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ユニシス技報

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2007年5月発刊 Vol.27 No.1 通巻92号
「製造、物流」

技報92号は「製造、物流」特集として、日本ユニシスグループの製造、物流分野における取組みと開発事例を紹介しています。生産管理システム再構築における課題整理、ERPパッケージを用いた原価計算、コストダウンと顧客満足を両立させるサービス・パーツ最適在庫システム、中堅・中小企業へのERP導入事例、物流情報系システム分析シナリオの紹介といった5編の論文と、(株)ニチレイ様冷蔵システム再構築の事例紹介記事を掲載しています。

製造,物流分野におけるシステム再構築の傾向と課題 苅田正春

本特集号は日本ユニシスグループの製造,物流分野における開発事例と取組みを紹介し,今後のシステム再構築の一助となることを目的としている. 景気回復により情報投資は確実に拡大傾向にある.内部統制に代表される制度対応,団塊の世代の大量退職(いわゆる2007年問題)に起因するシステム再構築,個人情報漏洩対策等対応すべき課題も多い. 本稿では生産管理システムを題材にシステム再構築において業務システムに求められる課題を整理し,対応の方向性を考える.

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制度変化がもたらす原価計算の重要性とERPの効用 後藤茂成

度重なる制度変化に追従するために,ERPを活用するバックオフィス系業務支援システムの更改が通常の動きとなってきた昨今の状況で,業績評価の精緻化,開示される活動内容の正確性/迅速性が,より厳しく求められてきている. 以前の会計システム再構築では,決算整理向上の視点でシステム更改を進めている例も見受けられてきた.しかし現在では,開示内容の正確性がより厳しく求められてきている.この結果,基本情報の的確な把握という視点で,原価計算に求められるところが,以前にも増して大きくなってきていると言える. ここでは,理想と現実の狭間で格闘している原価計算について,ERPの利用を前提とする情報システムが支援できる範囲を考えてみる.

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サービス・パーツ最適在庫計画システム(Servigistics)におけるサービス・レベル設定の考え方 国分正博

販売した製品の修理用として使用される部品のことをサービス・パーツと呼ぶ.サービス・パーツには特徴がある.長年にわたって生産されてきた製品の修理用であるため種類が多いことや緊急出荷対応を必要とすることなどである. 「10年前のテレビが壊れた.修理用の部品がすぐほしい」という顧客の要望に応える.すなわち顧客へのサービス・レベルをあげるには,サービス・パーツを各地に,そして豊富に在庫すればよい.しかしこれは,サービスを提供する企業に過剰在庫をもたらし財務上のキャッシュフローを悪化させかねない.といって在庫を減らしすぎると顧客の要望に迅速に応えられない.このような特性のあるサービス・パーツの管理は「販売戦略」,「顧客戦略」,「サービス戦略」と密接に関係している. サービス・パーツの何の部品を,どこに,どれだけ置くかはサービス・パーツにおける戦略となり,いろいろな在庫の持ち方,物流のあり方が考えられる.これはサービス・マネジメントを必要とするビジネスになる.  サービス・パーツ最適在庫計画システムであるServigisticsは,コストダウンのための在庫,顧客サービスのための在庫という二通りの考え方のもとに,いかに顧客サービスの品質を落とさず,最適な在庫を維持していくかをサービス・マネジメントする.このサービス・マネジメントの中心がサービス・レベルの維持である. 本稿では,このシステム構築経験を基に,Servigisticsにおけるサービス・レベルの設定の考え方とそれを実現させるための仕組みについて解説する.

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製造業向け基幹システム再構築事例──ERPソリューションMACS.Eagle適用事例 戸田 靖

最近中堅企業・中小企業に対するERP導入提案が増えてきている.ERPは過去大企業に多く導入されてきたが,中堅・中小企業にもERPに対する認識や必要性が広がっていることがわかる.MACS.Eagleを用いERP導入を実現させたT社も中堅企業である.T社は,MACS.Eagleの生産管理を国内で最初に導入した顧客である. 本稿では,T社に対して適用した生産管理機能に着目し,提案活動時の評価作業の状況から,導入した際の適用結果までについて報告する.

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物流情報系システムに求められる分析シナリオとは 澤上多恵子

企業の物流活動は,グローバル化や商品ライフサイクルの短縮化のみならず,高齢化や少子化社会における人材不足等の社会環境を含めた変化の激しい状況に置かれている.そんな中,企業は毎年の継続テーマとして物流コスト削減や在庫の最小化,顧客満足の向上を目指した解決策を模索しているが,現実には自社物流を的確に把握できている企業は多くはない.  本稿では,物流活動における情報分析の視点や切り口といった物流情報系システムの特徴を解説した後,実際にシステムを適用した事例に基づき,その要件定義の進め方のポイントと,そこで活用された日本ユニシスの物流分析シナリオを紹介する.

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