つことが決して不可能ではないという意識をチームに強く刻み付けた。潮田・張組の思いを受け取り、キャプテン平山優選手がシングルスに立つ。
・
単 平山 優
2
- 0 伊東 可奈
初めての日本リーグ1部の舞台に立つ平山選手。対するはヨネックスから教員を経てルネサスSKYに加入した伊東選手だ。
平山選手にとっては学生時代の2007年にインカレ3連覇を阻まれた因縁の相手。立ち上がりは平山選手に気負いがあるのか4-8、7-10と先行を許すが、次第にコートを広く使ってラリーの主導権を握っていく。
平山優
4連続得点で11-10と折り返しをリードして迎えると、さらに1点を加えて12-10。リーチのある伊東選手に時折カウンターを受けるが、迫られても追いつかせない平山選手がついにゲームポイントに到達する。
2回目のチャンスで伊東選手のカットがネットにかかると、抑えていた平山選手の感情が喜びの声となりほとばしる。
日本ユニシスベンチ
第2ゲームは序盤から着々とリードを積み重ねる平山選手。ネットを制してつかんだペースを離すことなく、最大9点の差をつける集中ぶりだ。最後はヘアピンへの伊東選手の返球がサイドを割ってゲームセット。
団体戦を1-1のタイに引き戻し、凱旋したベンチではチームメイトの暖かな祝福を受けた。
チームメイトの祝福を受ける平山優
・
第2複 高橋 礼華・松友 美佐紀
2
- 1 藤井 瑞希・垣岩 令佳
日本ユニシス対ルネサスSKYの一戦もいよいよ大詰め。勝負の第2ダブルスでは高橋・松友組が藤井・垣岩組に挑む。
2009年の大阪国際では、当時高校を卒業したばかりの高橋選手と在学中の松友選手が70分の死闘を制する番狂わせを演じたものの、その後の対戦では藤井・垣岩組に軍配が挙がっている。
第1ゲームはパワーに勝るルネサスペアに随所で攻めきられ、競り合いながらも16-21で失う高橋・松友組。
しかし速い球にも適応してきた第2ゲームは、事前に練ってきた周到な対策を実践し序盤からリードを奪う。相手に8-11と逆転を許しても気落ちせず、声を出しながら我慢を重ねて迫っていくユニシスペア。12オール、16オールと追いつくが、ルネサスペアも世界4位らしい勝負強さを見せて引き離し16-18。「しっかり考えるよ!」と小宮山コーチの激も飛ぶ中、強気のプレーで3本を連取し逆転に成功すると、19オールに並ばれても一気に振り切り、ついにゲームを奪い返してみせる。
高橋礼華・松友美佐紀組
隣で行われていた男子の試合は早々に終了していたため、会場中の視線がどよめきとともに4人の戦うコートに降り注ぐ。
この緊迫する場面、スタートダッシュに成功したのは高橋・松友組だ。
インターバルでも気持ちを切らさず第2ゲームでつかんだ流れを保ち続ける。ベンチと応援団のボルテージは最高潮に達し、高橋選手、松友選手自身も感情を露にしたガッツポーズで勝利への意欲をむき出しに。
とうとう迎えたマッチポイント、相手のクリアは大きくコートを外れ、熱戦の幕は閉じた。
藤井・垣岩組に勝利する高橋・松友組
敗れ続けていた藤井・垣岩組から、チームの勝敗を背負ったこの大事な場面で勝利をつかみとった高橋・松友両選手の目には涙が光り、のしかかっていた重圧の大きさ、そして大きな壁を自らの手で打ち破った喜びが表れていた。
歓喜に沸く日本ユニシス女子チーム
優勝に向けた大きな関門を、執念の逆転勝利でくぐり抜けた日本ユニシス。
次節は12月19日の岡垣大会にて北都銀行に挑戦する。
【11月3日 : 第2戦 vs NTT東日本 】
・
スコア
・
第1複 潮田 玲子・張 之博
2
- 0 田井 美幸・樽野 恵
10月10日の日本リーグ開幕戦を3-0で快調に滑り出した日本ユニシス女子チーム。
第2戦は次第に冷え込みの増す北海道・函館にて開催される。相手のNTT東日本は、昨年大会で準優勝を収めた強豪。
立ち向かう立場の日本ユニシスだが、ヨーロッパに遠征していた潮田、平山、高橋、松友の4選手が直前に帰国と万全とは言いがたいチーム状態。コンディション把握が難しい中、清水監督は潮田・張組、打田選手、高橋・松友組というオーダーを決断する。
日本リーグ函館大会開会式
