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川畠成道さん社内チャリティコンサート開催

2007/10/23掲載
CSR推進部

10月2日、日本ユニシスグループの九州支社社員と家族、そして福岡市視覚障害者福祉協会を通してご招待した視覚障害者の方々(合計110名)が参加し、川畠成道さん社内チャリティコンサートを開催しました (会場:福岡国際ホール)。


川畠さんは全国を回る演奏ツアーの途中でしたが、翌日熊本で別のコンサートがあると言うことで、その前日に福岡に立ち寄ってくださり、この社内コンサートが実現しました。今年5月にも関西支社社員と家族を対象とした社内コンサートに演奏していただき、また、12月には例年通り日本ユニシス本社でも社内コンサートを実施できる予定ですので、今年は3回もご協力いただくことになります。

川畠成道氏チャリティコンサート風景

スケジュールが空いていたので、ということでしたが、プロの演奏家にとっては大切な練習や休暇の時間を削っての演奏、本当にありがたいことだと思っています。


川畠成道さんは視覚障害を負った幼少期にヴァイオリンと出会い、音楽の勉強をはじめたのですが、デビュー当初から通常のコンサートの他にも、継続的に国内外で平和・弱者に光を当てるチャリティコンサート活動を精力的に行っておられます。その目的は医療・福祉・教育から平和に至るまで多岐にわたりますが、たとえば、西アフリカ難民のためのチャリティコンサート、ウィンザー城での赤十字チャリティコンサートなどがあり、戦争や飢餓で苦しむ人々、そして視覚障害などのハンディキャップを持つ方々への強い励ましのメッセージとなっていると思います。

川畠さんは昨年の日本ユニシスグループ発刊のCSR報告書2006の中で「一人でも多くの人に音楽を聴いて欲しい、目が不自由な方を招待するニューイヤーコンサートも、一人では会場に来られない方に音楽を届けたいと思ったからです」と語っておられました。自らが障害を乗り越えるだけではなく、社会へのメッセージとして苦しい環境や障害を乗り越えられる可能性と、未来への希望を語りかけたいのだと思います。

11月4日に予定している日本フィルハーモニー交響楽団「第171回サンデーコンサート」(川畠さん出演)では目の不自由な方々を招待し、会場内外で社員によるサポート活動を継続しています。今回も約100名の方々をご招待しており、社員のボランティア募集とサポート講習会を開き準備しています。


なお、九州支社での社内コンサート、司会、受付、チャリティグッズ販売などに、ユニハート会員(日本ユニシスグループ社員による社会貢献クラブ)を含む社員ボランティアが協力し、当日集まった募金¥95,600は、西日本新聞を通じて西日本新聞民生事業団へ寄付されました。障害者施設や児童養護施設支援に役立てられます。


また、会場内で実施した盲導犬サポートセンターのチャリティグッズの売り上げの10%と、盲導犬募金箱への募金をあわせた\4,520は、日本盲導犬協会にて盲導犬育成に役立てられます。


日本ユニシスグループではこうした活動を社会貢献活動として継続していきたいと思っています。