ソリューション&コンサルティングの日本ユニシス

日本ユニシス
Linux®搭載の「エンタープライズサーバES7000シリーズ」販売開始

〜 大規模システムでの構築実績(ES7000シリーズ販売実績350台以上)を活かし、基幹系システムへのLinux適用を推進 〜


 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:島田精一、以下 日本ユニシス)は、インテル®プロセッサを搭載した「Unisys Enterprise Server ES7000(以下 ES7000)シリーズ」のLinux®対応版を本日から販売開始します。
 世界最高水準の信頼性、拡張性、処理性能を誇る「ES7000シリーズ」と、企業の基幹業務システムにおいて求められる機能を備えたLinuxカーネル2.6(注1)とを組み合わせ、Linuxを基盤とした大規模システムの安定したプラットフォームを提供します。

 「ES7000シリーズ」は、世界最高水準の処理性能とメインフレームクラスの高可用性を実現し、大規模Windows®システムで350台以上の構築実績があります。2003年日本国内における16CPU以上のIAサーバ(32bit XeonTM MPおよび64bit Itanium®2搭載)の出荷台数で48%のシェアを占めています。

 またLinux搭載の「ES7000シリーズ」販売開始にあわせて、24時間365日のサポートに代表される「アドバンスド・サポート・サービス」メニューを拡充しました。Linuxベースのシステムを安心して利用できるよう万全のサポート・サービスを提供します。
 日本ユニシスは、Windows搭載の「ES7000シリーズ」システムの提供で培った経験と多くの実績を生かし、Linux搭載の「ES7000シリーズ」においても同等のサービスを提供し、エンタープライズビジネスをさらに拡大していきます。

主な特徴は次のとおりです。
  1. マルチOS(Operating System:基本ソフト)環境
    最大32プロセッサ搭載可能な「ES7000シリーズ」は、パーティション機能(注2)により、1筐体で最大8つのOSを搭載し、パーティション単位にWindows、Linuxのサーバとして独立・並行稼働が可能です。パーティション機能により、サーバ統合、大規模データベースシステムなどの一元化、システム運用管理の効率化など運用コストの低減が実現できます。
  2. サーバナビゲーション・ツール
    Windows搭載の「ES7000シリーズ」で提供している利用環境を容易に操作・管理できるサーバナビゲーション・ツールを、Linux搭載の「ES7000シリーズ」においても提供します。WindowsおよびLinuxの混在環境では、管理者はひとつの管理画面から両方のシステム管理が可能です。サーバナビゲーション・ツールが提供するシステム動作状態の自動監視機能と障害発生前の自己修復機能により、運用管理コストの低減、システム性能、障害復旧能力の改善が図れます。
  3. サポートサービスメニューの拡充
    ハードウェア、ソフトウェアをユーザーのニーズに合わせて、各種サポート・サービスを定評あるサポート体制で提供します。今回、新たに「アドバンスド・サポート・サービス」メニューを拡充し、ミッションクリティカル・システムでの豊富な経験を持つ要員によるソースコード・レベルのきめ細かなサポート・サービスを提供します。障害発生時の迅速対応、ダンプの採取・解析、緊急時の障害を修正するパッチの作成などによりLinuxベースのシステムを安心して利用できます。またLinuxだけでなくデータベースソフトやクラスタリングソフトなどの関連ソフトウェアを含めたワンストップサービスを提供します。
  4. ダイナミック・パーティション機能
    システムを停止することなく、プロセッサ、メモリおよび入出力装置を動的に変更(追加・縮小)できるダイナミック・パーティション機能の提供を予定しています。ダイナミック・パーティション機能は、急激な処理量の増加が予測される業務システムなどに有効な機能です。
  5. 対象商品モデル
    対象となるハードウェアは32ビット インテルXeon プロセッサ MPを搭載する「ES7000/500シリーズ」、および最新の64ビット インテルItanium 2 プロセッサを搭載する「ES7000/400シリーズ」です。
  6. ディストリビューション
    Linuxディストリビューションは、ノベル社のSUSE® LINUX Enterprise Server、レッドハット社のRed Hat® Enterprise Linux、ミラクル・リナックス社のMIRACLE® LINUX(Asianux)です。

