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ユニシス技報

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2017年6月発刊 Vol.37 No.1 通巻132号
「別冊技報」

別冊技報は、技報編集委員会が毎年6月のBITS(日本ユニシスグループのビジネス&ICTストラテジーフォーラム)に合わせて発行する小冊子です。日本ユニシスグループ各社が力を入れているサービスやソリューションをピックアップし、通常の技報論文より平易に、またビジネスに役立つように解説します。今回とりあげるのは、テレワーク実践の最適解、グループワークを支援するAI会議室、人工知能技術体系“Rinza”、多角的なサイバーセキュリティ対策です。

“働くを変える” 本気で実践!テレワーク   ──利便性、安全性、コストのバランスを考慮した「最適解」とは? 疋田 和可奈

介護や育児、少子高齢化による労働力不足や長時間労働の見直しを背景に、場所にとらわれずに仕事をする「テレワーク」の導入が積極的に進んでいる。一方で、本当に生産性が上がるのかといった懸念や、希薄になりがちなコミュニケーションへの課題、情報流出を防ぐセキュリティー対策などの課題を抱える企業も多い。エス・アンド・アイ(株)では、 効率性/セキュリティー/コストのバランスをどう取るかが、「柔軟な働き方」を実現するためのカギだと考えている。そこで、スマートフォン対応PBXソリューション「uniConnect」とOffice 365の活用、およびコストの観点でも優位性の高いVSANを利用したシンクライアント環境の構築を解決策の一つとして提案する。

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アイデアが生まれる空間に住まう「もうひとりの参加者」 山田 茂雄

イノベーションの原動力は、多様な背景を持った人たちが問題や課題を共有し・議論し・プランに合意し・実行する高度に協創的なコミュニケーションである。そのようなコミュニケーションの場となり人の創造的活動を強化できる空間をつくることを目指し、日本ユニシスとイトーキは共同研究プロジェクトを進めている。グループワークの場となる空間が単なる静的な空間ではなく、その場に積極的にはたらきかける手だてと知能とを備えるとき、はたしてそれはどのように人の共考活動(co-thinking)を強化できるか。本稿は、アイデア創出や合意形成など創造的なグループワークの場となりその活動を強化する空間の構想を紹介しその実現を展望する。

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人工知能は電気羊の夢を見るか?    ──日本ユニシスの人工知能への取り組み 林田 英雄

2013年から第3次AIブームが始まり、2016年は人工知能が多くのメディアで取り上げられたこともあり、一般の方にも人工知能という言葉が身近になってきた。多くの人が人工知能に期待しており、特に生産年齢人口の減少を補い、日本が将来も現在と同等の生産性と生活水準を維持するためには、人工知能が必要とされている。日本ユニシスでは従来から機械学習や自然言語処理などの技術を使って企業とその顧客を支えるサービスを展開してきた。そして2016年には、多様化する人工知能関連技術を体系化したRinzaを発表し、最初のサービスとして知的エージェントサービスを開発した。知的エージェントサービスは、音声や画像を認識し、音声合成を行いユーザにさまざまな情報を提供する対話応対サービスを構築できる。今後は、さらに高度なサービスを提供するため、高度な情報検索やコモンセンスなどの知識データベースを取り込んでいく。この取り組みを通じて日本ユニシスは、人工知能を提供する多くの企業と協力しながらビジネスエコシステムを形成し、社会や企業のさまざまな課題を解決していく。

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最近のセキュリティ脅威と対策の方向性   ──多角的アプローチから求める最適解 真田 大志

セキュリティ対策は「情報セキュリティ」から「サイバーセキュリティ」へと変化した。サイバーセキュリティには「技術的な対策」「人的な対策」が必要であり、それぞれの対策は相関関係がある。ネットワーク分離は効果的な技術的対策だが、これのみで脅威を防げるものではなく、多層的な防御が必要になる。多層防御で検知をしなければ、監視ができず、監視をしていてもスキルを持った要員がいなければインシデント時に対応ができない。そのための要員は育成する必要がある。これらの対策はどれかを選択するのではなく、すべてを多角的に組み合わせて実施しないと望む効果は得られない。

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