第1ダブルスに起用された潮田・張組。
組んで練習したのは直前の2日間という即席ペアだが、個々の実力は確かなもの。NTT東日本のエースダブルス田井・樽野組から徐々にリードを奪っていく。
インターバル直後にはミスが連続しいったんは追いつかれるが、潮田選手が勝負勘たっぷりにドロップエースを決めれば、張選手も力強さと正確なコントロールを見せて次第に引き離していく。
潮田玲子(右)・張之博組
相手の体勢が崩れているのも見逃さずに着実に加点し、21点目も潮田選手が田井選手の下がり際にスマッシュを決める。第2ゲームは中盤まで競り合うが、コートを広く使って目先を変えながら隙をつくっていく潮田・張組。17-14からは相手のミスも手伝い4連続得点で21点に到達し、同時に潮田選手は自身2年ぶりとなるリーグ参戦を白星で飾った。
潮田玲子
・
単 打田 しづか 0 -
2
後藤 愛
続くシングルスには前回の高岡大会に続いて打田選手が登場。
NTT東日本は不動のシングルス・後藤愛選手が今回も出場する。昨年と一昨年の日本リーグではそれぞれ7戦全勝、現在日本リーグで18連勝中の強敵・後藤選手に対し、打田選手は9月のヨネックスオープンジャパンでストレート勝ちを果たしている。連勝なるか、リベンジを許すか。
立ち上がりは点の取り合い。しかし動きのよい後藤選手が次第にリードを奪うと、打田選手はややコースを狙いすぎているのかアウトやネットを頻発してしまう。
打田しづか
攻めていこうというところでミスを犯し、リズムに乗れず苦しむ打田選手。第1ゲームを14本で失うと、第2ゲームも後藤選手に大きくリードを許す展開となる。スピードある展開の得意な打田選手だが、これを逆手に取られて早いタイミングでオープンスペースに返球されるパターンが多く見られる。
最後まで流れをつかむことができずゲームが終了。団体戦の勝負は第2ダブルスに持ち越された。
・
第2複 高橋 礼華・松友 美佐紀
2
- 0 三谷 美菜津・新玉 美郷
日本ユニシスは高橋・松友組、NTT東日本はルーキーの三谷・新玉組という若手同士の対決となった第2ダブルス。
第1ゲーム前半はユニシスペアが順調に得点を重ねるが、デンマークから帰国直後の影響もあるのか、らしくないミスも目につく。11-6でインターバルを迎えるも、その直後にイージーなミスが続いて11オールに追いつかれてしまう。ここから再びコントロールを取り戻して16-12とするが、ショートサービスをネットにかけるなどどうも波に乗りきれない。とはいえ相手のミスに助けられながら、何とか21-18で第1ゲームを先取する。
高橋礼華(右)・松友美佐紀組
するとコーチ陣のアドバイスを受けて集中を取り戻したか、第2ゲームは開始直後から高橋・松友組のペース。元々持ち合わせている広い視野にショットの正確さが戻り、丁寧かつ大胆な配球により10-1と大きくリードする。東日本ペアも新玉選手のパワーと三谷選手のスピードで食い下がるが、ラリー力に勝るユニシスペアが最後まで主導権を離さず11本で勝利。
昨年大会では優勝に肉迫した強豪を総合力で破り、開幕2連勝を果たした。
高橋・松友組の勝利を祝う日本ユニシス女子チーム
同日に青森県で行われていた天王山の一つ、三洋電機とルネサスSKYの対戦は三洋電機チームの勝利。この結果により全勝は三洋電機と日本ユニシスの2チームのみとなった。
日本ユニシスの第3戦は11月28日、ルネサスSKYとの宮崎大会。
1敗を喫したとはいえ優勝候補の一角に挑戦する。強力なダブルスを誇る相手だが、高いハードルを飛び越えて初優勝に向けて弾みをつけたい。
日本ユニシス女子チーム
【10月10日 : 第1戦 vs 七十七銀行 】
・
スコア
・
第1複 高橋 礼華・松友 美佐紀
2
- 1 今井 杏莉・大森 舞
2008年の本格発足以来、チャレンジリーグ優勝・2部リーグ優勝を経て最速での1部リーグ昇格を果たしてきた日本ユニシス女子チーム。
多数の日本代表選手を誇るその豪華な布陣は、日本リーグ連覇中の三洋電機や全日本実業団選手権優勝のルネサスSKYといった、群雄ひしめく日本リーグに新風を吹き込む期待充分。他チームからの厳しいマークを跳ねのけ、初参戦での初優勝という栄冠を勝ち取るべく3ヶ月の長丁場に挑む。
