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Foresight in sight

ユニシス技報

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2019年6月発刊 Vol.39 No.1 通巻140号
「別冊技報」

別冊技報は,日本ユニシスグループ各社が力を入れているサービスやソリューションを前年のBITSからピックアップし,通常の技報より平易に,またビジネスに役立つように解説する小冊子です.今回とりあげるのは,設備点検サービス「まるっと点検」,既存事業へのサービスデザインの活用,デジタルトランスフォーメーションの実現方法,ICTインフラや実ビジネスでのAI活用法です.

IoT・AI・スマートグラスによる設備点検の生産性向上と働き方改革 勘米良 俊暢、飯田 大祐、小倉 秀

ビル・マンション設備の点検業務は、作業員の経験と五感が頼りである。作業結果は紙に記録され、紙のまま確認と保管が行われている。ビル・マンション管理会社向けに日本ユニシスが提供する設備点検サービス「まるっと点検」は、この設備保全の現場業務にIoT・AI・スマートグラスを活用し、設備の遠隔モニタリング、点検報告書の自動作成、各種AI判定を行うことで、点検業務全体を効率化し現場作業の働き方改革を実現するサービスである。日本ユニシスは、「まるっと点検」により現場作業をスマート化することで、点検作業員の獲得と定着という経営課題の解決にも貢献し、ビル・マンション管理業界の人手不足解消を目指している。

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サービスデザインによる既存事業のリデザイン 香林 愛子

サービスデザインとは“顧客がサービスの利用を通して得られる体験価値を重視し、顧客の視点から事業やサービスを体系的に見直したり新しいサービスを生み出したりする取り組み”のことである。顧客インサイトから最適な体験を設計し、実現に必要なサービスの在り方を全体的な視点で再構築する。優れたサービス創出に向け先進的なデジタルテクノロジーに注目が集まるが、価値の多様化や共創社会が進む中、手段ありきのプロダクトアウトな発想では顧客の共感は得られない。人間中心かつ共創を重視するサービスデザインは、これからの企業や社会にとって欠くことのできない重要な役割を担う。新規事業創出手法と捉えられがちなサービスデザインだが、成熟市場における既存事業の改善にも強い力を発揮する。これまで企業や提供者の視点で捉えてきた既存事業の枠組みを顧客の視点から見直すことで新たな価値創出や顧客獲得が期待できるので、デジタル活用と併せ今後の積極的な活用を提言する。

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デジタルトランスフォーメーション実現への道筋 山平 哲也

デジタルトランスフォーメーション(DX)の展開では、ビジネスにおけるプロセスや環境における人や組織、顧客や収益とデジタルテクノロジーの関係をどう位置づけていくか、あるいはデジタルなビジネスモデルをいかに創出し、収益をもたらしていくかの議論が重要である。しかし、経験と慣習を重んじてきた企業において、DXがもたらすインパクトを体感的に理解できず、また、方法論も確立できず、なすすべなく戸惑っている光景を見かけることも少なくない。事例を基に導出したパターンをひな形としてビジネス価値の仮説を個社の事業環境に沿って思索し、企業が置かれた環境に臨機応変に対応しながら検証を進めることで、この事態を打開し、変革の端緒を開くことを可能にする。

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ICTインフラの高度化に向けた取り組みとAI活用のポイント 藤田 勝貫

 ユニアデックスではコアビジネスであるITインフラサービスの運用にAI技術を活用していると共に、そこで培ったノウハウを使って、AI導入で課題を抱えている企業への支援サービスを提供している。AI導入のポイントは、企画フェーズでのチーム結成とテーマ選定、PoCフェーズでのアジャイル型、導入・運用フェーズでの負荷軽減と全体最適である。またAI導入の事例は、適用するデータの種別によって「時系列数値」「自然言語処理」「画像認識」の三つに分類できる。

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ビジネスでAIを活用するためのアプローチ 武井 宏将

2019年現在、多くの報道や論評にてAIの活躍が取り上げられており、第三次AIブームと称されている。この進展に深層学習の登場が一役買っていることは言うまでもない。一方で、実際にビジネス適用を目的として、AIを活用した技術検証を行うと、世間で称されているほどの結果を出すことができず、様々な困難に突き当たる。
筆者はこれまでビジネス適用を目的にAIを活用した様々な技術検証案件に参画してきた。それらの経験を基に、実際にビジネスに適用する上で突き当たる課題とその対策について記す。AIは銀の弾丸ではなく、あくまで適用技術の一つであり、適用場面や適用方法についてその特性を踏まえて利用することで有効に活用できる。

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