2003年12月24日
日本ユニシス・ソフトウェア
I&Cシステム統括部、CMMI レベル3認定を取得
〜 グループ内で4部門目のCMMレベル認定、1年間で主要部門への展開完了 〜
日本ユニシス・ソフトウェア株式会社(社長=藤田康範 東京都江東区東雲1-10-9、以下日本ユニシス・ソフトウェア)I&Cシステム統括部は、12月19日に、ソフトウェア開発プロセスの能力成熟度を示すCMMI (R)(Capability Maturity Model Integration)レベル3の認定を取得しました。これまでに日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1、以下日本ユニシス)では、昨年12月にEテクノロジ&サービス部門、本年2月に金融部門、5月に社会公共部門と3部門でCMMIのレベル3認定を取得しています。日本ユニシス・ソフトウェアとしては初めて、日本ユニシス・グループとしては4部門目の認定取得となり、CMMI認定取得のグループ内展開の成果が着実に現れています。
カーネギーメロン大学ソフトウェアエンジニアリング研究所(CMU/SEI)が開発したCMM(R)認定の取得は、これまではインドが有名でしたが、最近は中国の積極的な取り組み姿勢が注目を集めています。日本でも、システム開発モデルのグローバル・スタンダード的な位置付けで、ベンダー企業だけでなくユーザ企業でもCMMの適用を推進しております。
CMMIはCMMの最新版で、ソフトウェア開発を対象としたCMMをベースに、システムエンジニアリングや調達のモデルを統合したもので、ソフトウェア開発プロセスの能力を5段階で評価します。今回、日本ユニシス・ソフトウェアI&Cシステム統括部が認定を取得したCMMIレベル3は、プロジェクトの管理とエンジニアリングのプロセスが組織で統一され、更に、組織的な改善プロセスが確立されているレベルに到達していることを示しています。
日本ユニシスでは、経営計画「Re-Enterprising 2003」でグループ経営による総合力強化を目指し、本年7月にシステムサービス機能を日本ユニシス・ソフトウェアに集約しました。日本ユニシス・ソフトウェアは、日本ユニシス・グループのシステムサービス全般を担い、高技術力を提供し品質と生産性の向上による顧客満足度の向上を目指します。日本ユニシスでは、平成10年度よりCMMに取り組み、グループ全体でソフトウェア開発プロセスの改善を進めています。グループ各社でのプロセス改善の成果を確認し客観的な評価を得るため、昨年度からは、CMM認定取得に取り組み、短期間でグループ内の主要部門が認定取得を完了しました。
日本のベンダー企業でのCMMI認定取得は、官公庁ビジネス担当部署や社内システム開発部署が主に進めていますが、日本ユニシス・グループでは、顧客システム構築担当部署がCMMI認定取得を目指しています。日本ユニシス・グループでは、引き続き日本ユニシス・グループへのCMMI適用を進め、今後も日本ユニシス・グループ全体でソフトウェア開発プロセスの改善に努めていきます。
* | 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連URL: 「日本ユニシス・ソフトウェア」 http://www.usol.co.jp/ (平成16年10月1日付けで「日本ユニシス・ソリューション株式会社」に社名変更) |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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