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Foresight in sight

ニュースリリース

2003年12月25日

退職年金制度の改定に関するお知らせ

 日本ユニシス株式会社および一部連結子会社は、厚生年金の代行返上に合わせて、退職年金制度の改定を行うべく労使で協議を進めてきましたが、この度、労働組合の同意を得て、従来の確定給付型年金を確定拠出型年金とキャッシュバランス型の企業年金基金に制度変更することを決定しましたので、お知らせします。本制度は2004年4月を目途に制度を導入する予定であり、現在、厚生労働省への認可申請などの手続きを進めております。

 日本ユニシスグループは、2001年11月に新生日本ユニシスを目指した経営方針「Re-Enterprising」を発表し、成長軌道への復帰を実現すべく経営改革を行っております。今回の退職年金制度の改定も代行返上に引続き「Re-Enterprising」におけるコスト構造改革の一環で実施するものでありますが、一方で退職年金制度は従業員の退職後の生計費としても重要であることから、制度の長期的な安定を図ることも目的とした抜本的な改革を行うものです。

【新制度導入の目的】
  • 企業本来の事業活動とは異なる経済環境の変化などの要因による企業業績への影響を軽減する。
  • 従業員の退職後生計費や福祉の観点から、長期的に安定的な年金制度の存続を図る。
  • 個人のライフプラン多様化に応じ選択肢を拡大するとともに、自己責任意識の醸成を図る。
【新制度概要】
  • 従来、企業型年金基金で運用されている100%の確定給付年金制度から全体の30%を確定拠出型年金とし、残りの70%をキャッシュバランス型企業年金基金へ移行する。
  • 確定拠出型年金は、前払い退職金との選択も可能とする。
  • キャッシュバランス型年金制度の運用利率は変動利率とする。指標は10年国債の1年平均とし上限(6.0%)と下限(1.0%)を設定する。給付利率は当面定率とし、3.5%に設定する。(現在は、4.5%)
  • 連合型の確定拠出年金制度とすることで、当社連結子会社であるユニアデックス株式会社採用社員も加入可能となり、将来的には他のグループ会社への展開も検討する予定。
【概要図】
退職年金制度概要図
【新制度の特徴】
  • グレード毎に設定されたポイント制としたことで、2003年7月に導入された「役割」に応じてグレードが変わる「新人事制度」とも整合させたこと。
  • 定年退職時に年金を一時金受給した場合の退職金水準を制度変更前と同水準としたこと。
  • 移行時のみ確定拠出年金移行分を一時金取得できるオプションを設けたこと。
  • 新制度において中途退職した場合の退職金額が旧制度を下回る場合は、5年間に限り差額補填をする経過措置を設けたこと。
【新年金制度の運用、教育】
新年金制度の社員への教育については、イントラネットにおける「退職年金制度を取り巻く環境」などについてのビデオのストリーミング配信実施、新制度の内容についての全国で30回の説明会を実施するとともに、メールによる質問BOXの設置などによって周知を図ってきました。
全体の制度設計のコンサルティングおよび確定拠出年金制度の社員への投資教育と資産管理は、基金の主幹事である三井アセット信託銀行株式会社に委託します。また、運営管理は高度なセキュリティと加入員への高品質な情報提供サービスを実現するベネフィット・システムズ株式会社に委託します。なお、レコード・キーピングのシステムは当社がベネフィット・システムズ株式会社と共同開発した「BenefitKeeper® (ベネフィットキーパー)」を使用します。
【損益に与える影響(連結)】
年金制度改革に際して、確定拠出型年金への移行部分に相当する退職給付債務の未償却残高を一括償却するため、2004年3月期連結決算において特別損失を80億円〜100億円程度計上する見込みです。なお、当該金額は2003年10月31日の中間決算発表時にお知らせしました当期業績予想に、固定資産売却に伴う特別利益とあわせ、コスト構造改革の実施による特別損失として織り込み済みであり、現段階においても業績予想に変更はありません。また、来期以降につきましては、退職給付費用の負担減少額として年間30億円〜40億円程度を見込んでおります。



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