日本リーグ1部初登場の日本ユニシス女子チーム
開会式直後の日本ユニシスの初戦は七十七銀行チーム。2008年の全日本実業団選手権の予選リーグで苦杯を喫した相手に対し、2年越しのリベンジの機会がようやく訪れた。
記念すべき開幕試合には高橋礼華・松友美佐紀組が登場。全日本社会人選手権3位の今井・大森ペアと対戦する。
最初の長いラリーは大森選手が長身を活かして前で落とし七十七へ。大森選手は172cm、今井選手も170cmという大型ペアの繰り出す攻撃はかなりの脅威だ。比べると明らかに小兵といってよいユニシスペアだが、豊富な経験による優れた配球力で相手を前後左右に揺さぶり隙を突いていく。17-12とリードを広げると、ここからは速攻でたたみ掛けてゲームポイント。最後は相手のネットミスを誘い14本で第1ゲームを奪う。
高橋礼華・松友美佐紀組
第2ゲームも先行する高橋・松友組。しかし日本リーグ1部初勝利の迫る緊張からかわずかにコントロールが狂い始め、フィニッシュショットのミスや低い球をカットされて失う場面が多くなってしまう。結局このゲームは19-21となり勝負はファイナルゲームへ。
ファイナルゲームも序盤は競り合う展開。しかし高橋選手の狙い澄ましたようなネットインレシーブあたりから、流れが次第にユニシスペアへ移っていく。猛烈な湿気の体育館の中、ややミスの目立ち始めた七十七ペアと裏腹に勢いを増す高橋・松友組。12-8からの7連続ポイントで一気に勝負を決めると、最後は松友選手が前衛勝負を制し21-11で先制点をもたらした。
・
単 打田 しづか
2
- 0 平山 愛
シングルスにはヨネックスオープンジャパンからの好調を維持する打田しづか選手が登場し、平山優選手の実姉・平山愛選手と対戦する。
長い手足から繰り出される攻めに定評のある平山選手に対し、打田選手は相手バック奥とフォア前を突くコンビネーションを軸に展開。機を見て放つボディスマッシュでも得点を重ね、ゲームを優位に進めて大きくリードを奪っていく。終盤には微妙な判定もあったものの、相手のクリアミスを誘って21-15と第1ゲームを先取する。
打田しづか
日本ユニシスの1部リーグ初勝利がかかる第2ゲーム、試合は終始抜きつ抜かれつの接戦の様相を呈する。しかしスピードを活かした連続スマッシュで20-18と王手を掛けると、2度目のマッチポイントで平山選手のロブがサイドアウト。団体戦の勝利を見事つかみ取った打田選手は左手をベンチに向かって小さく揚げるガッツポーズで勝負を締め括った。
・
第2複 張 之博・浅原 さゆり
2
- 0 高橋 美紀・服部 麻衣
勝敗は決したものの、8チーム総当たりの日本リーグではマッチ率をおろそかにすることはできない。
最終の第2ダブルスは張之博・浅原さゆり組が高橋・服部組を相手にチームの3-0でのストレート勝ちを狙う。
試合開始直後から張選手の前衛が冴え渡る。9月のヨネックスオープンではやや精彩を欠きベスト8に終わったマカオ代表の張選手だったが、直前合宿を含む2週間のチーム練習を経て体を絞り、本来の動きを取り戻している。
金森選手とのペアで今年の2つの個人戦で3位入賞と力をつけている浅原選手も飛躍的に向上した安定感と判断力を如何なく発揮。ラリー毎に二人で声を掛け合ってリズムをつくると、再三の連続ポイントで大きく差を広げてこのゲームを9本で圧勝する。
第2ゲームもユニシスペアが快進撃。張選手が時にトリッキーな緩急織り交ぜた攻めを披露すれば、浅原選手も視野の広い配球でスペースを突く。17-7と大勢が決した後はほっとしたのか、ややイージーなミスもあり相手に迫られるものの、最後は服部選手のサービスがネットにかかり試合終了。開幕初戦を3-0の完全勝利で飾り、初優勝に向けて好スタートを切った。
次戦は11月3日に函館市にてNTT東日本チームと対戦する。昨年は準優勝を収めている強豪だが、チーム力を結集して最初の山場を乗り越えたい。
張之博・浅原さゆり組
【対戦結果】
日本ユニシス
3
-0
ヨネックス
第1複
高橋 礼華
松友 美佐紀
2
21
-16
21
-14
0
今別府 靖代
作山 智美
