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OS2200は万一のシステム障害時に、基幹データをバックアップ、且つリカバリするための統合的なソリューションとしてIRU(Integrated Recovery Utility)を基本ソフトウェア群のひとつとして標準提供します。さらに基幹システムの絶対的な要件である無停止、冗長性を追及、そのための高可用性ソリューションを提供することも可能です。
ネットワーク化が高度に進展した情報システム上に蓄積された膨大な基幹データ群(企業の極秘データ、個人情報など)に対する厳重な保管保全対策が強く求められています。近年増加しつつあるインターネット経由の各種不正アクセスなどに対しては、OS2200は標準機能として提供するシステム・アクセス制御に加えて長年に亘って培われたメインフレームのセキュリティ技術をベースとして各種ソリューションを提供し、情報漏洩に対する防止策を強力に支援します。
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セキュリティ・オプションOS2200の基本セキュリティ機能を更に強化する拡張機能を提供します。セキュリティ・オプションを追加することでより厳密なファイル・アクセス管理が可能になります。
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2200上のデータの暗号化:CIPHISCIPHISはDES、3DESそしてAESに対応する暗号化アルゴリズムに基づき、2200上のデータにアクセスするための暗号化ユーティリティです。
Specialty Engineは、ClearPathサーバ専用の外部連携エンジンです。Web/モバイル連携専用のClearPath Portalと、セキュアなJava(J2EE)環境を搭載するJProcessorを提供します。
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ClearPath Portal:Web/モバイル連携、モダナイゼーション既存システムのモダナイゼーションを支援するWeb連携専用エンジンです。従来の専用端末からしかアクセスできなかったOS2200アプリケーションを、付属のDeveloperを用いてノンプログラミングでWebブラウザ、モバイル端末、スマートフォン、Webサービスと連携させることができます。Developerで作成したWebアプリケーションは、Web連携用にセキュリティを強化したWeb連携専用エンジンで実行されます。

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JProcessor:セキュアなOS2200 Java J2EE環境24時間365日対応の高可用性を求められるCS4180D/OS2200システムでは、堅固なセキュリティ、トランザクション処理能力、高信頼性、優れた統合リカバリ機能の下で、OS2200 Java(JVM)機能、オープン・ソースの代表的なJ2EEアプリケーション・サーバであるJBoss® Application ServerがJProcessor (Java専用Specialty Engine)で提供されます。 また、JavaアプリケーションはRA(Resource Adaptor)を利用することで2200上で稼働するトランザクション処理プログラムや、 データベース管理システムであるUDSRDMS1100とUDS DMS1100のデータにアクセスすることができるので、CS4180D上で稼働する安全、且つ安定したJava/JBoss環境経由で既存2200資産を外部システムと連携させることができます。

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基幹データベースからのデータ抽出GUIベースのRADツールDataExtractor/IXによりDMS1100上の基幹系データをタイムリー且つ、効率的にRDBMS(ORACLE®、SQLServer)に抽出することができます。
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DataExtractor/IX: DMSデータを抽出
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DataExtractor/IX(ファイル抽出): 各種COBOLファイル*を簡単に抽出*シンボリック・エレメント、SDFファイル、順編成ファイル、MSAMファイル

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インターネット対応の24時間無停止基幹システムを実現
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XIS_WebNet®XIS_WebNetにより、既存のトランザクションベース・アプリケーションをWeb、Open/OLTP、MQの環境に対応させることができます。またXIS(24H365D運転オプション)により、バッチ処理中のデータベース更新管理や、使用者テーブルの二重化を行い無停止での24時間運用を可能にします。
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高速ネットワーク対応TCP/IPプロトコルに特化した通信制御ソフトウェアCPCommOSによりGbit Ethernet環境に直結、大容量/高速通信を可能にします。また、cpJOINTは既存アプリケーションの改修を最小限に抑えながらTCP/IP化を促進します。
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FTAdmin : cpFTP用ユーティリティFTPプロトコルに対応のcpFTPによるファイル転送時に必要な情報の登録機能やUCS COBOLとのインタフェース、リカバリ機能などを強化し、より高度な使い方を簡単に実現します。
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EDI/IX connectCS4180DからWindows上のACMS B2Bを経由して異機種サーバとのデータ交換(ファイル集配信)を実現、プロトコルは全銀手順、全銀TCP/IP手順、JCA手順に対応します。
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帳票の分散処理
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Enterprise Output Manager(DEPCON)2200上の帳票をサーバやPCへ分散印書するための機能を提供、印書ファイルの自動転送や仕分け転送、プレビュー/サーチ、部分印書、ログ管理などに対応します。
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*ClearPathは、Unisys Corporationの登録商標です。
*XIS_WebNetは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
*OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*JBossは、米国Red Hat, Inc.ならびにその子会社の登録商標または商標です。
*Windowsは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における 登録商標または商標です。
*Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
*その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。