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Foresight in sight

ニュースリリース

2002年9月9日

日本ユニシス
Microsoft® .NET(ドットネット)ビジネスの専任組織を新設

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、米国Microsoft Corp.の次世代インターネット戦略「Microsoft® .NET(ドットネット)」(注1)と連携したビジネスの展開を強力に推し進め、市場競合力を強化するための専任組織「.NETビジネスディベロプメント」を発足させ、9月2日から本格始動しました。

 「.NETビジネスディベロプメント」は、.NETビジネスの拡充を図るために、IT(Information Technology:情報技術)化戦略のコンサルティングにはじまり、システム構築サービスおよびサポート、商品企画およびマーケティングの実施を行なう自己完結型組織です。7月1日から準備組織を発足し、9月2日から70名の要員で本格始動することになりました。

 Microsoft®.NETを採用したシステムは、コストパフォーマンスに優れ、ユーザがITベンダーに求める「早く」「安く」「簡単に」の三大ニーズを満足させます。また、.NETプラットフォーム上で利用できるXML Webサービス(注2)は、ビジネス・プロセスの連携に有効な技術・手段であり、新しいビジネスモデル創出に大きな期待が寄せられています。

 日本ユニシスは、平成12年以来マイクロソフト社との包括提携(注3)を結び、ビジネス実績を積み重ねてきました。今回当社は、次世代インターネット構想の実現に向けて、さらにマイクロソフト社との提携を強化し、強力なパートナーシップにより、.NET技術をベースとしたNo.1システムインテグレータを目指します。具体的には、米国Microsoft Corp./マイクロソフト社と米国Unisys Corp./日本ユニシスのグローバルな戦略提携により、共同の案件発掘・共同セールス、技術者の相互交流、共同での高可用性サポートの提供を行なっていきます。

 日本ユニシスはこれまでも、.NETを採用したサービス実績として、「郵船航空サービス(株)のXML Webサービス適用システムの構築」や、「(株)電算のコンサルティング・サービス」などがあります。7月の新組織発足後は、EAI(Enterprise Application Integration:企業内アプリケーション統合)やEIP(Enterprise Information Portal:企業情報ポータル)といった分野でのシステム構築の受注が相次いでいます。

 「.NETビジネスディベロプメント」は、今後も随時増強を図り、今年度中には日本ユニシスの中核を担う100名体制の組織とする予定です。また、日本ユニシス全体としては、.NETビジネスとして、技術者500名を擁し、2003年度までに年商500億円の売上を目指します。

 なお、「.NETビジネスディベロプメント」の組織長である、プログラム・マネージャ白井久美子は、組織設立に際し、以下のように抱負を語っています。
「.NETビジネスにおける当社の使命は、.NETを適用した最適情報システムの構築とサービスを通してお客様の利益拡大に貢献することです。.NETビジネスディベロプメントは、三井住友銀行様のBANCSシステム、イズミ様の商品管理システムなど、Windows上で培った大規模システム構築の成功経験にもとづき、XML Webサービスをはじめとする先進的な要素技術を活かした新しいビジネスモデルを創造・提案いたします。また、10月には.NET対応の文書共有ソリューションのリリースも予定しております。当組織は、.NETシステムインテグレータとして情報システムの企画から構築、運用にいたるまでワンストップで対応できる体制を整えていますので、ソリューション実践部隊としてお客様のニーズへの即応、新たな価値創造への取り組み、先駆的システムの短期構築など、機敏な実践力を発揮できるものと確信しております。」

 また、本発表に際し、マイクロソフト株式会社 エンタープライズビジネス担当 鈴木 和典 取締役より、以下のコメントをいただいています。
「日本ユニシス様における.NETビジネスディベロプメントの設立を歓迎いたします。過去2年間の日本ユニシス様との包括提携は、これまでに例のなかった大規模ミッションクリティカルシステムのWindows®での稼働など非常に大きな実績を挙げております。今回の.NETビジネス専任部門の設立により、日本ユニシス様で培われている豊富なWindows®上でのエンタープライズシステムのノウハウと、マイクロソフトの最新テクノロジーの融合がさらに加速すると確信しております。それによってあらゆる業種のお客様にXML Web Serviceを中心とした新世代のコンピューティング環境を現実のものとしてご導入いただくことが可能になります。」

(注1)Microsoft .NET
マイクロソフトが2000年6月に発表した次世代インターネット戦略。「Microsoft .NET」では、すべての情報機器がインターネットに接続されることを前提として、従来のような単体としてのコンピュータではなく、インターネット全体に分散配置されたアプリケーションやデータを、必要に応じて利用可能にする。
SOAPとXMLというインターネットの標準インタフェースにより、ネットワーク上のソフトウェア(コンポーネント)が連動して、ソフトウェア自身が能動的にネットワーク上のサービスやデータを利用して大きなシステムを構築する事が可能となる。

(注2) XML Webサービス
XMLやHTTPなどのインターネット標準を利用した、アプリケーションおよびシステム間連携技術の呼称で、今後のEビジネス実現の基盤技術となるもの。

(注3) マイクロソフト社との包括提携
次世代データセンタシステム分野での包括提携。ユニシスの32ビット・インテル・プロセッサ搭載のES7000シリーズとMicrosoft® Windows® 2000 Datacenter Serverの組み合わせで、ハイエンドUNIX市場に対し、両社連携して戦略的アプローチを行ってきた。