単
野尻野 匡世
2
21
-12
22
-10
0
柏原 未久
第2複
張 之博
潮田 玲子
2
21
-16
21
-15
0
田村 千秋
阿萬 絵里香
日本ユニシス
3
-0
岐阜トリッキーパンダース
第1複
高橋 礼華
松友 美佐紀
2
15-
21
21
-12
21
-10
1
脇田 侑
江藤 理恵
単
打田 しづか
2
21
-19
22
-20
0
梅津 知恵
第2複
張 之博
潮田 玲子
2
19-
21
21
-15
21
-14
1
山田 青子
田崎 亜由美
日本ユニシス
3
-0
三洋電機
第1複
高橋 礼華
松友 美佐紀
2
21
-14
12-
21
21
-8
1
松尾 静香
内藤 真実
単
平山 優
2
21
-13
21
-16
0
今別府 香里
第2複
張 之博
潮田 玲子
2
21
-14
22
-20
0
三木 佑里子
米元 小春
日本ユニシス
3
-0
北都銀行
第1複
潮田 玲子
金森 裕子
2
16-
21
21
-19
21
-9
1
小森 美希
三好 奈緒
単
栗原 文音
2
22
-20
16-
21
24
-22
1
楠瀬 由佳
第2複
高橋 礼華
松友 美佐紀
2
21
-15
21
-17
0
馬上 愛実
下崎 彩
日本ユニシス
2
-1
ルネサスSKY
第1複
張 之博
潮田 玲子
1
21
-19
5-
21
6-
21
2
末綱 聡子
前田 美順
単
平山 優
2
21
-18
21
-14
0
伊東 可奈
第2複
高橋 礼華
松友 美佐紀
2
16-
21
21
-19
21
-13
1
藤井 瑞希
垣岩 令佳
日本ユニシス
2
-1
NTT東日本
第1複
張 之博
潮田 玲子
2
21
-17
21
-14
0
田井 美幸
樽野 恵
単
打田 しづか
0
14-
21
7-
21
2
後藤 愛
第2複
高橋 礼華
松友 美佐紀
2
21
-18
21
-11
0
三谷 美菜津
新玉 美郷
日本ユニシス
3
-0
七十七銀行
第1複
高橋 礼華
松友 美佐紀
2
21
-14
19-
21
21
-11
1
今井 杏莉
大森 舞
単
打田 しづか
2
21
-15
21
-19
0
平山 愛
第2複
張 之博
浅原 さゆり
2
21
-9
21
-19
0
高橋 美紀
服部 麻衣
【スタッフ・選手コメント】
[
監督 清水 文武
]
1部リーグへの初の参戦で優勝することができたことは、サポートしてくださった皆様のおかげだと思っています。
今年は連覇を目指し、また全日本実業団でも優勝を果たせるよう頑張って参ります。
個人戦でも同じくよりよい結果を求めて努力いたしますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
[
コーチ 小宮山 元
]
初めての日本リーグで、優勝という結果が出たことをとても嬉しく思います。
この日本リーグを通して選手の成長が手に取るようにわかり、一緒に頑張ってきて本当によかったと感じています。
まだまだ日本一という試合ばかりではなく、ひとつ間違えば負けてもおかしくない試合が多々ありましたので、 今後は日本一にふさわしい試合展開を繰り広げられるように、選手と共に努力していきたいと思います。
日本リーグ期間中、沢山の応援をして下さったみなさんに感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
[
張 之博
]
優勝することができてとても嬉しいです。
これは私たちのチームが一致団結したことの結果だと思います。
自分もこのチームの一員として大会に参加したことを光栄なことと思っています。
今年もまた日本ユニシスチームが連覇できることと信じています。
[
王 栄
]
2009年は2部で優勝して1部に昇格し、2010年は日本リーグ1部初挑戦の大会でした。
今回は出場機会はありませんでしたが、日本リーグの雰囲気と試合の緊張感は、私のこれからにとってもかけがえのない経験になったと思います。
チームのみんなと一緒に優勝することができ非常に嬉しく思っています。
これからも頑張っていきましょう!
