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第60回全日本総合バドミントン選手権大会 2006年11月14日〜19日開催

2006年11月14日〜19日、東京都世田谷区駒沢体育館において、第60回全日本総合バドミントン選手権大会が開催され、日本ユニシスの坂本・池田組が、男子ダブルスで優勝しました。坂本選手は仲尾選手とのペアで優勝した昨年に続いての2連覇。池田選手は嬉しい初優勝となりました。
男子シングルスでは中西選手が準優勝。日本ユニシス選手として、この種目初のファイナリストです。
また、混合ダブルスでは松田友美選手(ヨネックス)とのペアで出場した小宮山選手が3位になりました。

【日本ユニシス選手の試合結果】

男子シングルス 中西洋介 準優勝
岩脇峰生 ベスト16
早坂幸平 ベスト32
男子ダブルス 坂本修一/池田信太郎 優勝
仲尾修一/小宮山 元 5位
福井剛士/廣部好輝 5位
早坂幸平/斉藤元伸 ベスト32
混合ダブルス 小宮山 元/松田友美(ヨネックス) 3位
廣部好輝/大熊倫子(ヨネックス) 5位


■男子シングルス準決勝〜中西洋介 vs 竹村 純(JR北海道)〜

中西選手は準々決勝で、進境著しい佐伯浩一選手(NTT東日本)に1ゲームを先行されながら、続く2ゲームを12本、13本に抑え込んで実業団選手権の雪辱を果たすと、準決勝で迎える相手はJR北海道の竹村純選手。昨年の日本リーグではファイナルゲームの末に敗れている難敵です。序盤からジャンプスマッシュやプッシュで積極的に攻撃を仕掛ける中西選手。
一方の竹村選手はレシーブを主体にした堅実なプレーで応戦。時折中西選手のスマッシュを大きなクロスレシーブで返球しエースを奪います。 5-5、9-9。互いにわずかなアウトを敏感に察知し、また見事なヘアピンなどで互角の様相を呈します。 ここで中西選手がショートサービスの構えからロングサービス。竹村選手のクリアはサイドアウトとなり、10点目が中西選手に入りますが、竹村選手もドリブンクリアやスマッシュなどスピードのある攻撃を見せはじめ、中西選手が抜け出すことを拒みます。
このあたりから5本程度の短いラリーが続きますが、なかなか点差は開かず13オール。ここで手首を利かせたスマッシュをライン際に沈めて14点目を奪った中西選手が、巧みな配球で相手のミスを誘い続けて19点まで連取します。
1点を返され19-14となるものの、クリアアウトを見送りゲームポイントを掴むと、フォア奥からのドライブに竹村選手がレシーブミス。結果的には淡白な終盤の展開で、中西選手が1ゲームを先取します。

2ゲーム目も序盤は競り合いますが、攻める場面・長いラリーを引く場面など、場合に応じたメリハリの利いたプレーを見せる中西選手には余裕が見られます。 同点に追いつかれることはあっても、逆転は許さない集中力。11点を越えたあたりからはシャトルへの反応、フットワークがますます冴え、15点目を竹村選手のバックサイドへスマッシュ、16点目を逆サイドへの鋭いカットと、コート幅をいっぱいに使った攻撃でリードします。 そして17-13の勝負どころ。中西選手は相手のバックサイドにシャトルを集め、万全の態勢で竹村選手の攻撃をしっかりとブロック。 サービスから数えて32本目となる竹村選手のアタックロブがアウトになると、コーチ席の中條監督も思わず腰を浮かせて大きな拍手。 次のラリーも気持ちを切らさずにボディへの攻撃をレシーブすると、その球に飛びついた竹村選手のラケットはシャトルを捉えきれずミス。 19点目をつかみ、中西選手が大きなガッツポーズを見せます。ここに来ても勝ちを急がず、冷静にラリーを展開する中西選手。ハイバックから意表を突いたストレートドライブで竹村選手の出足を遅らせ、 その返球がネットにかかって、とうとう中西選手のマッチポイント。竹村選手もネット前への読みよい飛び出しからのクロスプッシュで一矢を報いてきますが、 最後は攻めに徹した中西選手のスマッシュがコートに突き刺さりゲームセット。日本ユニシスのシングルス勢としては初めての決勝進出を果たしました。

決勝戦では佐藤選手(NTT東日本)に1ゲーム目終盤から抜け出され、4連覇を許す結果にはなりましたが、自身としても大学4年以来5年ぶりとなる、栄えある準優勝に輝きました。

