JP/EN

 

Foresight in sight

ユニシス技報

技報検索

2002年2月発刊 Vol.21 No.4 通巻72号
「ASP事業を支える基盤技術 — 所有から利用へ」

ASPプロファイル 津田耕二

ASP(Application Service Provider)プロファイルは,ASP事業者が顧客に満足してもらえるASPサービスを,短期間に,かつ低コストで立ち上げることを目的として,ASPシステムの構築・運営について記述したものである.本稿では,ASPプロファイルについて,ASP事業を行う上で必要となるソフトウェアとハードウェアのアーキテクチャや共通サービスの定義,ASP事業の企画から運営までのプロセスフロー等に焦点を当てて述べる.  ASP事業者は,ASPプロファイルに基づいたサービスを受けることで,顧客への付加価値サービスを通して事業目標を達成することができる.

ダウンロード[PDF] (381KB) >

ASP基盤Kiban@asaban 川辺治之

企業内及び企業間システムが多様化・複雑化し,それらの構築及び運用管理コストが増大する傾向にある.この問題を解決するために,システムの構築及び運用をアウトソーシングするモデルが登場し,その一つにASP(Application Service Provider)モデルがある.本稿では,ASPが登場した背景及び現状と,多様なASPサービスメニューに対応するためのASP基盤として,日本ユニシスが2000年8月より販売を開始したハードウェア,ソフトウェア及びエンジニアリングプロセスを包括的に提供するサービスであるKiban@asabanの概要と,それを実際に提供した結果の評価について述べる.

ダウンロード[PDF] (68.8KB) >

ASPに求められるゲートウェイ構築 布村知靖

インターネットの急速な普及に伴い,ASPと呼ばれる新しいビジネス形態が出現した.Kiban@asabanは,eビジネス事業者に対して短期間かつ安価にアプリケーションホスティング環境を提供するASPサービス基盤である.本稿では,Kiban@asabanの中でも,ゲートウェイシステムに焦点を絞り,各種要件とその実装について述べる.また,高品質のサービスを短期間・安価で実現するために取り組んだ標準化についても述べる.

ダウンロード[PDF] (87.5KB) >

ASP基盤のためのアプリケーションサービスの自動開閉処理 五十嵐 智

Kiban@asabanでは,アプリケーションサーバが提供するサービスを,ゲートウェイサーバを経由してインターネットへ提供する.ゲートウェイサーバではアプリケーションサーバの障害発生と障害復帰を検知し,自動的にサービス画面の開閉処理を行っている.これを汎用的に実現するために必要となる要素について検討し,Kiban@asabanでの実装方法を述べる.

ダウンロード[PDF] (102KB) >

Web認証と連携した顧客管理 山田繁夫

本稿ではASP(application service providers)事業者のための顧客管理システムとそれと連携して動作する認証スキームのソフトウェアアーキテクチャについて論じる.ASP事業者が日々の運営で把握しなければならないデータは多様にあるが,一般的なデータセットを定義することができる.このようなデータセットとして,顧客,利用者,アプリケーションアカウント,利用契約,等のエンティティとそれらの関連を示し,さらに,アプリケーションアカウントの単位でデータを管理する場合に必要な要件を二つ挙げる.Kiban@asabanシステムアーキテクチャは,ゲートウェイ,アプリケーション,データベースの3層モデルで構成され,それぞれの階層に多様なサービスコンポーネントが存在する.このアーキテクチャでは,ゲートウェイ層はセキュリティポリシーを管理する制御点となり,利用者の認証は認証コンポーネントが担当する.コンポーネントアーキテクチャを採用したことにより,ASP事業者は自サイトのセキュリティポリシーを満たすように認証方法を選択し,それを動的に構成することができる.

ダウンロード[PDF] (51.8KB) >

ASPにおけるコンピュータセキュリティ 藤田一広

情報技術の進歩やネットワークの発達により,企業の情報システムへの依存度がますます高くなってきている.これにともない,不正利用や情報システムの不具合といった各種脅威によって発生する損失も増大する傾向にあり,今までよりさらに,コンピュータセキュリティへの関心が高くなってきている. 企業の情報システムへの依存度が高くなる反面,一般企業ではセキュリティやシステム構築などの技術や運用要員の確保が難しく,専門企業へのアウトソーシングやASP(Application Service Provider)の利用を検討する傾向にある.  このような背景のもと,本稿では,ネットワーク接続を行なうコンピュータシステムのセキュリティについて述べるとともに,ASPにおけるセキュリティの特徴,および,日本ユニシス(以下,当社)が提供するASPのセキュリティ対策などについて述べる.

ダウンロード[PDF] (259KB) >

ストレージサービスプロバイダの技術基盤 平田慎一郎

ファイバチャネル技術*1をベースとしたストレージエリアネットワーク(SAN)が,ストレージサービスプロバイダ(SSP)という新たなビジネス形態をもたらした.本稿はストレージの新しい技術であるSANとネットワークアタッチドストレージ(NAS)を紹介した後,現在SSPが提供しているサービスに触れる.次にSSPを構成する要素であるサービスレベル,ストレージプール,データ保管およびSSP運用管理について記述する.しかしSSPビジネスを展開するには,多くの制約が存在するので,現在のSSPの技術的課題をデータ可用性,バックアップ,データ保護保証およびSAN管理といった観点から考察する.  最後に今後SSPが注目しているIP SANなどの技術的トピックスを紹介する.

ダウンロード[PDF] (110KB) >

Kiban@asabanおよびLUCINAを適用し構築したFEDIシステムとフレームワークの紹介 藤井伸行,小川昭彦

本稿は,統合アプリケーション・ホスティング・サービスであるKiban@asabanおよびコンポーネント開発技法であるLUCINAを適用して構築したFEDI*1システム,およびFEDIシステム構築時に定義したアプリケーションのフレームワークの紹介である.  Kiban@asabanのプラットフォーム,共通サービス,および運用サービスを利用することで,決済サービスを担える,安全でかつ高信頼システムの短期構築が可能となる.また,LUCINAをベースにして,拡張性をもったフレームワークをデザインし,業務アプリケーション構築に適用することで,品質のばらつきを抑え平準化したシステム開発を短期間で行うことができる.

ダウンロード[PDF] (234KB) >

リバース・オークションによるインターネット調達システムの構築事例 宮本智之

製造業におけるコスト削減策のひとつとして,インターネット調達が注目されている.本稿では(株)すかいらーく殿(以下,すかいらーく)における同システムの構築事例を紹介し,その機能概要と構築経緯,ならびに現在までの運用結果にもとづく業務効果や課題についての報告を行なっている. また,合わせてこの事例をヒントとして,インターネット・サービスにまつわるシステム構築のアプローチとASP活用の関係についての整理を試み,論述を行なうものである

ダウンロード[PDF] (156KB) >

PDF形式のデータをご覧頂くにはAdobe Reader(無償) が必要です。
ダウンロードはこちら >

Get ADOBEREADER