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Foresight in sight

Technology Foresight

Technology Foresightとは

社会の変化やテクノロジーの進化は、現在の延長線上にない未来をもたらします。Technology Foresightは、ICTをはじめとするテクノロジーの視点で、5~10年先の未来像とその実現可能性を示します。

Technology Foresight 2021

リアル空間とサイバー空間の新結合によりサステナブルな社会をデザインする

Technology Foresight 2021 コンセプトムービー 10分01秒

エグゼクティブサマリー

2020年に発生したコロナパンデミックは、社会生活・経済活動を大きく揺さぶり、多くの社会課題を顕在化させた。私たちは、ウェルビーイング(幸福感)への意識が高まる社会に向け、人口や社会機能の集中と分散、グローバル経済危機への備えと対応、社会的弱者やデジタル弱者への支援、非常事態下における行政と個人の関係など、その在り方を問い直さなければならない。さらに、よりスケールの大きな観点から、ウイルスや地球そのものとの共生といったテーマも視野に入れる必要がある。

不確実性が増す社会において様々な課題に向き合うために求められるのが、羅針盤としてのForesightである。Foresightが示されることで目指すべき未来社会の解像度が上がり、「何を」「どのようにしていくべきか」を検討できるようになる。パンデミックに向き合う中で人々は改めて社会のサステナビリティ(持続可能性)に対する意識を高め、「ありたい未来=ToBe像」や「解決すべき課題=ToDo像」として認識するようになった。こうした情勢を踏まえて5〜10年先を展望・洞察し、目指すべき未来社会の実現に向けた戦略を再設計することが求められる。その上で一つ一つの課題をどうテクノロジーやエンジニアリングによって解決するのか、どうデジタル技術を活用して企業システムやビジネスをデザインするのかを考えていく必要がある。

Technology Foresight 2021は、サステナブルな社会の実現に向けた戦略設計のヒントとなることを意図し、「ワクワクする未来」の創造に寄与することを目指す。今後10年を視野に、第1章ではサステナビリティ実現に向けた社会のニーズやビジネスの様相、第2章ではサステナビリティを実現するためのデジタル技術の特徴やトレンドを紹介する。第3章ではリアル空間とサイバー空間の新たな役割・関係に着目し、両者の「つながり」を整理することで、サステナブルな社会のデザインに資することを試みる。

3章で述べるように、リアル空間とサイバー空間の関係・役割を見直すことにより、新しい「つながり」が生まれる。つながりから様々な可能性が芽生える。その中には上記のような社会課題解決への芽があるだろう。芽を育むのもまたビジネスエコシステム等を通した「つながり」である。人や企業や産業がつながりながらしっかりと芽を育てていくことで、サステナブルな社会は実現するだろう。

第1章 サステナビリティを軸に進化する未来社会

人・コミュニティ× サステナビリティ

取り上げるテーマは「ウェルビーイング」「パーソナライゼーション」である。ある研究結果によれば、幸福感の高いメンバーで構成される組織はそうでない組織に比べ30%以上生産性が高いという。ウェルビーイングは身体的・精神的・社会的健康のサステナビリティ指標として今後様々なビジネスの目的となり、一人一人に合わせてパーソナライズされたサービスが広がっていく。

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社会・公共 × サステナビリティ

取り上げるテーマは「ジェロントロジー」「インクルーシブシティ」「レジリエントシティ」である。多様性の包摂という価値観のもとで社会のサステナビリティが推進され、安全安心・公平の確保も促進される。災害等の非常事態に対して強靭な街がつくられていく。

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企業・産業 × サステナビリティ

取り上げるテーマは「RegTech(レギュレーション×テクノロジー)」「生産性向上」「遠隔コミュニケーション」である。労働人口減少が続く中で、企業・産業はコンプライアンスにも対応しながら、デジタル技術を活用して生産性向上に取り組み、サステナビリティを追求していく。

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地球・環境 × サステナビリティ

取り上げるテーマは「サーキュラーエコノミー」「電力エネルギー需給の最適化」である。化石燃料から発生する温室効果ガスが気候変動を起こすなど、地球資源の利用による環境ダメージが憂慮されている。地球環境と社会経済の両立に向けた様々な取組みを通して、地球全体のサステナビリティが目指される。

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サステナビリティ実現の基盤となるトラストワージネスとレジリエンス

サステナビリティを脅かす社会・環境リスクに備えた社会システムの構築にあたっては、トラストワージネス(適正なリスク認識と準備対応が生み出す信頼性)と、レジリエンス(想定外の事象に対応し迅速に回復できる力)が重視され、社会・経済の様々な仕組みづくりに反映される。

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第2章 サステナビリティを実現するためのデジタル技術

「つながる」社会を実現するためのデジタル技術

デジタル技術は、人、モノ、データ、プロセスをつなぐことで新たな可能性を生み出す。様々な情報をデータ化してサイバー空間へ転送し、処理した結果をリアル空間へフィードバックすることにより、既にあるつながりを進化させたり、新たなつながりをつくることができる。

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「賢い」社会を実現するためのデジタル技術

データから検出した規則性(特徴量)を基に推論や予測を行う技術は目覚ましい進化を遂げ、AI の普及を加速させた。こうしたデジタル技術を通してリアル空間とサイバー空間とがつながることで、知覚や記憶といった人の能力が拡張されると共に、現実世界そのものがより洗練され、社会やビジネスのさらなる効率化・最適化が実現する。 AIは今後も世界を「賢くする」技術として期待される。

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「誰一人取り残さない」社会を実現するためのデジタル技術

デジタル技術は、人と人のつながり、健康な生活、自己実現などに寄与することで、ウェルビーイングを高める。生命科学分野との融合によりさらなる進化が期待される。

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「信頼できる」社会を実現するためのデジタル技術

人、モノ、ビジネスなどが「つながる」世界では、信頼が重要である。デジタル技術は「つながる」世界をつくると同時に、その世界を信頼できるものにしていかなければならない。

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トラストワージネスの再定義

情報システムにまつわる信頼性確保の取組みは、従来はリアル空間とサイバー空間とが個別に検討されていたが、今後は両者の融合を前提としたトラストワージネスの確立(再定義)が課題となる。トラストワージネスを踏まえたシステム設計やテクノロジー適用にあたっての検討ポイントを以下に例示する。なお、多様なテクノロジーの選択肢が提供され、かつ選択の自由が保証されていることが、いっそう重要になってくるだろう。

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第3章 新しい「つながり」でサステナブルな社会をデザインする

1章で見た通り、新しい未来社会に向かって様々な現実が変化しはじめている。これまで当たりまえとされていた旧来の垣根があらゆるセクター(人・コミュニティ/社会・公共/企業・産業/地球・環境)で取り払われつつあり、言わば世界は新たな「つながり」を通して新たな「可能性」を生む土壌として再造成されようとしている。この土壌を耕して可能性の芽を育むためのツール、それが2章で見てきたようなデジタル技術である。
本章では、「新たなつながりが新たな可能性を生む」という観点から、リアル空間とサイバー空間の役割・関係に着目し、その「つながり」の整理を試みる。また、サステナブルな社会を「デザインする場」の在り方についても考える。

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