■男子ダブルス決勝〜坂本・池田組 vs 川口・川前組(NTT東日本)〜

第1シードとして今大会に臨む坂本・池田組は現在日本ランキング1位。 緒戦から4試合を1ゲームも落とすことなく、順当に決勝に駒を進めました。
一方の川口・川前組(NTT東日本)は、準決勝でランキング2位の舛田・大束組(トナミ運輸)をファイナル19本で振り切る殊勲を挙げています。
どちらが勝っても、ペアとしては初優勝となるこの対戦。序盤はやや東日本ペースといったところか、大柄な川口選手の巧みなネットプレーが光り、2-5、3-6となります。 トマス杯では仲尾選手と組んで世界を相手にした川口選手。川前選手とのペアとしても中国オープンでベスト8入りを果たしている実力者です。
しかし坂本・池田組も取られたら取り返す展開。 攻めに転じてはフォアサイドからのクロススマッシュでエースを奪い、付かず離れずの位置をキープします。 10-13とされたところからいよいよ本領発揮。3点連続で池田選手の強打が決まり、この試合初めて同点に追いつくと、続く2本のサイドアウトを冷静にジャッジ。 さらには坂本選手のスマッシュがノータッチエース、逸る川前選手のスマッシュがネットにかかり、なんと7連続ポイント。驚異の集中力を見せます。
この後は点の取り合いとなりますが、サービスプッシュからのドライブ戦を制してマッチポイントを握ると、2回目のチャンスに池田選手のジャンピングカットが相手の虚を突いた格好となり、出足の遅れた川口選手のロブがネットにかかって21-17。優勝まであと1ゲームと王手を賭けます。

第2ゲーム、2-3から、ロングサービスへの池田選手のスマッシュ、アレーに決まる坂本選手のストレートスマッシュで逆転すると、次も打ち合いの末に池田選手のカットスマッシュがオンライン上に落ち、31本もの長いラリーを制してみせます。 しかし、このまま一筋縄ではいかないのが決勝戦。東日本ペアが川前選手の思い切りのよいスマッシュを皮切りに、川口選手のプッシュやドロップショットで次々とポイント。 ユニシスペアのネットへかけるミスも出て、連続6点と川口・川前組に流れが傾きます。
2005年の実業団選手権決勝では坂本・池田組にストレートで勝利を収めている川口・川前組。ファイナルゲームに持ち込むべく、プレッシャーをかけてきます。3点差をつけられて11点のハーフタイムを迎えた坂本・池田組。改めて集中し直し、じりじりと点差を狭めます。13-15の場面では坂本選手の緩急取り混ぜたスマッシュでレシーブの乱れを誘い、池田選手がフィニッシュを決めて1点差に迫ると、池田選手の放った絶妙な高さのハーフ球に、触った川口選手の打球がエラーとなり同点。続くラリーでは、坂本選手がレシーブから前に出てつくったチャンスを、池田選手がタイミング早く打ち込みゲット。
ダイブした川前選手のレシーブもネットを越えません。さらに甘いドライブへのクロスカウンターが無人のスペースに決まり17点、前衛での高い打点から角度をつけた攻撃で18点、坂本選手、池田選手の連続スマッシュで19点と、ここにきての6連続ポイントで優勝へ向けてラストスパート!サービスレシーブへの対処がネットにかかって1点を失いますが、浅い位置からの池田選手のラウンドクロススマッシュが川前選手の懐に鋭く食い込み、とうとうマッチポイントに到達します。続くラリーでは、坂本選手のヘアピンがわずかにネットを越えず20-17となりますが、東日本ペアのサーバー・川前選手のサービスは、ネットの白帯をかすめてショートサービスライン手前に落下。

ラリーポイント制ならではの勝利の瞬間、ひざまずいて顔を覆う池田選手、応援席に向けて両手を高々と掲げる坂本選手。そして互いに抱擁を交わした新しい全日本王者に、ユニシス・コールと拍手が華やかに降り注ぎました。優勝インタビューでは感極まって涙を見せる池田選手。一方の坂本選手は真摯なコメントを終始笑顔で残しました。
新王者の初仕事は、23日から再開される日本リーグ2006。実力を如何なく発揮し、ダブルスの柱としての役割を果たしてチームを勝利へ導いてくれることでしょう。
優勝杯に笑顔の坂本・池田組
優勝杯に笑顔の
坂本・池田組

準優勝の中西選手
準優勝の中西選手

混合ダブルス3位の小宮山・松田(ヨネックス)組
混合ダブルス3位の
小宮山・松田(ヨネックス)組


中西選手
中西選手

中西選手
中西選手

決勝進出を決めた瞬間・中西選手
決勝進出を決めた瞬間
中西選手


坂本修一・池田信太郎
坂本修一・池田信太郎

池田信太郎
池田信太郎

坂本(右)・池田組優勝の瞬間
坂本(右)・池田組
優勝の瞬間

大応援団
大応援団

応援団に挨拶をする坂本選手
応援団に挨拶をする
坂本選手

言葉にならない池田選手
言葉にならない池田選手


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