2012年6月5日
ユニアデックス
スマートモバイル端末2000台を、サービス要員に配布〜 移動時間の有効活用、現場での情報検索・収集の効率化、
作業報告書のペーパーレス化でサービス品質向上 〜
ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:入部 泰、以下 ユニアデックス)は、ICT機器の保守対応にあたるサービス要員1000名に、タブレット端末(iPad)とスマートフォン(htc EVO)の各々1000台を配布し、サービス品質の一層の向上を目指します。既に5月中旬には各900台が配布され、本年10月までにはすべての配布が完了する予定です。
これによりサービス要員は、ユニアデックスのデータセンターに集約されている保守情報(ドキュメント、写真、動画など)や、Webで公開されているベンダーのメンテナンス情報を、移動中でも容易に検索、閲覧、収集することが可能になります。
保守現場においては、配布されたスマートモバイル端末で、機器に貼り付けられたバーコードを読むだけで、正確かつ迅速に部品情報が読み取れるようになります(本年8月から順次実施予定)。移動中に収集していたメンテナンス情報との連携もよりスムーズになります。さらに現場での解決が困難で、ユニアデックス サポートセンターの助言が必要になる場合、電話だけでは通じにくい状況をビジュアルで伝えるテレビ会議を利用することも容易です。また作業報告書のペーパーレス化も図れます。
こうした検索、収集、コミュニケーションの効率化により、サービス要員は現場への移動時間を有効活用することができ、現場での対応力を一層向上させることができます。
タブレット端末ならびにスマートフォンで収集した各種のお客さま情報は、作業終了後にはセンター主導で完全消去され、重要情報の流出や機器紛失時の心配もありません。
ユニアデックスは従来「サービス・サポートシステム(以下:SSS)」を自社に構築して、サービス要員に配布しているGPS対応携帯電話と連携した保守体制を敷いてきました。センター側がサービス要員の位置情報を把握し、最短で駆けつけることのできる要員をアサイン。ハードウエア障害対応の進捗対応をリアルタイムに把握するなど、効率的なサポート業務を推進してきました。今回、SSSをスマートモバイル端末利用に変更することで、より質の良い保守サービスをより迅速に提供していく基盤が完成します。
■ 利用概略図
以上