BIPROGY Foresight in sight BIPROGY Foresight in sight

ワークライフバランスセミナー開催報告 〜子育ては男のロマン〜

2007年1月18日に日経キッズ+(プラス)編集長の尾島氏(もと日経トレンデ ィ編集長)をお招きし、社員向けにセミナーを開催しました。また、社員の育児休職体験者として2名が体験談を発表しました。

尾島編集長は育児を経験し、父親として、編集長として、子どもをめぐる様々な環境についてのお考えを熱く語ってくださいました。
子育てに関わることで子どもが好きになり、人間的にも成長し、価値観が変わる、大人は競争社会の中で子どもの頃に抱いていた純粋な心を忘れてしまっている、子育てがそれを思い出させてくれた ・・・。尾島さんご自身が子どもと接することで実感されたことです。

尾島和雄氏 日経キッズ+編集長

尾島和雄氏
日経キッズ+編集長

友枝さんは2人の子供(男女)がそれぞれ1歳4ヶ月から2ヶ月ずつの育児休職を取得。ジョン・レノンに影響を受けて育児休職を取ろうと自然に思っていたとのこと。休職中の一日のスケジュールを聞くと、何でもこなす、かなり家事能力の高いお父さんですが、それでも、家事の大変さを実感し、家事の苦労を共有できるようになったという感動的コメント。子供の成長を日々実感し、子供との平和なひとときを心底楽しんだとのことで、お父さんとしての自信がよく感じられました。

友枝研さん BIPROGY

友枝研さん日本ユニシス

早川さんは子供が生後9ヶ月から4ヶ月間というかなり長期間の育児休職取得。取得の理由は、出産は女性にしかできないが、それ以外の仕事&育児&家事は夫婦で半々ずつというポリシー、育児の2分の1は父親の義務と自覚、そして子供の1歳までは自宅で育てたいという気持ちからと、とても頼もしく、きっぱりとした説明でした。早めに職場の根回しをしたり、色々調査するなど、準備も万端。大変だったがとても充実し、自分も成長しましたという言葉に、育児休職の魅力が表現されています。

早川雄志さん 日本ユニシス・エクセリューションズ

早川雄志さん
日本ユニシス・エクセリューションズ

育児休職を取得した友枝さんと早川さんは育児休職取得の決意から復職後までの経緯を具体的にポイントを押さえながら発表しました。育児休職中は子どもと一緒に公園で遊び、家事をこなし、”育児は予想以上に忙しい!”と専業主婦の立場も理解できたということです。

このような男性社員向けのセミナーは初の試みでしたが、多くの男性社員が積極的に参加し興味深く講演に聞き入っていました。
“子育ては自分も育てる”というキーワードが心に響いたことでしょう。

セミナー会場(BIPROGY本社)

セミナー会場(日本ユニシス本社)