[
潮田 玲子
]
日本ユニシスの一員として初優勝に貢献できとても嬉しく思います。
支えてくださった監督、コーチをはじめチームの仲間、応援して下さった皆さんに心から感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
[
平山 優
]
今回、一部リーグ初出場で初優勝という目標を達成でき、とても嬉しく思っています。
厳しい戦いが続く中で、選手全員の強い気持ちとチームワークの良さが勝ちに繋がったと思います。 また、応援してくださった皆様や支えてくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
[
浅原 さゆり
]
創部して3年目、創部した時に入社した初代メンバーの皆と、このメンバーがいるうちに絶対に日本リーグ優勝しようというのが1つの夢であり目標でした。
その夢をチャレンジリーグからスタートしノンストップで、創部3年目にして果たすことができ、大変嬉しく思います。
勝因の一番はやはりチームワークの良さだと思います。
本当に皆には感謝の気持ちでいっぱいです。 そしてチームを支えてくださった会社の方々、スタッフ、ファンの方々からもたくさんの力添えをいただき感謝しています。
本当にありがとうございました。
また今後ともご支援、ご声援宜しくお願い致します。
[
金森 裕子
]
今回の日本リーグは1部初参戦でしたが、アベック優勝という最高の結果を残すことができ本当に嬉しいです。
最終戦では東京開催ということもあり、沢山の方々が応援に足を運んでくださいました。その応援に後押しされ、チームがより一層、一致団結できたのではないかと思います。
沢山の温かい応援、ありがとうございました。
2011年はさらに飛躍できるよう頑張りますので、今後とも応援宜しくお願いします。
[
野尻野 匡世
]
今回、男女アベック優勝をすることができて本当に嬉しいです。
入社してから、初期メンバー全員で必ず一度は優勝したかったので、それが叶って頑張ってくれたみんなに感謝しています。
今年はチームにもっと貢献できるように力をつけていきたいです。
[
打田 しづか
]
初めての1部リーグ全勝で優勝することができて本当によかったです。
私は3試合に出場し2勝1敗で悔しい思いをしましたが、今年は全勝を目指して、 そしてチームの二連覇に貢献できるように頑張りたいと思います。
ありがとうございました。
[
栗原 文音
]
今回アベック優勝ができ嬉しい気持ちでいっぱいです。
この優勝はみんなで勝ち取ったのはもちろんですが、会社の方をはじめたくさんの方々の応援のお陰で勝つことが出来ました。本当にありがとうございます。
これまでは向かって行く方でしたが次は追われる立場です。ですが、またみんなの力、そしてチームワークで今年も優勝を掴めるように頑張ります。
今後とも応援よろしくお願いします。
[
高橋 礼華
]
1部リーグ初参戦で初優勝することができて本当に嬉しいです。
個人的にも全戦全勝でチームに貢献できて嬉しく思います。
2011年もまた自分の力を発揮できるように頑張ります!
応援ありがとうございました。
[
江淵 愛美
]
今回、男女アベック優勝を成し遂げることができ、大変嬉しく思います。
応援してくださった方々や支えてくださる方々、互いに切磋琢磨できる仲間への感謝の気持ちを忘れず、今年はさらに上を目指して頑張ります。
[
松友 美佐紀
]
皆で目標としていた初出場初優勝を実現することができ、本当に嬉しく思います。
厳しい戦いばかりでしたが、沢山の応援に支えられて試合をすることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
また今年も優勝できるようにチーム全員で頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました!
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