Linux搭載の「ES7000シリーズ」は企業、政府・自治体、学術機関において、以下のシステム分野での適用を推進します。
  • オープン環境における大規模ミッションクリティカル・システム
  • TCO削減を実現するための 企業内に散在する複数サーバの統合
  • 既存システム資産を活かしたUNIXサーバからの移行
  • 大規模データベースシステム

 日本ユニシスは、Linux搭載の「ES7000シリーズ」含めたLinuxビジネスの売上を、3年後に150億円としています。

 10月21日、日本ユニシス本社で開催される「Unisys Hot Solutions Week II」にて本件に関し、詳しくご説明します。

 なお、日本市場に先駆けUnisys Corporation(会長兼CEO: Lawrence A. Weinbach氏 米国ペンシルベニア州ブルーベル)は、今年8月2日にサンフランシスコで行われたLinuxWorld Conference & Expoにおいて「ES7000シリーズ」のLinuxサポート対応を表明しました。導入ユーザーとしてはペンシルバニア州立大学、フロリダ州政府児童家庭局、チリ政府捜査局や、マーケティングサービスのBeNOW社、生体認証のセキュリティサービスのInteliTrac社、南アフリカのヘルスケアサービスのMedschemeなどの実績があります。

以上


今回の発表にあたり、賛同を頂いているLinuxディストリビュータ各社から以下のコメントを頂いております。(50音順)
  • ノベル株式会社 代表取締役社長 吉田 仁志 様
    ノベル株式会社は、エンタープライズサーバ「ES7000シリーズ」の販売開始を歓迎いたします。弊社のNovell® SUSE® LINUX Enterprise Server9は、卓越したパフォーマンスと拡張性を誇るLinuxカーネル2.6に対応した初めてのエンタープライズ向けLinux OSです。ノベルは今回のES7000シリーズの販売開始を機に、日本ユニシス様とともに、お客様に対して高い信頼性と可用性を備えた、企業が求めるセキュアで信頼性の高いビジネスのためのオープンプラットフォームを提供できるものと期待しております。
  • ミラクル・リナックス株式会社 代表取締役社長 佐藤 武 様
    ミラクル・リナックスは、このたびの日本ユニシス株式会社のLinux 搭載「エンタープライズサーバES7000 シリーズ」の販売開始を心より歓迎致します。
    弊社は、2003年8月に日本ユニシスと「ミラクル・リナックスパートナー・サポート契約」を締結し、日本市場のエンタープライズLinux市場の開拓を推進してきました。特に、ES7000対応モジュールを同梱している「MIRACLE LINUXV3.0 - Asianux Inside」はEUCとShift JISコードを標準サポートしているほか外字(UTF-8)に対応した完全な日本語環境を実現し、エンタープライズ用途の機能を実装しています。
    今後も日本ユニシスとの販売やサポート体制を一層強化し、投資対効果(ROI)に優れたIT基盤を提供して参ります。
  • レッドハット株式会社 代表取締役社長 松浦 徹 様
    レッドハットは、日本ユニシス様のエンタープライズサーバ「ES7000シリーズ」の、Linux対応版の販売開始を歓迎いたします。システム構築において豊富な実績をお持ちの日本ユニシス様が、信頼性と拡張性を兼ね備えた高水準なサーバを市場に投入なさることで、エンタープライズLinux市場の拡張にまた一段と、拍車がかかることでしょう。

 
注1:Linuxカーネル2.6
Linuxカーネル2.6はこれまでのバージョン2.4に比べ以下の点が強化されています。
  • マルチプロセッサシステム対応の強化
  • マルチスレッド対応の強化
  • ネットワーク関連の改良
  • ファイルI/Oの効率化
  • アドレス空間・メモリ管理の改良
注2:パーティション機能
ひとつのサーバ上に複数のOSを搭載し、独立・並行稼働させる機能。4CPU単位、最大32CPUを1つのパーティションで構成することが可能です。


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