ソリューション&コンサルティングの日本ユニシス

2009年10月8日

日本ユニシス 
充電インフラシステムサービス「smart oasis®」サービス拡充に向け異業種と連携
〜 JTB、オリックス自動車、PiTaPaなどと連携し、利用者の拡大を図る 〜


本文

   日本ユニシス株式会社(以下 日本ユニシス)は、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)向け充電インフラシステムサービスとして提供を開始した「smart oasis(スマートオアシス)(注1)」のサービス拡充に向け、異業種との連携を開始します。

   「smart oasis」は、EVやPHVの充電インフラを利用するための利用者認証機能や課金機能および、充電装置の位置情報・空き情報を提供するシステムサービスです。
   このたび、「smart oasis」のさらなる利便性の向上やサービス拡充による利用者の拡大を狙い、異なるサービスや異なる業態との連携を図ります。

   昨今、低炭素社会の実現に向け、日本においてもカーシェアリングやコミュニティサイクル(注2)といった新たな次世代型交通サービスが登場しています。日本ユニシスは、「smart oasis」とこれらサービスを、非接触ICカードを用いた利用者カードによって連携し、新たなカードを発行することなく複数の異なるサービスが利用できるといった利便性の向上を図ります。さらにEV・PHVのほか、鉄道・バス、自転車といった環境負荷の小さい地域交通を結びつけるなど、地域の低炭素社会実現に向けた取り組みにおいて「smart oasis」を提供します。

「smart oasis」と異業種との連携内容は、以下のとおりです。

  1. 「コミュニティサイクル」との連携(東京都) 
    株式会社JTB首都圏が環境省の委託により10月1日から東京・大手町、丸ノ内、有楽町エリアにて実施中の「都市型コミュニティサイクル社会実験」の利用者認証や課金システムとして「smart oasis」を提供しています。コミュニティサイクルは、すでにヨーロッパの主要都市部では、公共交通を補完するとともに低価格で利用できる交通手段として、1日数十万人に利用されるなど広く普及しています。このたびの社会実験は、非接触ICカードを用いた利用者認証による自転車の自動貸し出しシステムを実現した日本初の本格的な取り組みです。

  2. 「カーシェアリング」、「鉄道・バス」カードとの連携(大阪府) 
    大阪府で今年度1月から実施を予定している、EV向け充電インフラネットワークのモデル事業において「smart oasis」を提供します。
    大阪府において構築する充電インフラネットワークは、製造メーカーや機能の異なる充電装置をITによってネットワーク化し、非接触ICカードを用いた利用者認証の方式などプラットフォームを共通化するものです。オリックス自動車株式会社のカーシェアリング・カードや、株式会社スルッとKANSAIの関西の鉄道・バスカード「PiTaPa」によって、大阪府内の全ての充電装置が利用できるプラットフォームを実現します。

  3. 「エコポイント」との連携(青森県) 
    現在実施している青森県のモデル事業では、青森市で試行するCO2削減への貢献に対するエコポイント・システムと「smart oasis」による充電インフラネットワークとの連携を行います。EV利用者向けインセンティブとしてエコポイントの付与を行うなど、低炭素社会の実現に向けた新たな社会モデルを地域ぐるみで構築するためのプラットフォームとして、サービスを拡充します。

【smart oasisによるサービス連携 イメージ図】

次世代型交通サービスとの連携 イメージ図       「smart oasis」の実証実験/技術検証

   今後も、日本ユニシスは、「smart oasis」をEV・PHVの充電インフラシステムサービスとして展開するとともに、多様なサービスとの連携を図ることによって、利用者の利便性向上とサービスの拡充を行っていきます。

各社の本社所在地ならびに代表者名

株式会社JTB首都圏
本社:東京都千代田区、代表取締役社長  野口 英明氏
オリックス自動車株式会社
本社:東京都港区、取締役社長  三谷 英司氏
株式会社スルッとKANSAI
本社:大阪市中央区、代表取締役  松尾 義春氏
日本ユニシス株式会社
本社:東京都江東区、代表取締役社長  籾井 勝人

以上

注1:smart oasis(スマートオアシス)
「smart oasis」は、「給電スタンド」「通信ネットワーク」「サービス管理システム」から構成されています。「給電スタンド」は、利用者が非接触型ICカードを使用することで、手軽にEV・PHVの充電をすることが可能です。「給電スタンド」と「サービス管理システム」を繋ぐ「通信ネットワーク」は、設置場所に応じた最適な無線通信技術を使用しており、「給電スタンド」の利用者認証、位置情報や空き情報をリアルタイムに提供できます。また、「サービス管理システム」は、「給電スタンド」の設置場所に応じたサービスメニュー、利用条件を設定できます。

注2:コミュニティサイクル
環境負荷の小さい交通手段として近年注目が高まっている、自転車を用いたコミュニティ交通サービスです。道路上の貸出拠点に配置された共用の自転車を用い、通常のレンタサイクルのように借りた場所に返すだけでなく、他の貸出拠点への返却を可能とすることによって利便性を高めた、低価格で利用可能な次世代型のレンタサイクルシステムです。パリなどの欧州諸都市において普及しています。パリでは、750 カ所の貸出拠点で2万台の自転車を用いた大規模なコミュニティサイクルが、運営されています。

注釈/リンク

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